コラム「週末、夫婦でおうち食堂」では、週末に夫婦でのんびりキッチンに立って、季節を感じる食材を使い、簡単に作れる一品料理をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、タケノコの炊き込みご飯。
タケノコはえぐみ(アク)が強く、アク抜きしないと食べられないと思われていますが、収穫から間もない新鮮なタケノコや、“マタケ”という品種のタケノコは、アク抜きをせず食べることができます。
えぐみの正体は「シュウ酸」と「ホモゲンチジン酸」。
シュウ酸は水溶性なので、水にさらすことで幾らか抜くことができます。
ホモゲンチジン酸は、アルカリ性のものと合わせると取り除けます。
スーパーで売っているタケノコも小さいものであれば、この調理法で美味しく食べられます。
こんな豆知識も食卓を彩るスパイス。
タケノコの炊き込みご飯
作りやすい分量
・水 600cc
・タケノコ(手のひらサイズの小さいもの)1本
・創味シャンタン 小さじ1
・バター 20g
・塩昆布 5g
・三つ葉 適量
・山椒(なければ省く)適量
・醤油 お好みで
作り方
1.たけのこの中央に切れ込みを入れたのち、皮を剥いていきます。
2. 根の跡があるブツブツした部分を切り落とし、縦に4当分にした後、いちょう切りにします。
3. たっぷりの水にさらして、アクを抜きます。
4.ご飯は軽く洗っておきます。
普通に洗うよりもちょっと手抜きでOKです。
とぎ汁が白濁するくらいで止めておいて、白濁した水でたけのこと一緒に炊きます。
5. 炊飯器に、米、水、たけのこ、創味シャンタンを入れて炊飯します。
6. 炊き上がり、おかまの蓋を開ける時のワクワクはぜひ二人で楽しみましょう。
タケノコの香りは、春を感じる瞬間です。
7. 炊き上がったご飯に、バターと塩昆布を入れてよく混ぜて、三つ葉を散らしたら完成です。
お好みで山椒をかけたり、醤油をかけるなどアレンジしてください。
ワンポイント
食べきれなかった分は、おにぎりにしてみましょう。
バターを混ぜたご飯は、水分が抜けにくく冷めても美味しく食べられます。
旬の美味しいタケノコで、ぜひ作ってみてくださいね。
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