理想の髪で朝を迎えると、それだけで1日が
素敵になる気がしてくるから不思議です。
NEXTWEEKENDでは、
NY発のヘアケアブランド「スティーブンノル」と
コラボレーションし、毎日やってくる
朝の時間を #E朝に変えるヒントをご紹介していきます。
。
高山都さんに聞く、自分らしい毎日を楽しむ秘訣
連載最終回は、モデル・女優として活躍し、ランナーとしての姿やInstagramにあげる料理写真が話題の高山都さんと、NEXTWEEKEND代表・村上萌の対談インタビュー。
いつもフレッシュな笑顔が絶えない高山都さんに、#E朝 のヒントをはじめ、自分らしく心地いい日々を過ごすための秘訣を聞いてきました。
忙しくても #E朝 を楽しむ
美味しい朝ごはんが食べられる、クリントン・ストリート・ベイキング・カンパニー
Moe:私の朝を楽しむコツは、やっぱり朝ごはんだな。とはいえ毎朝ごちそうを作れるわけではないから、要領よく作るようにしてる。
そんなに丁寧じゃなくても良いと思ってて、仕上げだけ気合いを入れるの。
あと「絶対に夫より30分早く起きる!」と決めていて、その制限時間内に完成させるのをゲーム感覚で楽しむようにしているかな。
夫が起きてくるタイミングで、アツアツの朝食を出せるように挑戦している感じ。
そういう楽しむコツを取り入れれば、朝に弱くても楽しめると思う。
Miyako:それすごく素敵だね。私は「30分早く寝る」のが朝の時間を作るコツかなあ。
たとえばなんとなくテレビを見ちゃうとか、なんかダラダラしちゃってるなと思ったらスパッとやめて、寝る!
それで、夜の30分を朝の30分に回すの。
あとは、一度決めたら絶対にやるっていう気合いも大事かな。
「明日の朝は走ろう!」って決めたら、絶対に走る。
今は週に3~4回は走っているんだけど、朝日を浴びるとパワーをもらえる気がして、細胞が生き返っていく感じがするのね。
ちなみに今日も #E朝 のインタビューなのでしっかり走ってきました!
Moe:わかる!「前日に決めておく」のも #E朝 作りのポイントだよね。
たとえば、使いたいお皿を用意しておくとか、飾りたいお花を買っておくとか、そういう小さな楽しみを用意しておくと早起きできる。
食べ物とかお花は期限があるから、「今日しかできない!」と思って取り組みやすいよね。
だれでも眠い朝は意思が弱くなっちゃうから、気持ちを切り替えるきっかけを作るのが大事だと思う。
Miyako:そうだね!あと私も朝ごはんも10分くらいでチャチャッと作るんだけど、栄養バランスには手を抜かないようにしてる。
彩りもポイント。色も赤・黄・緑を取り入れるようにしていて、足りない時はお皿で色をプラスするの。
ビタミンカラーって言うけど、目からもビタミンを食べる感じ。
お皿選びができるようになると、「今日は和風のお皿を使おう」「トマトの赤に青を合わせてみよう」とか、食卓作りを楽しめるようになるの。
これも時短でできる楽しみ方だと思うな。
Moe:みやちゃんの料理って、本当に美味しそうだよね。
それに日々どんどん素敵になっていくように感じる!
Miyako:本当?うれしい!料理はプロじゃないけど、「このジャンルの中でいちばんになりたい」って気持ちは強いかも。
せっかくやるんだったらかわいく楽しくやりたいし、ワクワクしたいじゃない?自分のやりたいことをやっているから、成長できるし前に進める。
やっている時の楽しさとか、次の景色が見えた時の達成感が好きなの。
自分の居場所は自分でつくれる
二人のお気に入りの週末の朝の過ごし方、ファーマーズマーケットでの食材調達
Moe:みやちゃんのInstagramは自然な笑顔と料理でいっぱいだよね。
Miyako:ありがとう!「好きなことを一生懸命やる」っていうのを30代のテーマにしたら、いろいろ見えてきたのね。
実は、20代の頃は迷走してて。みんなと自分を比べて、自分がどこにいるかわからなくなっちゃったの。
結局「自分の居場所がない」って思うから比べちゃうし、楽しくないんだよね。
私がいる世界は人と比べられる世界だから、「どれか1本でいちばんになれないなら、何本も柱を作って勝負しよう、自分でたくさん柱を作ろう」と決めたのね。
そしたら楽しめるようになった。今は、人はどこにいたって居場所を作れると思ってるよ。
Moe:すごい……その自分で作った柱のひとつが朝ごはんやランニングなんだね。
ブログやSNSで発信する時に気を付けていることはある?
