NEXT WEEKEND DATE

日頃から抱いている感謝や尊敬の気持ち。

どんなに身近な人でも“心の中で思っているだけ”ではなかなか伝わりません。

今回の #かぞくごと ではこちらの記事でもご紹介をした4つの切り口の中から“楽しみ方”をキーワードに「想いを込めて贈ること・伝えること」を集めてみました。​​

 

情報が多いことが必ずしも自由であるかというと、
それによって思ってもいなかった意見に左右され、
取り越し苦労をすることだってよくあること。
しなくてはいけないことに追われるだけでなく、
したいと思うこと、嬉しいこと。
かぞくごとでは、家族との時間をめいっぱい楽しむことを大切にします。

いつも側にいるからこそ気持ちを伝えることは照れくさくて難しいもの。

そんな人はぜひイベントや節目の力を借りたり、子どもを巻き込んだりして伝えてみてください。

#かぞくごと パートナーズの「想いの伝え方」や「贈り物のひと工夫」が、みなさんの参考になりますように。

#かぞくごと って?

家族との何気ない時間を楽しむためにNEXTWEEKENDが作ったSNS上のコミュニティ。今期は20人のパートナーズと企画を盛り上げていきます。
#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから

 

身近な存在だからこそ、
伝えたい気持ちを形にして

いつも側にいるからこそ、気持ちを伝えないまま過ごしてしまうもの。

家族への気持ちをあえて形にすることで、それが「あたりまえ」ではないことに気づけるのかもしれません。

 

昨年12月に弟が入籍したので、新しく家族の一員になってくれるお嫁さんに、何かプレゼントをしたいと思ったのがきっかけです。

✔️工夫・ポイント
・両親、弟、私、私の夫、私の息子から直筆のメッセージを集めてお渡ししました。

✔️エピソード
・⁡“字”には個々人の温度感が宿っていて、受け取ってくれた方の心に残るものだと思っています。これから始まる新生活、不安もあると思いますが、このメッセージカードを開いたときに“今”この時の気持ちを思い出し、“始まりはこんな感じだったな”と立ち返るきっかけになったら嬉しいです。

 

単身赴任にも関わらず、孫(子どもたち)に会うために毎週末東京-大阪間を帰ってきてくれ、溢れんばかりの愛情と時間をくれるじーじ&ばーばへ、子どもたちと一緒に贈り物をしたいと思いました。

✔️工夫・ポイント
・物はいらないという2人なので、ホッとひと息つく時間に子どもたちの顔を思い出してほっこりしてもらえるようなものを考えました。

・子どもたちと作ったおやつには、じーじ&ばーばそれぞれと子どもたちの手作り写真シールを貼って特別感を。コーヒードリップバッグは、直接手書きができるガルテンコーヒーのものを使い、子どもたちにお絵かきしてもらいました!

✔️エピソード
・元々は、じーじが東京へ行く道中にと作ったおやつでしたが、息子からもらうとすぐに食べていました。

・ラッピング袋に貼った手作り写真シールを丁寧にはがして保管している姿に、思わず笑いました。

 

想いを伝えたい相手として真っ先に思い浮かんだのは、いつも元気をくれる“娘と娘の友だちファミリー”でした。ありがとう!の気持ちを、これを機に伝えたいと思いました。

✔️工夫・ポイント
・娘のお友達が“くまさん”ブームなので“くまフィン”とくまのクッキーを作りました。

・物を買って贈る事も考えたのですが、かえって気を使わせてしまいそうな気がしたので、手作りのお菓子を作ることにしました。

・開けたときにテンションがあがるように可愛くラッピングをして、普段なかなか書けないお手紙も渡しました。

✔️エピソード
・娘と一緒にお菓子作りをするのは、とても楽しい時間でした。昨年“くまフィン”を作ったので2回目の挑戦でしたが、お菓子作りの流れがわかってきているのか作業がとても楽で感動しました。成長も見られて嬉しかったです。

・娘の描く“くまの顔”は優しげで可愛くて、ほとんどのくまは娘作。ラッピングも一緒にして喜んでくれるかなとワクワクする時間も楽しかったです。

・こっそり娘用にもラッピングをしておき、「いつもありがとう!」と渡したら、「ママもいつもありがとう!」とラッピングをしたクッキーをくれました。貰えると思ってなかったのでびっくり!ほっこりした気持ちになりました。

