こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
大阪から長崎へ移り住んで約半年の月日が経ちました。
まだ、半分の季節しか過ごしていませんが、修学旅行で初めて訪れて以来、ほとんど来たことのなかったこの長崎という土地に対するイメージは、今の時点で随分と変わりました。
長崎に存在する、観光地として見るべきもの、行くべきところはいくつも知っていましたが、そもそもそこにある“日常の暮らし”を知らなかったのです。
待ち合わせ場所にサクッと“出島”というキーワードが出てきたりして、当たり前に歴史の上に立って暮らすということ。
長崎市内での打ち合わせを終えた夕方に、「今日は晴れているからちょっと寄らない?」と誘われて、10分程度で蛍の住む山に行けること。
スーパーで買える魚の美味しさ、直売所で買える珍しい花、温泉の距離感、老舗の喫茶店、見下ろすのではなく見上げることができる斜面の夜景、すぐ近くにある海の美しさ。
(岩場で水着になっていたら道ゆく人に驚かれたりもしました…。)
(これらは長崎市を含む、長崎県の各所で出会えた景色や体験の様子。)
住めば住むほど、「聞いてないよ!」とツッコミたくなる長崎の魅力に出会い、同時に「もったいないな…。」という思いも込み上げてきました。
そして、長崎市の観光を盛り上げようと日々活動されている長崎国際観光コンベンション協会さん(以下、DMO)と共に、本企画を立ち上げることにしました。
※ここから先に登場する「長崎」とは、主に「長崎市」のことを指します。
DMOの方は、観光を盛り上げようと努力する中で次のように感じられているようです。
「長崎にはたくさん観光資源があるが、きちんと魅力が伝わっていない」
「長崎に行きたくなるような情報発信ができていない」
「長崎市民にもっと自分たちの街を自慢してもらいたい!」
「観光面だけでなく人口流出も課題になっている」
長崎市は日本の歴史が感じられる素晴らしい街ですが、一方で、「過去」の資産ばかりが目立ち、長崎市の「今」を魅力として観光資源化できていないのかもしれません。
この事実を知り、私は悔しく感じました。
根本的に解決しなければいけないことは沢山あるし、この企画を通して、人口流出を直接的に止めることはできないかもしれません。
でも、長崎を好きな人が現状に納得してしまったり、街を諦めてしまっては、これ以上変わることはないと思うのです。
「いやいや、そんなことないでしょ」「もっとあるじゃん!たとえば〜」と、中に住んでいる人が声をあげてこそ、街の新しい文化は生まれていくはず。
この #DiscoverNagasaki編集部 では、私がこの地に引っ越して来て「聞いてないよ」とツッコミを入れたような、長崎人だからこそ知っている楽しみをみんなで集めて、企画にしていきたいと思っています。
本プロジェクトの概要
「#DiscoverNagasaki編集部発足!
長崎人が、もっと長崎を好きになるための長崎会議」
有名な観光施設の揃っている長崎ですが、一度その施設に行ったことがある人は、次に何を理由に長崎に来てくれるのでしょうか。
豊富な資源を持ち、魅力に溢れるこの地において、本来であれば春夏秋冬に合わせて沢山の過ごし方があるにもかかわらず、それが外に知られる機会はほとんどありません。
もしかすると、中の人ですらそれが魅力だと気づいていないことだってあるかもしれません。
100年に1度とも言われる変化の時を迎えようとしている長崎において、「観光施設がある長崎」ではなく、「理想の過ごし方ができる長崎」として変わることができれば、この土地に訪れる人、戻ってくる人、住み続けたいと思う人が増えていくと信じています。
そのためには、自分の好きな長崎を言葉にできる“長崎人”の力が必要です。
企画の流れ
長崎人が、もっと長崎を好きになるために。
#DiscoverNagasaki編集部 を大募集!!
まずは、2021年の夏の会議において、我こそは!と思っていただける長崎人の皆さんと、オンラインで長崎会議を行いたいと思います。
私たちが考える理想の長崎人はこんな方です。
現在は長崎県に住んでいなくても、自称長崎人だと言える全ての方からのご応募をお待ちしています。
✔️何度も訪れているほど、長崎が好き
✔️出身や親戚が長崎にいて、人生の拠点になっている
✔️現在長崎県在住で、この街の可能性を信じている
✔️なんらかの理由で長崎を心の故郷だと思っている(理由が気になりますが)
企画がまとまっている必要や、綺麗な言葉にできている必要はありません。
「長崎にはもっと魅力があるはず」という思いを持った方達とディスカッションをすることが一番の目的です。
オンラインイベント:長崎人が、もっと長崎を好きになるための長崎会議
開催は、2021年8月21日(土)。
午前と午後、各回15名で 同内容を2回実施します!
