こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
先日弊メディアが10周年を迎えたことで、2012年から1年ずつ、この10年間を振り返るコラムを綴ってきましたが、最後にこれからの展望について少しだけ書かせていただきました。
10年を振り返った時、シェアオフィスの一角から始まった私たちでしたが、表参道のCOMMUNE246でのサンドイッチ屋GARTENを経て、 誰かが集ってくれる場所と自分たちが働く場所を同じにしたいという思いで今の外苑前のNEXTWEEKEND HOUSEを路面に構えました。
そして、今年、今一度この時代に合わせてみんなが集える拠点を増やそうと思っています。
場所は本社である外苑前とは少し離れた、横浜市青葉区。
季節と天気に合わせて過ごし方を工夫しながら、もちろんGARTEN COFFEEもゆっくり味わっていただける場所。ぜひ、再び皆様と集える場所に育てていきたいと思っています。
詳細はまた追ってお知らせいたしますが、どうか楽しみにしていただけたら嬉しいです。
実は新しい拠点は横浜市青葉区の、東急田園都市線沿い「たまプラーザ」という駅に直結した“庭”になります。
私自身ずっと「大人も子どもも遊べる公園を舞台に、その中にあるオフィスで仕事を作っていきたい」と思っていましたが、これはその挑戦の第一幕。
共に季節を楽しみ、なんの理由がなくとも集まって、それぞれにとって、お気に入りの場所がある場所にしていきたいと思っています。
名称は「COMMON FIELD(コモンフィールド)」
(特設サイトはこちら)
3年前プレゼンに参加させていただくことになった時にこの名前をつけて以来、時代はすっかり変わりましたが、コンセプトや名称は変わることなく、むしろ想像を確信に変えながら進めてきました。
(※イメージです)
1000坪ある庭には元倉庫だった20坪ほどの小さな空間がありますが、そこにGARTEN COFFEEをオープンさせる予定です。
こちらもまだイメージ段階にはなりますが、こんな感じ。
ドイツ語で庭を意味するGARTENが庭の中にできれば、それはもう叶えたいことは沢山あります。
ピクニック、マルシェ、大人も子どもも楽しいワークショップ、いろいろ…!
庭のオープンは10月27日(木)で、10月29日(土)にはオープニングイベントであるThe PICNIC DAYを予定しています。
東急線は個人的には青春時代がつまった町。
田園調布にある祖母の家でアイデンティティを育み、つくし野で部活動に勤しみ、自由が丘で恋をして、渋谷のライブハウスに通った日々…。
なんといっても、今回の舞台であるたまプラーザは、私自身生まれ育った町でもあります。
今ではすっかり綺麗な駅になりましたが、私が小さい頃は改札を出たところに郵便局だけがあって、猫がのんびり歩いていて…、とてもしみじみした駅でした。
商店街の夏祭りには沢山の子どもたちが集まって、友達とそこで集合するのが夏休み1番の楽しみでした。
バスで10分行くと山に囲まれる緑豊かな場所、私の父はかつてこの町でジャズバーを営んでいました。
(かつての掲載誌…!)
懐かしいなぁ。
30年の月日を経て、あの時オレンジジュースを飲みに行っていた父の店の近くで自分も店を出す日がくるとは…。
GARTEN COFFEEでは現在オープニングスタッフを募集しています。
募集記事はこちら
まだ見ぬ景色を一緒に楽しんでくれるチームを作っていけたら嬉しいです。
最初はまだ植物たちも小さな庭かもしれませんが、皆様と季節を通してお会いできることを心から楽しみにしています。