今月のNEXTWEEKENDの月間テーマは
「ちょっとだけ、はみだす夏 #ややワイルド」です。
いやあ、毎日暑いですよね。
でも暑い夏だからこそ、スパイシーなものが食べたくなったり、冷たいものを美味しく感じたり、引き立つ魅力も旬の楽しみ。
今回は食べたいものを見つけては、西へ東へ旅行計画を立ててしまうほど食いしん坊なWeekender編集部に「全国ひんやりスイーツ」のおすすめ情報を教えてもらいました。
夏色の絵の具を絞り出したようなかき氷、瑞々しいフルーツのパフェ、わらびもちや水まんじゅう、見るだけでも涼しいコレクションです。
NEXTWEEKENDコミュニティマネージャー永田 尚子がお届けしていきます。
かき氷編
北海道:六花亭
「夏になったら必ず食べたくなるこのかき氷。
リーズナブルなのにクオリティが高い…!
このかき氷が登場すると、夏が来たなと思います。
マルキャラも捨てがたいけれど、王道のいちごがおすすめです♩」
これはもう間違いなしの王道ですね。
マルキャラってなんやねん…!と思って調べたところ、抹茶(つぶあん添え)、マルキャラ(キャラメルソースとビスケット)、イチゴ(果肉入り苺シロップ)の3種類なんですね。
これがワンコインでおつりがくるなんて…!
東京:目黒ひいらぎ
「たい焼き屋さんが作る、自家製あんこを使ったかき氷は甘さも上品でおいしいですよ。
お店もシンプルでおしゃれです。
この時期はかき氷の暖簾が風に揺れるたび夏がきた…!と嬉しくなります。」
自家製のあんこたまりませんね。
気温と湿度に合わせて炊き方を調整して、最大限に小豆の風味を引き出しているそうです!
そして「たい焼き」も、30分以上かけてじっくり焼き上げるというこだわりっぷり。
美味しくないはずがないですね!
空間も素敵。
東京:御菓子所 ちもと
「一番人気のかき氷『おまかせ』は、抹茶と練乳が半々にかかったかき氷。
抹茶がとても濃厚でした。
そして、氷の下には名物の八雲もちを始めとした和菓子がゴロゴロ入ってるんです。
朝から予約しに行きました♩」
「おまかせ」というネーミングに歴史を感じます。氷の下からさらに和菓子が出てくるなんて…!
朝から予約してでも食べたいかき氷なだけありますね!
神奈川:茶房 空花
「鎌倉 由比ヶ浜。
江ノ電の和田塚駅から徒歩2分、四季折々の草花が咲き誇る美しいお庭の先に、隠れ家のような素敵なお店があります。
なんと言っても、日光の天然氷『4代目 徳次郎』を使用したかき氷が絶品です!
かき氷『白くま』『黒くま』。
こだわりのトッピングやソースと天然氷が口の中でスッと溶けて最高に幸せでした。」
わぁ、こんなに美しいかき氷見たことないです!「白くまベリーミルク」、「黒くま ティラミス」、この2種のラインナップはなかなか選べません!
それにしても、氷の名前が「4代目 徳次郎」!?
イケメン過ぎます。
静岡:なかじま園 農園カフェ
「凍らせたいちごをまるごと削ってかき氷に。
スライスした苺がシャキシャキしていて面白い新食感!
自家製の練乳と果肉入りのいちごシロップをかけたら二度おいしいです。」
こちらの「食べる!かき氷」に対して、牛乳を注ぐ「飲むかき氷」というメニューも。
いずれも農園さんらしく、フルーツたっぷりのラインナップが魅力的でした。
京都:うめぞの茶房
「昨年京都でいただいて衝撃を受けた、忘れられない夏の味!
『新しょうがと桃の志るこ氷』は、新生姜のシロップが桃とおしるこの甘さを、引き締めてくれる上品な美味しさです。」
新生姜とゴロっと贅沢な桃、そしておしるこ。
どんな味なんでしょうか…!
大人になって出会う食材の組み合わせっておもしろいですよね。
京都らしい和な逸品です。
京都:木と根
「複数のこだわりのシロップを贅沢にのせたかき氷。
京都の路地の小さな佇まいに、ほっこりとした空間にも癒されますよ。」
自家製のシロップを使った「本日のかき氷」のシロップは、3~4種類 その時の旬の果物を使った手作りのシロップが全てかかっているとのこと。
葡萄のシロップ煮、レモンのコンフィ、甘夏パッションフルーツ、キウイの生スクィーズ、マンゴ生スクィーズ、ピーチコンポート(中に挟んでいます)、白いんげん豆…!もはやパフェ!
香川:仏生山温泉
「香川に住んでいたとき、回数券を買って通っていた仏生山温泉。
こちらのかき氷が大好きです。
生シロップ別がけなので、最後までおいしく食べられます。
お風呂あがりに食べるかき氷としては最高…!」
生シロップ(パインソース)+別がけ!ものすごく美味しそう!
温泉の後にこれがいただけるなんて、幸せの極みですね。
にもかかわらず、HPに温泉の情報がシンプルに載っているだけなんですね。
これは穴場。
高知:terzo tempo(テルツォ・テンポ)
「トマトと小夏のかき氷が美味しい、高知県にある古民家カフェ。
高知特産品の小夏とトマトが使われている、さっぱりすっきりしたかき氷の程よい酸味が夏にぴったりです…!」
アイドル級のスポットライトを浴びて輝いていますね!
