NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、夢を追う彼に、やる気が感じられずモヤモヤしてしまう相談者さんからのお悩みです。

萌さん、こんにちは。
いつもインスタグラムで娘さんの動画に癒されています。
今日は付き合って3ヶ月の彼とのことでご相談したく、これを書いています。
いま、私は24歳。彼は3つ下の21歳です。
彼は俳優を志しており、たまに舞台の稽古に行っているのですが飲食店でのバイトに行く時間と回数の方が多く、俳優としての仕事をしているのをこの3ヶ月見たことがありません。
俳優を目指している人は毎日のようにオーディションを受けたりするイメージだったのですが…
ただ、あまり母親のように口うるさくなりたくもなく、仕事のことを聞けずにいます。
お金を稼ぐつもりもバリバリ仕事をしていくやる気も私にはあるように感じられず…
私と一緒にいたいから、と休みを合わせてくれるのは嬉しいのですが、休みが合わないくらい忙しくなってほしいというのが本音です。
私は転職して4月から新しい会社で正社員になり、仕事を頑張ってお金を貯めて2人で生活していきたいと思っているのですが、休みになると飲みに行こう、とか映画を観に行きたいとか言ってくるので彼はお金を貯めていくつもりもあるのかどうかわかりません。
お金の話となると中々切り出しにくいところもあり、真剣に話をすることもできずにいます。
彼にはきちんと伝えて話し合うべきですよね…?
私も萌さんのお家のように広いテーブルで、家族全員で朝ごはんをゆったりと食べる生活をはやくしたいです。
どうやったら彼をやる気にできるのでしょうか。
(24歳・女性・会社員)

こんにちは。

週末に人生で初めてぎっくり腰になり、11kgの娘を抱き上げることも、しゃがむこともできず、これまでの短い育児生活の中で一番の試練を迎えている気がします…。

自分には縁のないことだと思っていたのに、なんともあっけなく痛めてしまいました。

調子に乗らず安静にしたいと思います。

さて、お悩みの投稿ありがとうございます。

彼も相談者さんも若いですねぇ。

その年齢の彼には、貯金を沢山してほしいというよりは、せめて志していることにだけは、一生懸命突っ走っていてほしいですよね。

ただ、お母さんみたいになってしまうのが嫌という気持ちもよくわかります。

特に相談者さんは年齢も彼より上なので、甘えられすぎる関係になるのも避けたいですよね。

私も昔、何歳も年上の人のお母さんみたいになってしまって、路頭に迷う彼に、ついには職まで見つけてきて、心配のあまり毎日仕事終わりに車で迎えに行ったりしていたことがありました。

が、最後は自分が辛くなってしまった経験があります。(遠い目…)

恋人である以上、お母さんみたいになるのと応援するのは別で、暑苦しく言うと一緒に成長したいですよね。

「これからの二人のことどう考えてるの?」「貯金はしてるの?」なんて話をしても、きっと今の彼にとっては辛い話し合いかもしれません。

これがお互い10歳ずつ上であれば、上記のような話し合いをしてもいいかもしれませんが、今の二人なら「お互い20代のうちに叶えたいこと書き出してみよう!」とか、「これから一緒にやりたいことリスト書き出してみない?」とか、まずは、二人の中でWISHLISTを共有して、応援し合うスタンスを作るのが大切かなと思いました。

彼だけでなく、相談者さんも仕事が始まったばかりで、きっと新しい悩みや葛藤、野心が湧いて来るころだと思います。

彼にそれを共有できないでいると、彼は置いてきぼりのような気持ちになるかもしれないし、いつしか相談者さんも彼に対して「どうせあなたにはわからない」といった空気を醸し出してしまうかもしれません。

早いうちに、二人で二人の未来のためにお互いが頑張る、という方向にできるのが理想だと思います。

私も夫とは学生時代から付き合っていますが、このお悩み相談を見てから机の中を探して見たら、7年前に二人で願い事リストを書いていたものを見つけました。

「今日の新月ってすごいパワーがあるみたいだから一緒にやってみよう!」と私が誘って、夫は月の満ち欠けには全く興味がありませんが、二人で寝室に貼ったのをなんとなく覚えています。

叶ったものも叶っていないものもありますが、こうしてお互いがWISHLISTを書いてみると、応援もできるし、普段の会話も気を使うことなく、彼の希望に近しいオーディション情報を見つけたら勧める、なんてこともできるかもしれません。

現実的な話し合いはもちろん大事ですが、そこに二人の夢がなければ本末転倒です。

相談者さんがテーブルを囲んで家族全員で朝ごはんを食べたいという夢も、彼にちゃんと共有することで、彼だって少しずつそっちの方向を向いてくれるはず。

二人の中での正解の形を見つけてみてくださいね。

応援しています!

 

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