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日本だけでなく、世界各地で古くから伝わってきた植物療法。

連載「植物で叶える。現代版おばあちゃんの知恵袋」では、植物療法士であるWeekender編集部代表コラムニスト齊藤 渚さんが、今の暮らしに取り入れやすいフィトテラピーTIPSをお届けしていきます。

天高く、澄んだ風が吹き抜ける秋。

心地よい風に乗って駆けだしたくなるこの季節は、スポーツや旅行などのアウトドアを楽しみたくなります。

今月は、足取り軽く秋を満喫するために、脚の疲れやむくみをとるレッグケアTIPSを2つご紹介します!

ぜひトライしてみてくださいね。

目次:
TIPS.1 2層の見た目が可愛い「めぐりのハーバルオイル」
TIPS.2 足の疲れを和らげる「よもぎ×ローズマリー足湯」

 

2層の見た目が可愛い「めぐりのハーバルオイル」

脚の疲れ、筋肉痛、むくみに良いレッグケアオイル。

芳香蒸留水(精油を作るために植物を蒸留した際に出る水溶液)を加えるので、オイルとの2層の見た目が可愛く、使う時にシェイクする楽しいオイルです。

ストレッチやマッサージの際に使えば、精油との相乗効果で巡りが良くなり、効果的に脚をすっきりさせます。

爽やかなハーバルなアロマの香りで気分もほぐれます。肩こりにもどうぞ。

材料

・植物オイル:30ml
・芳香蒸留水:10ml
・ドライハーブ(食用・ハーブティー用の乾燥したもの):ひとつまみ~
・精油:12滴

※植物オイルは、ホホバオイル、スイートアーモンドオイル、マカデミアナッツオイルなどお好みでお選びください。

※芳香蒸留水は、様々な植物のものをアロマショップなどでお求めいただけます。おすすめはペパーミント、ローズマリー、ラベンダーです。

※ドライハーブは芳香蒸留水に色付けするためのものです。
無くても良いですが、あると2層の色の違いが明確になり見た目も楽しめます。
青:バタフライピー、薄紫:バタフライピー、赤:ハイビスカスなど

※精油は後述の【植物の知恵袋メモ】を参考にお選びください。

作り方

1.芳香蒸留水にハーブを5~10分ほど浸して、色付けする。
※ハーブによって色が出やすいものと出にくいものがあるので、様子を見ながら好みの濃さになるまで待ちましょう。

2.植物オイルに精油を12滴加える。

3.小瓶に【2】の植物オイル、【1】の芳香蒸留水の順で入れる。
※芳香蒸留水のハーブは、茶漉しもしくはじょうごにキッチンペーパーをのせて漉すのがおすすめです。

4.【3】の小瓶をよく振り、植物オイルと芳香蒸留水が混ざったら、足首→ふくらはぎ→ひざ→太ももの順で塗りながらマッサージする。
※「下から上へ」塗布するのがポイントです。

 

植物の知恵袋メモ

<おすすめの精油>
下記の精油を合計して6~7滴程度入れるのがおすすめです。
筋肉痛にはウィンターグリーンを多くすると効果的。

・ジュニパー:
滞った体液を流し、むくみやセルライトを解消。

・サイプレス:
血流やリンパ液の滞りを改善し、体内の余分な水分を排出。

・ローズマリー:
血行促進、むくみの解消に。

・ウィンターグリーン:
筋肉の痛みを軽減させる。膝の関節痛にも。

<プラスαにおすすめの精油>
上記の精油と相性が良く、親しみやすい香りに整える精油です。
合計して5~6滴程度足すのがおすすめです。

・グレープフルーツ:
老廃物を排出し、セルライトの解消にも良い。

・レモン:
血液を流れやすくする。グレープフルーツと組み合わせで香りを良くする。

※配分は参考までに。ご用意できる精油の数に応じて調整してください。

 

足の疲れを和らげる「よもぎ×ローズマリー足湯」

この秋、読書をしながら楽しみたい足湯。

足の先から全身の血行を促進することで、疲れやむくみをとっていきます。

お湯だけでも温まりますが、血行を促進するよもぎやローズマリーを加えるとより効果的。

香りも楽しめて、冷え性の改善にも良いですよ。

 

材料

・大きめの洗面器や桶
・水:2~4L
・よもぎ(乾燥したもの):大さじ3~5
・ローズマリー(精油):2〜3滴

※器は足がゆったり入るサイズをご用意ください。
※水の量は器の容量に合わせて調整してください。

作り方

1.水(1〜2L程度)とよもぎを火にかける。
沸騰したら弱火にし、5分ほど煮出す。

2.【1】を桶に移し替え、さらに水(2L程度)を加え、触ってみて「少し熱い」と感じるくらいの温度に調整。
ローズマリーの精油を2~3滴加え、よくかき混ぜる。

4.途中で差し湯(80℃程度)をしながら、15~30分ほど足を入浴させる。
※タオルで桶を覆うようにするとお湯が冷めにくいですよ。

脚のケアをしながら、たくさん歩いて、走って。

素敵な秋の思い出を作りましょう。

 

来月のテーマは、潤いケア。

美しさにはもちろん、免疫力UPにもかかせない潤いについてのコラムをお届けします。

どうぞお楽しみに。

<参考文献>
「自然のお守り薬」森田敦子(永岡書店)
「天の香り アロマテラピー」スザンネ・フィッシャー・リチィ著/手塚千史・訳(あむすく)

Editore:Saki Goda , Ayako Fujino

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