・お友達もとても喜んでくれたので作ってよかったなと思いました。気兼ねない関係だからこそ、感謝はしっかり伝えていきたいです。

 

旦那さんには、イレギュラー対応ばかりの仕事や私のやりたいことを優先させてもらっていて、息子を見てもらうことが多いです。急なお願いにも嫌な顔をせず、全然良いよと軽い感じで引き受けてくれるので、この人は神様かな?と度々思います。

この先も、家族それぞれがお互いのやりたいことを尊重して応援できる関係でいられるように、現状を当たり前と思わずに、ちゃんと感謝の気持ちを伝えたいと思ったのがきっかけです。

✔️工夫・ポイント
みんなの大好きなハンバーグで少し特別な夜ご飯を。わたしたち親と同じものを欲しがる息子の盛り付けもできるだけ同じようにしました。

・いつもありがとうを文字で伝えることも何だか照れくさいこの頃ですが、思い切ってやってみました。

✔️エピソード
・ハンバーグが大好きな息子が、「ぼちゅの(僕の)」と大きいハンバーグのお皿を欲しがる様子も今だからこその素敵な思い出。

・息子がこぼしたものを拭いたり、ハンバーグ大好きで親の分まで欲しがる息子を阻止したり…まだまだ食事を楽しむ余裕はありませんでした。でも、もう少し息子が大きくなって落ち着いて食べられるようになったら、この日のことを笑って話すのかな。そんな未来の食卓を想像しながら、それでもいま家族3人で食べるご飯の時間もとても幸せで、さらに2人の「美味しい!」が聞けて嬉しかったです。

・久しぶりに書いた手紙、息子にはたくさんのアンパンマンを、旦那さんにはたくさんのありがとうを。これからも私たちなりに家族というチームを作っていきたいと改めて思えました。

 

義両親にいつも感謝していることを伝えたかったからです。特にこの秋から冬にかけては様々なことが重なりとてもお世話になったこと、今月は義両親の結婚記念日があることも重なり、気持ちを伝えたいと思いました。物ではない形で、気持ちを込める方法を考えていて、ずっとあたためていた野心である紙刺繍を封筒にして、手紙を綴ることにしました。

✔️工夫・ポイント
・紙刺繍に加えて、孫が大大大好きな義両親に子どもたちからも何か…と考えました。

・以前から素敵だなと思っていた“子どもが描いた絵でラッピング”をすることに。子どもたちには家族の似顔絵を描いてもらいました。(実は何も言ってなかったのですが、かぞくの似顔絵を描いていました。)

✔️エピソード
・結婚記念日はまだなので義両親には渡していませんが(お義母さん、泣いちゃうかな…。)子どもたちは大きな紙にかぞくの顔を描いてとても嬉しそうに、これは誰かと教えてくれました。

・私も夫も手紙を書くのは恥ずかしい気もしましたが、口で伝えるよりいいのかもと思いました。もちろん口で伝えることも素敵ですが、感謝を伝えるのもいろんな選択肢があってもいいのかなと夫婦で実感しました。

 

番外編:
自分自身に伝えることも忘れずに

子育ての毎日は嵐のように過ぎ去っていきますが、誕生日という節目に子どもだけでなく“私”にもおめでとうと言ってあげたいと思いました。

✔️工夫・ポイント
・ちょっといいパフェをひとりで堪能すること。今年はどのお店に行こうかな?と探す時間もまた楽しいです。

✔️エピソード
・ひとりで贅沢をしていると、贅沢だけが幸せではなく、日頃の家族との時間への愛おしさもぐんと増します。

・何事もバランスが大事。家族との時間、自分ひとりの時間、それぞれがあるからこそより大事にできるように思います。1年を思い出して、日々家族がいることのありがたさを噛み締めると「よし、また楽しんでいこう!」と思えます!

 

どんな贈り物や伝え方をするか、どうしたら喜んでくれるか。

渡す瞬間だけでなく、準備から楽しむ様子が印象的でした。

照れくさい気持ちから一歩踏み出すことで、家族の中に「ありがとう」の素敵な相乗効果が生まれるのかもしれません。

みなさんの想いを込めた贈り物や伝え方も #かぞくごと のハッシュタグで教えてもらえたら嬉しいです。

Writer : ふじのあやこ
Designer:Yuri Gomi

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