器コーディネーター伊藤唯さんによるコラム「知っておきたい器のあれこれ」。
器初心者さんのお買い物の参考になる情報を毎月お届けしています。
愛着のあるお皿は、毎日使いたいけれど、マンネリしてしまうこともあるもの。
たまにいつもと違う使い方をしてみると、ずっと心地よく使い続けられそうです。
今日は、プレーンな白いプレート「Saturnia Tivoli」を使って、変化の付け方のコツをご紹介します。
一品料理は、トッピングでイメチェン
一品料理のイメチェンのコツは、トッピングと余白づかい。
この2つを工夫すると、ちょっとしたパスタだって、よそゆき仕様に仕上げることができます。
Before
After
パスタの上に散りばめていたコショウとパルミジャーノを、余白にも散らすと、額縁効果が強まって、料理をより印象的に見せることができます。
飾りのレモンは輪切りにすることで、模様を見せて料理のアクセントに。
シンプルな料理ほど、雰囲気を変えることができますよ。
カジュアルなケーキスタンドとして
なかなか手元に持っておきにくい、大きなケーキスタンド。
ひっくり返したボウルとお皿を組み合わせれば、即席ケーキスタンドになるのはご存知ですか。
安定感のあるボウルなら、そのまま重ねるだけで大丈夫です。
いつものお皿に似合う、シンプルなケーキや菓子パンなどを並べれば、週末のお茶時間がすこし楽しくなりそうですよね。
重ね使いでトレイ代わりに
お皿をトレイや敷皿として使ってみると、使い方の幅がぐんと広がります。
大皿料理が並ぶ中、小さなデザートも並べたいときって、バランスをとるのが少し難しいんですよね。
そんなときは、小皿をこうしてトレイ代わりのお皿にのせておくと、全体のまとまり度がUPします。
ていねいさと特別感が出るので、はりきったテーブルのときに試してみてくださいね。
ワンプレート使いで和食を合わせる
オーソドックスな和食も、ワンプレートのコーディネートに変えると、印象がガラリと変わります。
Before
After
料理の品数が多くても洗い物が少なくて済むのも嬉しいところですよね。
色んなものを、ぎゅっとひとまとめにするので、シンプルな献立を選ぶのがおすすめ。
大きい食材から配置していくと、きれいにレイアウトしやすいですよ。
▼ワンプレートの盛り付けのコツはこちらをご覧ください。
よく使うお皿も、改めて見直してみると新しい見せ方が見つかったりするもの。
ストイックになりすぎない程度に、盛り付けを変えたり、他のものと組み合わせたりして、よりいっそう楽しめたらいいですよね。
野心を叶えたら、
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NEXTWEEKENDでは、毎月季節のテーマに合わせたハッシュタグや、企画ごとのハッシュタグをつくっています。
読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとにコンテンツを作るという素敵な循環…!
それを私たちは、「野心サイクル」と呼んでいます。
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