フードコーティネーターの鈴木麻友子さんによるコラム「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。
待ちに待った桜ももうすぐ咲く季節。
今日は味覚でも桜を楽しめるよう、桜の塩漬けを使ったかわいいマフィンのレシピをご紹介します。
桜の香りと相性のいいあんこ、そしてあんこと相性のいいクリームチーズを掛け算したよくばりマフィン。
甘すぎず優しい味のマフィンは穏やかな春にぴったりです。
マフィンの材料(6個分)
桜の塩漬け…12枚
薄力粉…120g
ベーキングパウダー…小さじ1
きび砂糖…30g
バター…30g
あんこ…100g
卵…1 個
牛乳…50ml
<クリーム部分>
バター…20g
クリームチーズ…80g
粉砂糖…大さじ3
マフィンの作り方
1.桜の塩漬けを20〜30分水に浸し、塩抜きして水気をきる。半量をみじん切りにし、残りは飾り用にする。
2.室温に戻したバター、砂糖を白っぽくなるまで泡立てる。
3.あんこ、卵、牛乳を順に加えて混ぜ合わせる。
4.桜の塩漬けのみじん切り、薄力粉、ベーキングパウダーをふるって加え、ヘラでさっくりと混ぜ合わせる。
5.型に入れ、180度に予熱したオーブンで30分ほど焼く。
6.次はクリームを作る。室温に戻したバター、粉砂糖を混ぜ合わせ、クリームチーズを加えてなめらかになるまで混ぜる。
7.粗熱が取れたマフィンにクリームをたっぷりと塗り、桜の塩漬けを飾る。
作るときのポイントは、バターをきび砂糖と混ぜる時にしっかりと空気を含ませて白くなるまで混ぜ合わせること。
その作業でマフィンのふんわりとした食感が変わってきます。
甘いマフィンの味を引き締めてくれる桜の塩漬けですが、かなり塩気が強いので、塩抜きの際に水に浸す時間を加減してくださいね。
クリームは慎重に塗らなくて大丈夫!ラフな感じもかわいいですよ。
マフィンの上手なラッピング
桜は香りをかぐだけで春がきたなーと感じさせてくれます。
この気持ちをおすそ分けしたいけど、クリームがついているマフィンは持ち運びが困難ですよね。
そこで簡単なラッピングをご紹介します。
まず、マフィンが入る大きさのグラスか透明なカップ、透明の袋、リボンを用意します。
どれも100円均一などで揃いますよ。
その中にマフィンを入れてリボンをするだけ。
簡単でかわいく、クリームがくっつかないのでオススメです。
春を感じさせてくれるマフィン、ぜひ作ってみてくださいね。
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