いつもの買い物、今日の食事、洗濯や掃除…。
朝起きてから寝るまで、毎日は選択の連続。
そのひとつひとつが自分や家族にとって心地いいものであるのはもちろん、環境や誰かのためにもなっているなら、それはさらに “うれしい選択” になるはず。
この連載では、明日をつくるための小さな工夫や習慣を、NEXTWEEKENDスタッフが等身大で綴っていきます。
こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
私の口癖は、代表的(?)なもので言うと「せっかくなら」を始め、「もったいない」とか「これ、自分でも作れるかな」とか、物でも時間でも、無駄なことをするのが根本的にとても嫌いなので、おそらく根っからのサスティナブル思考だと自覚しています。
最近、公園でポイ捨てした小学生に駆け寄って「あなたは、自分の部屋の真ん中でもそうやって汚いゴミを捨てるの?不快になって結局自分で掃除するのに、そんな無駄なことなんでするの?」と問い詰めてしまった経験もありますが、つまるところ、“明日をつくる、うれしい選択”の結果は、すべて自分たちにかえってくるんですよね。
この連載では、バトン形式で色々なメンバーの選択をご紹介していきますが、トップバッターの私からは、とても身近なところで綴りたいと思います。
私は、妖怪水分女(!)と言われているほど水分を摂取するのですが、その中でも特に多いのが炭酸水。
大きなボトルを買っても炭酸が抜けてしまうと美味しくないので、小さなボトルを箱買いしていた時期もありましたが、とにかくペットボトルのゴミが多いのが嫌で無駄で…!
ソーダサーバーの選択をしてからは、ゴミの日の気持ちがとても楽になりました。
わが家はインテリアにも馴染みやすい「aarke(アールケ)」を使っています。
私の母親は、ペンキを塗るのが大好きで、学校から帰ってくるとポストの色が白からネイビーになっていたり、椅子がピンクになっていたりと、そんなことがしょっちゅうでした。
決して上手な訳ではなく、近くで見ると粗だらけなのですが、「気に入らなかったら、自分で変えればいいじゃん」というDIY精神は、背中を見て叩き込まれた気がします。
そんな中で、夫が買ってきた、娘のお道具入れは便利でとても良いのですが、どうしても色が気になって…。
ただでさえおもちゃの色がカラフルなのに、箱までカラフルだったら、もう目がチカチカする…!と、蛍光に近かった色を、早速ヴィンテージカラーに塗り替え。
あっという間に愛着が増しました。
ちなみに使った塗料はミルクペイント。
子どものアイテムを塗るのにおすすめな天然由来のペイント塗料です。
こちらは、亡き祖母から受け継いだ食器の、ごく一部。
実家にも当たり前にそういう道具がたくさんあったからか、自分が新しく器を買う時も、プレッシャーにならない程度に娘に受け継ぐことを想定していたりします。
それだけで、長く使いたいものしか買わなくなるし、要るor要らないの判断はどんどん早くなりました。
毎日することに対して「これって、そもそも必要…?」と、ちょっとツッコミを入れてみると、まだまだ変えられる選択はたくさんありますね。
「明日をつくる、うれしい選択」第1回目は、身近な例のご紹介でした。