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器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。

器初心者さんのお買い物の参考になる情報を毎月お届けしています。

 

東京では桜もすっかり花開いたこの頃。

だんだんと春めいてきた季節に合わせて、暮らしも食卓も少しずつ軽やかにしていきたいものですよね。

今回は、ワンアイテムで軽やかさを演出してくれる、植物素材でできたカゴの使い方をご紹介します。

 

季節のフルーツをインテリアに

暮らしに季節の彩りを足したいとき、季節のフルーツをテーブルに置いてみてはいかがでしょうか。

お花とはまた違う、素朴さと甘い香りが部屋をさりげなく華やかにしてくれますよ。

軽やかな素材のカゴに入れれば、見た目も重たくなりすぎず、気取らない季節のインテリアに。


(カゴ:Today’s special)

つい冷蔵庫の奥深くに入れたまま忘れ去って、悲しい姿にしてしまった、なんてことも防げそうです。

 

たっぷり買ってきたパンを盛り合わせに

パンの盛り合わせを自宅で楽しむなら、カゴを使うのがぴったり。

いつものパン屋さんのパンをスライスして、ぎゅっとカゴに並べれば、それだけで幸せな食卓になりそうです。


(カゴ:moily)

盛り付けが決まりやすいのは、お皿感覚で盛り付けられる平たい形のカゴ。

すこしずつ違うパンの断面をしっかりのぞかせて、小さなパンビュッフェ気分を楽しみましょう。

植物素材のカゴをひとつ加えることで、コーディネートを軽やかにしつつ、深みを出すことができますよ。

 

野菜の収納を摘みたて風に楽しむ

野菜室に収納しておかなくてもよい常温保存の野菜たちは、カゴに入れて置いておくのもおすすめ。

通気性がよく、丈夫なものを選べば、保存容器としても問題なしです。

ちょっと畑から採ってきました、なんて雰囲気をキッチンで楽しむことができますよ。

日光があたると芽が出てしまうじゃがいもなどの野菜は日陰においておくのがポイントです。

食器棚やカウンターに置いておけば、野菜たちの探し物が減って、料理もさらに楽しくなりそうです。

 

手持ちの道具たちを、季節に合わせて少しずつ登場させてみるだけでも、部屋や食卓に新鮮な気持ちで楽しむことができます。

ピクニック用に買ったけれど、しまいこんだまま眠ってる…なんてカゴがあれば、ぜひこの春は活躍させてみてくださいね。

 

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読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
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