Miyako:見た人がネガティブに感じることは絶対に発信しない!
「明日もがんばろう」とか「私もやってみたい」と思ってもらえたら嬉しくて。
たとえばランニングのこともストイックに発信しすぎず、「朝にふらっと走ってきた」など普段の要素も入れたりして、見た人も気軽にチャレンジしたくなるようなテイストは心がけてるかな。
コンプレックスをガソリンにして前に進む
Moe:それからみやちゃんといえばフルスマイルだよね。
あの100%の笑顔を見ると可愛いなあってすごく思うけど、私がやると余計まんまるになってしまう…(笑)
Miyako:丸くないよ!(笑)私はビューティーモデルをやっていた時は、実はこの自分の笑顔がコンプレックスだったの。
モデルは指名数で人気もわかるし、「どうやったらモデルとして残れるんだろう」っていつも悩んでて。
そんな時、とある現場で「ハッピーを表現して」って言われて、思いっきり笑ってみたの。
普通ビューティーモデルは思いっきり笑うのはNGなのね、笑うと目が細くなるし、皴もできるから。
でもその写真がすごく好評で、電車の釣り広告にも大きく使われたりして、それで「そっか、私の笑顔は個性なんだな」って気付いて、隠してた笑顔をむしろ自分の武器としていこうって決めたんだ。
Moe:そうだったんだ!確かに、思いっきり笑っているモデルさんって珍しいかも。
Miyako:うん。顔の筋肉を使って笑った方がコンプレックスも隠れるし、「顔が崩れちゃう」とか気にしないで笑った方がいいの。
顔もキュッと上がってリフトアップするし、口角を上げて笑うと楽しさが伝わるし、いいことだらけだよ。
Moe:私も大学でミスコンに出た時、笑顔の練習をしたよ。
当時学校に候補者の写真がズラッと並んでいて、みんな笑顔なんだけど、私だけ真顔みたいだったの。
その頃は自分に自信がなくて、負けたくないから最初から勝負しないようにしてたのね。
そのくせ人とは違う何者かになりたくて、常にそうなれない自分がコンプレックスだった。
ミスコンも最初は「友達に申し込まれた」って言い訳っぽくしていたけど、ある時「出るならがんばらないと意味ない」と思って努力するようにしたの。
20歳まで何にも挑戦しないで生きてきた私が、初めて正面から自分と向き合った瞬間だったんだよね。
結局1位になれたけど、1位になれたことよりも勝負しようと向き合ったことが大きかったな。
誰かに認められて自信がついたというわけではなく、「今の自分と向き合って生きていこう」と自分自身で腹をくくれるようになったんだと思う。
Miyako:まず自分のことを受け入れるって大事だよね。
「腹をくくる」って表現、すごくしっくりくる!
Moe:そう。そして「腹をくくる」とは「今のままでいいや」っていう諦めた受け入れではなくて、受け入れた上で「これからどうなりたいか」を考えて、今のモヤモヤを前に進むためのガソリンにすることだと思ってる。
嫌なことも、全部燃料になるから。
Miyako:萌ちゃんって男前だよね!
萌ちゃんに限らずだけど、ブレない女の子って魅力的だと思う。
好きなものを「好き」って言えて、やりたいことを「やりたい」って言えるような子。
それにはきっとそういう自分を受け入れた強さがあってこそなんだろうな。
「みやちゃんをイメージしたブーケだよ」と男前な(?)プレゼント!
