NEXT WEEKEND DATE

こんにちは。NEXTWEEKENDコンテンツマネージャーの合田紗規です。

今年8月にNEXTWEEKENDが10周年を迎えるにあたり「これまでの道のりを振り返ると共にみなさんと一緒に新たな野心に火を点ける時間を過ごせたら…」との思いで、10周年ロゴのお披露目や10年間の振り返りコラム、SNSカウントダウン、カウントダウンデザインステッカーの配布など様々な企画をお届けしてきました。

そして、読者の皆さんがこれまでNEXTWEEKENDの企画を見てくださった上で、「いいなぁ、いつかやってみたいな」と思ってそのままになってしまっていることを募集し、私たちがそれを叶えるお手伝いをしたいと爆誕(!)した「NEXTWEEKENDが、あなたの野心叶えます!」企画もその一つ。

 

10周年特別企画!NEXTWEEKENDが、あなたの野心叶えます!

 

NEXTWEEKEND編集部全員ですべての応募文に目を通し、8月1日に配信したInstagramライブの最終選考で(公正なるあみだくじをした上で)「両親が経営する日光のペンションのお庭を秋のお花でいっぱいにしてお客さんと両親に喜んでもらいたい!」と野心を掲げてくださった入江さんの野心を叶えさせていただくことになりました!

この記事では、その野心を叶えた様子をレポート形式でご紹介したいと思います。

 

テーマは“思わず立ち止まりたくなるガーデン”

舞台となったのは栃木県日光市にあるガストホフあみ

30年以上経営されているペンションで、現在は都内に住んでいる入江さんも「繁忙期はお手伝いで帰っているんです」とお話してくれました。

初めて私たちのオフィス・NEXTWEEKEND HOUSEでお打ち合わせをさせていただいた時も、ちょうど日光から戻られたタイミング。


▲ペンションの見取り図やお庭の写真をはじめ、「どのようなテーマにするとわくわくするか」、「何があるともっと楽しくなるか」を一緒に考えさせていただきました。

 

お話をさせていただく中でキーワードとなったのが、お客さんをお迎えする顔である正面玄関付近を“思わず立ち止まりたくなるガーデン”に変身させたいということ。

ガストホフあみさんの正面玄関(Before)。

 

また、

✔️ペンションの屋根を含め全体的に緑が多いので、赤・ピンクのような差し色を入れて気持ちも明るくゲストをお出迎えしたい

✔️自然に囲まれた場所ゆえに野生の鹿が遊びに来ることも多く(!)、お花を植えても食べられてしまうので共存できる植物を植えたい

という野心をもとに、NEXTWEEKENDが日頃から植栽でお世話になっているオリザさんにご協力をお願いすることに。


▲「季節を感じる植栽」、「奥行きを感じる道」、「鹿との共存」を考えてオリザさんが一緒に考えてくださった植樹リストと計画書の一部。

 

メールやオンラインで何度か打合せを重ね、入江さんの野心を叶える当日を迎えた10月上旬。

しっとりと雨が降る日光に、植栽のオリザさんと共にNEXTWEEKEND編集部も現地入り!



▲私たちを温かく出迎えてくださった、入江さんごふうふ、ご両親、植栽を担当してくださるオリザさんとの最終打合せ。

 

野心をご応募いただいたときは「秋のお花で…」ということでしたが、四季折々の思い出がより深くなるよう通年楽しめるお花も用意し、土壌を整えつつ植え込みをしていきました。

そして入江さんのご両親から、実は森のように生い茂っている隣の敷地には、以前別の方が営まれていたペンションがあったことを教えていただき、せっかくならそこに生えているヤマブキや山椒の木もガストホフあみの敷地に移植してみることに…!


▲シャベル1本で木々をかき分けて、移植を試みてくださったオリザさん。家主不在の中、育っていた木々達も、ガストホフあみで受けつがれていきます。

▲物置になっていたというアーチにはクレマチスを巻き付ける作業中。

 

玄関正面、玄関横、コテージへの道など…プロの手にかかると、あっという間に植え込みが完成!



▲最後はみんなで集合写真を!

 

実は今回1本だけ、入江さんが用意してくださっていた“百日紅の木”がありました。

それは都内で入江さんごふうふと同居しているお祖父さんが「いつもありがとう、これからもよろしく」という気持ちを込めて、ガストホフあみに贈った特別な1本。


お庭が完成した後、手を取り合って様子を見にきてくださったお祖父さんとお祖母さんの姿。

「ありがとうございました」と伝えてくださる笑顔に、編集部はじんわり込み上げるものがありました。

 

“読者の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい”との思いで始めたこの企画。

ですが野心を叶えるお手伝いを終え、入江さんはじめ皆さんの優しさに触れたわたしたちが感じたのは、さらなる感謝の気持ちでした。

 

歴史と自然が交わる日光の地で愛され続けるガストホフあみ

植物達と共にこれからどんな物語が紡がれていくのか…。

この記事を読んでくださっている方が訪れられる際は、ぜひ私たちにもハッシュタグ #DiscoverTochigi 投稿や編集部へのお便りなどで教えてくださいね。

 

入江さんご家族からのメッセージ

たくさんの素敵な野心の中から、あみだくじの幸運も重なり、私たちの野心を叶えていただいたこと。
NEXTWEEKEND編集部のみなさん、植栽オリザさんに心から感謝しています。

あの夢のような日以降も「お庭をこんなに素敵にしてもらったから、これからもっとお客さんに喜んでもらえるようがんばる」、「夜も綺麗に見えるようにソーラーライトを買ってこようと思う」等と、両親の野心もさらに膨らんでいるようで、家族みんなで幸せの余韻に浸っています。

「お庭が見違えるように素敵になって、ついつい足をとめて眺めてしまっているよ」という嬉しい連絡もあり、忙しい日々の中でも、生活に“彩り”をプラスしながら過ごすことの大切さを改めて教えていただきました。やっぱりNEXT WEEKENDさんは永遠の憧れです!

四季折々楽しめるお花を植えていただきました。
今後どの季節にでも、日光にお越しの際にはぜひガストホフあみにご宿泊ください。
本当にありがとうございました。

 

編集後記

NEXTWEEKEND11月の月間テーマは「小さな余白がくれるもの #作りたかった時間」。

11月テーマ|小さな余白がくれるもの #作りたかった時間

月ごとの野心を掻き立てるシーンを詰め込んだWeekend filmは、実はこのお庭が完成した後に撮影したものなのです。

ストーリーも含めて、もう一度ご覧いただければ嬉しいです。

 

Photo:Maya Masuda / Ryota Murakami
Editor:Saki Goda

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