ワークシートを使って、それぞれに長崎の魅力を言語化していただく時間にしたいと思います。
#DiscoverNagasaki編集部発足!
長崎人が、もっと長崎を好きになるための長崎会議
・長崎の魅力を箇条書きにするなら? (食べ物編、場所編、人柄編)
・長崎のことを他県の人に紹介する時、どんな場所だと伝える?
・長崎がもう少しこうなったらいいのに、これがあったらいいのに、と思うことやものは?
・長崎に大切な人が2泊3日で来てくれることになった時、 1番のオススメの季節と、その理想の行程は?
参加者の皆さんには、イベント当日までに一度このシートに向き合っていただき、オンラインで事前提出をお願いいたします。
その上で、当日は以下のようなアジェンダで、皆で長崎と向き合うながらインプットとアウトプットができる有意義な時間にしたいと思っています!
当日のアジェンダ
・ 改めて企画趣旨説明
・長崎市の現状と課題について
・ 参加者自己紹介
・ トークセッション(登壇者:NEXTWEEKEND代表 村上萌 他)
土地の魅力を発見すること、そこから見える景色、長崎に住んで思うこと…
—休憩・ワークシート書き足し時間 —
・ 長崎人が、もっと長崎を好きになるための長崎会議(ワークショップ)
・ まとめ
このイベント終了後の活動については、随時お声がけをしたり再募集をすることもありますが、今回のご応募につきましては2021年8月21日(土)のイベントのみの申し込み権となります。
トークセッション 登壇者プロフィール
村上 萌
「季節の楽しみと小さな工夫」をコンセプトに掲げるコミュニティメディア、NEXTWEEKEND代表。
ウェブサイトの運営を始め、連動した雑誌の刊行や週末イベント、ECストアの運営、その他空間や商品などのプロデュースを手がける。
著書に「カスタマイズ・エブリデイ」「深夜の、かけこみ横丁」「受けつぎごと」雑誌「NEXTWEEKEND」「週末野心手帳」など。
横浜市出身。
アスリートの夫との結婚を機に神戸・札幌・大阪と移動しつつ、2021年より夫のV・ファーレン長崎への移籍に合わせて長崎在住。
2021年4月から、長崎県のIR実現を目指す「オシドリ・インターナショナル・ディベロップメント合同会社」の執行役員CSR担当に就任。
一ノ瀬 萌
株式会社九州博報堂 マーケティングプラニングディレクター。
九州しあわせ共創ラボ「Qラボ」「Q女LAB」メンバー。
福岡県出身、長崎県長崎市在住。
結婚を機に長崎に移り住み、現在は一児の母。
九州の企業や自治体のマーケティング、ブランディング、プロモーションに携わる。
休日は、家族で心赴くままドライブ。山・海・川・坂・歴史が織りなす長崎ならではの景色に出会うことを楽しんでいる。
参加特典
本イベントに参加される方全員に、#DiscoverNagasaki編集部 スペシャルセットをお送りします!
・トートバッグ
・ワークシート ( ※表紙はイメージです )
・ワークシート記入のお供に。GARTEN COFFEE ドリップバッグ
・クリアファイル
イベント概要・応募方法
日にち
2021年8月21日(土)時間
2部制(第1部10:30~12:30 / 第2部15:00~17:00)開催ツール
オンライン会議アプリZoom
※ご参加者へ、後日専用Zoomへのご案内をお送り致します。定員
第1部 :抽選15名様 / 第2部 :抽選15名様をご招待応募方法
・現在長崎県在住であったり、以前お住まいだった、旅行先として良く行くなど、「長崎の関係人口」となる方が対象となります。
・以下専用フォームより、参加応募をお願い致します。
・当選された方のみ、8月6日(金)までにメールでご案内をお送り致します。応募期間
2021年7月21日(水)〜8月1日(日)ご応募はこちら から
この記事は、NEXTWEEKENDと一般社団法人 長崎国際観光コンベンション協会で制作したコンテンツです。