梅雨の時期に入り、なんだか毎日身体が重たく疲れやすい…
そんな時にはビタミンをたっぷり補給して暑い夏に向けて備えたいところ。
今日ご紹介するお料理は、出汁から作るすだち蕎麦。
夏の暑さも忘れさせてくれる、澄み切ったかつお出汁と、すだちのツンとした酸味。
基本のかつお出汁の引きかたを改めて見直して、汁まで美味しい一杯を作ってみましょう。
出汁から作るすだち蕎麦
材料(2人分)
・蕎麦…200g
・すだち…2個
・水(出汁用)…500ml
・かつお節(あれば厚削り)…20g
・醤油…小さじ1
・塩…1g
・大根おろし(お好みで)
作り方
1.鍋にお水500mlを入れてお湯を沸かし、沸騰したら、かつお節を入れて弱火で2分煮出します。
2.ペーパーを敷いたザルの上で【1】の出汁を濾します。
3.【2】で濾してできたかつお出汁の粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。
4.【3】で冷やしたかつお出汁に醤油と塩を入れます。
5.お鍋にたっぷりのお湯を沸かし、蕎麦を茹でます。
(茹でる時のお水の量や、茹で時間は蕎麦の種類にもよるので、商品の説明書きを参考にして下さい)
6.蕎麦が茹で上がったら、お湯を捨て、流水で冷やします。
7.すだちを薄くスライスします。
8.出汁と湯がいた蕎麦を盛り付けて、すだちを上にのせます。
大根おろしを合わせて盛り合わせてもさっぱりと大人な味が楽しめますよ。
すだち蕎麦の嬉しい栄養ポイント
すだちの酸味は疲労回復をさせてくれるので、夏場には積極的に食べたい食材です。
抗酸化作用があり、血液をサラサラにしてくれます。
さらに蕎麦はイライラや疲れを抑えてくれるビタミンB1や肌の調子を整えるビタミンB2が含まれており、タンパク質も豊富なので、夏バテで栄養不足になりがちな夏にはおすすめのメニューです。
すだち蕎麦の付け合わせに、梅蒸し鶏もおすすめ。
(こちらは次回のコラムで作り方をご紹介します。)
じめっとした梅雨も、これからやってくる蒸し暑い夏も、さっぱり口当たりのよいレシピで夏バテ知らずの身体を作りましょう。