トマトというのが意外な組み合わせですが、きっとフルーツのように甘ずっぱいのでしょうね。
Instagramを拝見して、古民家の雰囲気がとってもオシャレで行ってみたくなりました!
沖縄(竹富島):ぱーらー願寿屋
「サイクリングで暑さでヘトヘトになった後に食べたかき氷は身体に染み渡る美味しさでした…!
シークワーサーのシロップと、ブルーシールのパインのアイスの組み合わせが絶品でした。」
シークワーサー!文字から伝わる酸味。
南国ならではの組み合わせにそそられます。
石垣島は、私も今年初めて訪れたのですが、レンタサイクルで島の中をぐるっと探検できるので、いつかまた行った時のためにもメモしておきたい情報…!
ビーチで星の砂を探したり、ジェラートを食べたり、夏休みが満喫できる場所ですね。
アイスクリーム編
北海道:cafe coucou
「とにかくスイーツが可愛くて、可愛いだけじゃなくとっても美味しいんです。
週末のみ営業されてますが、メニューがちょこちょこ変わるのでInstagramの更新がいつも楽しみにしています。
Instagramがもう写真集のようですね!芸術的で美しいパフェの数々…!
ディナーの後にパフェを食べる「締めパフェ文化」のある札幌にありながら、営業時間は夕方まで。
北海道:ファーム富田
「富良野にラベンダーを観にいくときはラベンダーソフトを必ず食べます。
はじめて食べたときの美味しさが衝撃的で、それ以来虜になってしまいました。
ラベンダーの香りがふわっとひろがって、なめらかな口当たりで本当に本当に美味しいんです!
ラベンダーのシーズン以外でも食べられます♩」
ファーム富田、私も行きました。
ご当地ソフトクリームって、食前でも食後でも見かけたら手軽に食べられるところがいいですよね。
ラベンダーの爽やかな香りがふわっと鼻に抜けて、美味しかった記憶があります。
そのあとにここで食べたじゃがバターも美味しかったな。
兵庫県:コーヒープリンセス
「このお店、季節のフルーツを使ったパフェの飾り付けがいつも#ややワイルド…!
桃ジェンヌという可愛らしいお名前ですがこの大胆さ。
インパクトのあるパフェなのにさらっと食べられてしまいます。
桃の中身はくり抜いてあり、なかに生クリームとスポンジが入っているのがポイントです。」
桃の中に生クリームとスポンジ!
どうやって作っているのか気になります。
かつて幼少期にファミレスなんかで食べたパフェは、てっぺんが美味しくて、下に行くほど飽きてくるという構造でしたが、いつの間にか全部の具材がスタメン級のペロリパフェが増えましたよね。
鳥取:イタリアンジェラートcoda
「鳥取に帰省すると必ず食べに行くイタリアンジェラート。
季節によって日替わりのジェラートが豊富で季節を変えて行きたくなるお店です。
そしてジェラートの量もたっぷりなので、暑い夏には嬉しいジェラートです!」
な、ながーい!
持ち帰り1000ml:2050円というファミリーサイズもあるんですね!
季節ごとに味の楽しみに変化があると何度でも行きたくなります。
珈琲もこだわっていらして、雪解けエスプレッソがとっても気になりました。
和スイーツ編
岐阜:金蝶園総本家
「岐阜県 大垣の水まんじゅう。
“水の都”として知られる大垣市の清らかな名水。
その美しく冷たい地下水に浸けて冷やす水まんじゅうは大垣の銘菓で、お猪口に入れて店頭で冷やす光景は大垣の夏の風物詩となっています。
ぷるぷるでつるんとした葛に包まれた餡は、抹茶餡、季節限定の餡など味も豊富で、どれもあっさりとした甘さなので暑い夏にもさっぱりと頂けます♩」
Instagramに書かれていた「“食べたい物の為に、旅に出る”それは大人の旅だなって。思い立ったが吉日。」まさにそうですね。
お猪口が並ぶ姿、とても風流な光景!弾丸日帰りでも食べに行く価値ありですね。
京都:茶寮 宝泉
「注文してから作っているそうで、出来立ての生わらび餅を味わえます!
初めて食べたときは食感に感動しました。
日本庭園もあり四季を感じられて、とても素敵なお店です♩」
つやっつやのわらび餅、出来立てゆえにとろっとろなんでしょうか。
味わってみたい。
ほかにも、冷やしぜんざい、氷しるこ、京しぐれ、抹茶くず湯などがいただけるそうです。
日常の喧騒から離れて、日本庭園を眺めながらゆったり過ごせますね。
いかがでしたか?
美味しいことはもちろん、目にも涼を感じるスイーツたちをご紹介いたしました。
「行きたいな」と思ってもついつい忘れちゃうなあという方は、ぜひこちらの記事をご覧ください。
ちょっとしたひとてまで、野心はどんどん叶えられるはずです。
それでは、素敵な夏休みを。
野心を叶えたときには、ハッシュタグ#ややワイルドで教えてくださいね。