生まれ故郷、今住んでいる場所、ゆかりのある土地…
それぞれの人目線で、様々なお国の魅力を紹介していく記事リレー「お国じまん」。
第11回目は、東京から北海道に移住した Weekender編集部メンバー 久野小夜子(@sayoko_betsy)さんが案内する、
北海道・富良野&美瑛エリア編です。
週末ごとに北海道で野心を叶えて楽しむ姿と、それがまるで物語の主人公みたいだと話題の彼女。
今回は「絵本の中みたいな旅」をテーマにスポットを紹介してくれました。
絵本みたいに旅する、夏の北海道
こんにちは。
東京都出身、北海道在住のWeekender編集部 久野小夜子です。
主人が北海道出身で、以前から何度も訪れていた北海道。
住んだ事なんてないのに、行く度にどこか懐かしくてほっとする場所。
それでいて東京では絶対に見られない壮大な景色はいつも新鮮で、私はいつしか北海道に恋していました。
これからのライフスタイルを見直した事をきっかけに、2017年春、ついに北海道へ移住!
今ではすっかり北海道ライフを満喫しています。
とにかく広い北海道ですが、今回は初めて訪れた夏、その絵本のような世界に虜になった富良野・美瑛エリアをメインにご紹介したいと思います。
ここに泊まってほしい
スプウン谷のザワザワ村
美瑛の広大な風景のなか、看板を頼りに畑に入ると、5棟の可愛いコテージが突然現れるんです。
美しい景色に溶け込んだ「スプウン村のザワザワ村」はまさに絵本のような世界!
コテージはそれぞれ貸し切りで、本当に暮らしているような気分に。
1日だけでもこの村の住人になれるなんて。
▲畑の中にあるので真っ暗になる前にチェックインを。
▲窓辺のハンモックに揺られる時間が嬉しい。
▲丁寧な手作り夜ご飯や、満点の星空を堪能して就寝。
▲目覚めるとこの景色!
▲馬さんに「おはよう」と挨拶してはじまる朝。
▲コンコン、のノックと共に届く、朝食の入った夢みたいなバスケット!
人気でなかなか予約がとれない宿なので、数ヶ月待つことも。
でも、美瑛の素晴らしい景色、お宿の世界観、美味しいご飯に、待ってよかった!と思えるはずです。
この景色を見てほしい
青い池
言わずとしれた美瑛の観光名所。
立ち枯れのカラマツや白樺が並ぶ「青い池」。
水面は、季節や時間帯、見る角度によって、さまざまな色合いに変化します。
コバルトブルーやエメラルドグリーンなど、その色はとても幻想的!
写真でも綺麗ですが、ぜひ肉眼で楽しんでほしい…!
美瑛の駅からも離れていて、たどり着くにはバスや車での移動が必要ですが、その青を見に頑張って行ってみたくなります。
ファーム富田
ラベンダーを満喫したいなら、日本最大級規模のラベンダー畑「ファーム富田」へ。
富良野の自然に育まれたラベンダーと、広大な景色を眺めながらのお散歩は、気分もリラックスできること間違いなし!
ラベンダー畑はもちろん、たくさんのラベンダー製品にも出会えますよ。
畑の横で作っているラベンダーオイルの蒸溜工場からも良い香りが…♩
四季彩の丘
一面の花畑と美瑛の丘の景色を同時に堪能できる「四季彩の丘」。
丘の上に様々なお花がカラフルな絨毯のように咲いていて、一見の価値があります。
風のガーデン
気持ち良い風が吹く、楽園のような「風のガーデン」。
新富良野プリンスホテル内にある花畑で、なんと450品種以上、約2万株の花々が咲き誇ります。
北海道の大自然はそれぞれが色んな香りがして、雰囲気が違うのですが、ここはまた一段と格別な香りと空気が漂っている気がします。
誰かの秘密のお庭に招かれて遊びに来たような気分に。
新富良野プリンスホテル内
(北海道富良野市中御料)
お土産を買うならここで
エゾアムプリン
道外からの予約は約半年待ちの焼きプリン「エゾアムプリン」。
陶器の入れ物に入った、ホールケーキのようなサイズの特別感が嬉しい。
直接買いに行く場合も要予約です。
ウェブサイトに可愛いイラストで掲載されている「冒険Map」を頼りに行ってみたい場所。
▲ぽつんと佇む看板。物語の中のような景色!
富良野市街から車で約30分
(詳細はオフィシャルHPより)
ニングルテラス
森の中に小さなログハウスが並ぶテラス。
しっとりした森林の香りを楽しみながらお買い物や散歩を楽しめます。
おまけ:出会える小動物たち
とにかく自然との距離が近い北海道。
緑の中を良く見ていると小動物に出会える事も。
ぜひ小動物の気持ちになって、同じ目線で語りかけてみてください…!
リス
▲夏は小動物の食べ物も豊富。
ブルーベリー狩りをしていると、リスもベリーを摘みにやってくる。
エゾモモンガ
▲森の中のコテージに住み着いたエゾモモンガ。
人間の訪問者にアクロバットを披露しちゃう!
いかがでしたか。
北海道の主要空港へは東京から飛行機を使えば約1時間半で到着します。
たった1時間半ですが、ここはもはや日本じゃないかもしれないと思うような景色、空気や食べ物があって、ひとつの素敵な王国に住んでいるような気持ちになります。
特に、夏の北海道は色鮮やかな楽園!
旅行の際も新鮮な気持ちで訪れてみてほしいです。
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Produce : NEXTWEEKEND
Writing:Sayoko Kuno
Design : Yuko Uchiyama, Kyoco Yoshikawa
Illustration(Travel Clip):Nozomi Yuasa