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器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。

器初心者さんのお買い物の参考になる情報を毎月お届けしています。

 

お店で素敵な器がたくさん並んでいても、自分が買うとなると、ついつい間違いのない「白い器」を選びがちだったりしませんか。

そんな方には、こなれたコーディネートを作りやすい上に、どんな料理にも合わせやすい、くすみカラーの器がおすすめです。

強い発色ではないのでのせる料理をあまり選ばず、白っぽい料理も素敵に見せられるので、使い勝手は抜群ですよ。

今回は、くすみカラーの器と盛り付ける料理の合わせ方について紹介します。

 

 ×同系色のメニュー


(黄色い器:鈴木史子、縁取りのあるお皿:遠野秀子、グラス:おおやぶみよ)

器と料理を同系色で合わせると、しっくり馴染みます。
例えばイエローや青の器に、グリーンのサラダやスープも馴染みやすい組み合わせです。
器だけでなく盛り付ける料理もくすみカラーでまとめれば、飾りのハーブを添えるだけでぐっとしまった印象に。

 

 ×ビビッドカラーのメニュー


(プレート:田中直純)

テーブルを華やかにしてくれるビビッドカラーのメニュー。
白や黒の器に盛り付けるとビビッドさがしっかり際立つけれど、それだと派手すぎると感じたら、くすみカラーの器に変えてみてください。
背景のトーンが柔らかくなるので、ナチュラルな華やかさを出すことができますよ。

 

 ×白系のメニュー


(プレート:川口武亮、グラス:iitttala、アルミ皿:アンティーク)

万能カラーの白い器だけど、唯一合わせにくいのが白系の料理。
くすみカラーの器なら、そんな白系の料理とも相性バッチリです。

例えば、色付けは同じ白でも、陶器の地肌がかすかに見えている器なら、白系の料理を寂しく感じさせません。
白で統一させながらも、質感の違う飾りつけをさらにプラスすると、よりしまった印象のプレートにすることができますよ。

 

器の合わせ方も、洋服と同じ感覚で色の組み合わせとして考えてみると、ぐっとコーディネートが楽しくなるかもしれません。

洋服でもこなれたコーディネートを作りやすいくすみカラー。

手持ちは白い器ばっかりという人はぜひ試してみてくださいね。

 


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