NEXTWEEKENDコラムよりお届けする、「キレイを作る、常美菜レシピ」。
フードコーディネーターとしても活躍中のWeekender編集部代表コラムニスト 國塩 亜矢子さんが、「体の中からキレイ」をテーマに、旬の食材を使って誰でも簡単に作れる常備菜レシピをお届けしていきます。
ここではそれを、“常美菜”と呼んでいます♩
今回は混ぜるだけで簡単、「きゅうりとザーサイのおつまみサラダ」をご紹介します。
薬味たっぷり!きゅうりとザーサイのおつまみサラダ
暑い夏に欠かせない野菜といえば「きゅうり」。
瑞々しいので、体をクールダウンするのにもぴったりなんです。
今回は、そんなきゅうりに「大葉」と「みょうが」、ほどよい塩気を出してくれる「ザーサイ」を合わせた、おつまみ感覚の常美菜レシピをご紹介。
材料さえそろえば「切って混ぜるだけ」なのでとっても簡単。
ビールやハイボールはもちろん、冷酒ともよく合いますよ。
【保存期間】冷蔵庫で約2日間
【所要時間】約5分
材料(2人分)
・大葉…10枚
・みょうが…2本
・味付けザーサイ…50g
・ごま油…大さじ1
※ザーサイは、油や調味料で味付けされた市販のものを使います。
作り方
1.野菜類はよく洗い、キッチンペーパーでしっかり水分を拭き取っておく。
2.きゅうりはヘタを落として縦半分に切り、さらに縦半分に切り、そのあと斜め薄切りにする。
軸を取った大葉とザーサイは細切りにする。
3.みょうがは縦半分に切り、そのあと斜め薄切りにする。
しばらく水にさらしてアク抜きをし、水気を拭き取る。
4.保存容器にすべての材料を入れ、ごま油でよく和えれば完成…!
そうめんや冷奴のトッピングにしたり、冷しゃぶにのせても◎
白いごはんと一緒に、すりごまと冷やしたお出汁を注いで「冷や汁」風にしても美味しいです。
アレンジも効くので、毎日の食卓のお供にぜひ色々試してみてくださいね。
ガラスの器に入れれば、より夏らしく涼し気に。
ガラスの豆皿は、なにかと使えるのでいくつか揃えておくと便利です。
日本酒用のガラスのお猪口を器にするのもおすすめです。
※気温の高い今の季節は特に、食材に残った水分が腐敗や食中毒の原因になる恐れがあります。
野菜類の水分はしっかりと拭き取ってから調理してくださいね。
体の中からキレイメモ
きゅうり
水分たっぷりのきゅうりは、真夏の熱中症対策に◎
むくみ予防に嬉しい「カリウム」も豊富です。
大葉
細胞老化を防ぐ抗酸化作用が非常に高い「β-カロテン」は緑黄色野菜の中でも群を抜いて豊富。
「βカロテン」は体内で「ビタミンA」として働いて、乾燥肌対策にも◎
他にも「ビタミンE」や「ビタミンC」などの抗酸化ビタミンも揃っています。
代謝をサポートする「ビタミンB2」や、不足しがちなカルシウムも豊富。
みょうが
みょうが独特のさわやかな香りのもと「α-ピネン」が胃の消化作用をサポート。食欲増進・夏バテ予防におすすめです。
体を温める働きも期待されています。
夏でも冷えが気になる方に◎
ザーサイ
むくみ予防に嬉しい「カリウム」、「カルシウム」の吸収をサポートする「ビタミンK」、不足しがちな「鉄分」や「食物繊維」などを含みます。
貧血予防や骨粗鬆症予防に◎
いかがでしたか。
ちょっと野菜が足りないな…なんて日に、冷蔵庫にあるととっても重宝します。
簡単に作れるアレンジレシピもぜひお試しくださいね。
旬の食材を美味しく食べて、夏バテ知らずのキレイで元気な体づくりを目指しましょう…!
・「あたらしい栄養学」(高橋書店)吉田企世子・松田早苗/監修
・「栄養素の通になる」(女子栄養大学出版部) 上西一弘/著
・「からだにおいしい野菜の便利帳」(高橋書店) 板木利隆/監修
・「旬の野菜の栄養辞典」(X-Knowledge) 吉田企世子/監修
・「美肌美人栄養学」(X-Knowledge) 蒲生桂子/監修
・「食べる美女肌セラピー」(エクスナレッジ) 伊達友美/著
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