ヘアスタイルも常にアップデートする
Miyako:自分をきちんと理解するにあたって、自分に合うものを知っているのも大事だよね。
流行のヘアスタイルや洋服でも、自分には似合わないこともあるじゃない?
萌ちゃんの髪型って、ナチュラルに見えて実は綿密に計算されていそうだよね。すごく似合ってる。
Moe:ありがとう!自分の素材を知っているから、どうやったら自分がちょっとでも良く見えるかは考えているかな。
ボブの方が自分の顔に馴染むって気付いてからは基本この長さ。
あと髪の毛は、香りにもすごくこだわってる。
実は、小学校2年生くらいの時から意識していて、当時クラスメイトの女の子の帽子からすごくいい香りがして、その子は男の子からも「いい匂いだよね」って噂されて人気があったの。
その時「香りってこんなに印象に残るんだな」って実感して、その子と同じシャンプーを買ったりして(笑)。
大人になった今でも「自分はどんな香りがいちばん好きか」をよく考えてものを選んでるよ。
今回NEXTWEEKENDでコラボレーションしているスティーブンノルのアイテムは華やかだけど可憐な女性らしさもあって気に入ってる。
Miyako: 私もこの企画がきっかけでスティーブンノルを使い始めたんだけど、さっきも歩いてる時に自分からふわっと漂う香りにすごく気分が上がった。
朝お風呂に入るとスイッチが入って、新しい自分で1日をスタートできる気がするから好きなんだけど、そんな朝から一日中いい香りが持続するなんて嬉しいよね。
Moe:やっぱりヘアスタイルも #E朝の大切なポイントだよね。
髪型がちゃんときまった日は1日の気分が全然違う。
そんなチャンスが毎朝訪れるなんて、朝のヘアメイクの時間はラッキーな時間でしかない!
みやちゃんってすごくナチュラルなヘアスタイルだけど、カラーリングもしてないよね?
Miyako:うん、今は完全に地毛。今の自分がいちばん良く見えるのはこの色だなって思ったんだよね。
でも20代の頃は、この色が似合わなかった。30代になって自分を受け入れるようになってから、自然と内側からの自信が出てきて、「無理に外見を作りこまずに、ちょっと力を抜いた余裕を出そう」って思ったの。
私的に30代は「抜けるところは抜く」が大切だと思う。
歳を重ねるごとにメイクやカラーも重ねて隠そうとするんじゃなくて、あえてちょっと抜く。
その方が大人ならではのかわいさが出せるし、色っぽさもあると思う。
Moe:年齢に応じた魅力の出し方があるよね。
何がどう変わったか明確には分からないけど、5年前に大好きだった服も似合わなくなっていたり、逆に当時似合わなかったものがしっくりくるようになっていたり。
体や顔のラインも少しずつ変わってくるから、それを悲しむんじゃなくて、年齢に合わせた新しい魅力を見つけたいよね。
Miyako:うんうん。あと担当の美容師さんに「みやちゃんは外国の女の子がお風呂入っていない時くらいのナチュラルさを出した方が似合う」って言われて(笑)。
スタイリング剤を使って、あえて無造作にしてるよ。
でも無造作って一歩間違うとボサボサに見えてしまうから、元の髪の質感がきれいなのが必須。ケアはしっかりしてツヤを保つように気を付けてるよ。
Moe:そうだね。それこそスティーブンノルのアイテムがすごくぴったりで、私も使い始めてから最近社内のスタッフにも髪ツヤが良くなったと言われたの。
私はエターナルシャインオイルを毛先につけたあと、根元の方までなじませて、最後に頭皮をマッサージしてる。
パサついた毛先がまとまるのはもちろん、新しく生えてくる毛質も変わってきたような気がしてる。
Miyako:頭の皮膚は顔とも繋がってるから、朝のヘッドマッサージは顔もすっきりしていいよね。
私もやってみようっと!ヘアスタイルやヘアケアは常にアップデートしていくのが大事だし、それが楽しいよね。
(提供元):スティーブンノル