こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
この記事では、最近よく耳にするワーケーションについて考えてみたいと思います。
そもそも、観光庁によると「ワーケーション=仕事と休暇を両立する新しい働き方」と定義されており、NEXTWEEKENDでは、2021年に観光庁よりワーケーション促進のモデル企業にも選抜され、今年度は複数回にわたり社員そろってヨロン島を訪ねていたりもします。
私自身は10年間2拠点生活をしながら仕事をしていることもあり、個人的には「今さらわざわざ言語化しなくても…」なんて思いもありましたが、コロナ禍を経て、多くの人が新しい働き方を模索する今、あらためてベストな形を考えてみたいと思うようになりました。
北中城村との出会い
そんな中、沖縄県の中頭郡に位置する約5km四方の小さな村から「この村でのワーケーション滞在を冊子にしたい」という依頼をいただきました。
NEXTWEEKENDではこれまで多くの自治体の冊子を特別編集という形で制作させていただいていますが、沖縄は初めてのお取り組みということで正直とても嬉しく感じました。
北中城村と書いて「きたなかぐすくそん」と読む、人口約17,000人の小さな村ですが、舞台が沖縄ともなれば、ワーケーションと聞いてみんながイメージするような絵を撮るのは容易かもしれません。
だけど、ワーケーションに関心のある人が本当に知りたいことってなんだろう?そもそも、ワーケーションってなんだろう?
せっかく冊子を作らせていただくなら、ただ完成させるだけでなくみなさんと一緒に考える機会にしたいと、この冊子作りをひとつのプロジェクトにすることにしました。
NEXTWEEKENDの考えるワーケーション
現在「ワーケーション」をネットで画像検索した時に出てくるものの多くは、砂浜や川の岩の上で伸びをしながらパソコンを開いていたりするものだったりもしますが、その一瞬の切り取りではなく、知りたいのは「“その場所で、暮らしながら働く”ことで感じられること、見える景色」なのではないでしょうか。
そのためには、どれくらいの期間、どんなことを求めて、どんな暮らし方をすると効果のあるワーケーションができるのか。
それ以前に、ワーケーションになんの効果を求めているのか。
色々な自治体の方とお話をしてきましたが、ワーケーションを求める都心部で働く人と、ワーケーションに来て欲しいと思って発信している自治体との間には多少の温度差がある気がしています。
また、就業規則によってはワーケーションなんて他人事という方もいれば、フルリモート・フルフレックスの制度が整っていても周りが取得していなくて取りづらいという人もいれば、小さなお子さんがいて机上の空論になってしまっている、という方もいるかもしれません。
そこで…!
取材を兼ねて実際のワーケーションに行く前に、みなさんからのお声を集めて、それをコンテンツに変えていきたいと思っています。
ぜひ、お力を貸していただけると嬉しいです。
まず、北中城村について少しご紹介させてください。
この北中城村での過ごしかたを考えていくにあたって、みなさんの声をぜひお聞かせいただけたら嬉しいです。
取材は12月の中旬を予定しています。
しっかりみなさんの役に立つコンテンツにしていきたいと思っているので、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです!
Design:Marika Suzuki