NEXTWEEKENDを運営している株式会社ガルテンの福利厚生の中には、月ごとに変わる「オリジナル福利厚生」という枠があります。
毎月マンスリーテーマを設けて企画をつくっているNEXTWEEKENDですが、提案させていただくからには自分たちだってしっかりそのテーマを楽しみながら一ヶ月を過ごすべき…!
そんなわけで社長が福利厚生もマンスリーテーマに基づいて決めています。
この連載では、そんな私たちの福利厚生をちょっぴりご紹介しています。
「ちょっと楽しいこもりかた #こもり日和」がテーマの今月はこちらでした。
ゆっくり本を読んで過ごしたい #こもり日和。
「2019年の始めに、あの本を読んでよかったな」と思えそうな一冊との出会いを支援してもらえることに。
それぞれが選んだ本を、感想と共にご紹介します。
季節の訪れが楽しみになるレシピ本
「旬菜ごよみ365日」
(ワタナベマキ)
「スーパーで旬ものを見かけると、つい手に取って『この子をどう美味しく食べようか』なんて、その日の献立を考えることが多い日々。
そんな偶然の出会いも楽しいのですが、『もうすぐこの季節だから』と丁寧に食材を選びとったり、調味料を準備しておいたり、季節の味をちゃんと楽しむ環境を整えたくてこの本を選びました。
レシピやおすすめのお取り寄せ、器の話など、365日分の食を通した季節の楽しみ方が載っていて、次の季節の訪れがますます待ち遠しい…!
レシピも細かく載っているので、明日の献立に迷った時も重宝しそう。
本に則り、3月9日には山菜の天ぷらを、3月15日には筍を煮るのが来月の野心です♩」
心地よい暮らしの基本を考えられる本
「しごとのきほん くらしのきほん 100」
(松浦弥太郎)
「思い出すと、昔やっていたテニスもダンスも必ず最初『きほん』の動きから念入りにレッスンに入っていたのは、それができないと応用が利かないからでした。
年齢と共に少しできることが多くなると、知らず知らずのうちに大事なことを忘れがちに。
だからか、少し迷うとどうしたら良いか分からなくなることも。
でも、常に自分の中で『きほん』を意識していられれば、そこに戻ることですぐに軌道修正できるということ優しく教えてくれる一冊です。
本文に『基本はいつも自分を助けてくれる』とあるように、いつも自分の側に置いて、常に見返しながら進めたら、と思います。」
毎日一つ花の知識が増える本
「誕生花と幸せの花言葉366日」
(徳島康之)
「NEXTWEEKENDのオフィスに飾られた美しい季節の花々は気持ちを華やかにしてくれます。
お花のある生活が楽しくて、すっかりなくてはならないものになりました。
コーヒーを飲みながら季節を楽しみ、GARTEN COFFEEで過ごす今日がちょっとだけ特別になればと思い、『今日の誕生花』を毎日書いています。
私自身お花の知識や花言葉にもっと詳しくなりたいと思い、この本を選びました。
話の『種』になり、会話に『花』が咲きますように♪
(こちらの黒板はフォトスポットにもなるのでぜひ記念に撮ってみてくださいね!)」
豊かな語彙と表現が学べる本
1.すぐ使いこなせる知的な大人の語彙1000
(齋藤孝)
2.一切なりゆき 〜樹木希林のことば〜
(樹木希林)
「先日、instagramストーリーズのアンケート機能でフォロワーの皆さんにお薦めの本を聞いてみたところ、圧倒的1位で薦めてもらったのが原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』。
早速買って読んでみたところ、言葉の持つ力の凄さに心震え、絶句&号泣。
(未読の方には是非、ぜひ読んでほしい…)
私は仕事柄、人前で話すことや、時には交渉ごとをすることもあります。
そんな時、自分は最適な言葉選びや表現が出来ているだろうかと、この本に出会ったことでとても不安になりました。。
そこで!『語彙』と『表現』を二軸で深めていきたいと思い、手に取ったのがこの2冊です。
語彙の方は、色々本屋で物色した結果、クイズ形式で自分の頭も動かしながら知識をつけられるこちらに。
表現者としての樹木希林さんの素晴らしさは言うまでもないのですが、どの言葉にも愛とユーモアが溢れていて、自分も年月を重ねながらこんな風に相手に言葉を渡せる人になりたい、と思わされます。
今年は20代最後の年でもあるので、意識的に言葉と表現に向き合って、アウトプットを磨いていこうと思います!」
目で見て楽しいデザインの教本
「なるほどデザイン 目で見て楽しむデザインの本」※電子版
(筒井美希)
「NEXTWEEKENDのビデオグラファーとして、構図や色味は常々考えていますが、色々なタイミングで細かく必要になってくるのが、デザイン的な考え方。
とはいえ、デザインについてちゃんと勉強できたことがなかったので、ここで一度基礎的な事から学んでみようと思いこの本を選びました。
基本的な考え方はもちろん、ビジュアルを優先して『なぜこれをこうしたのか』を段階を踏まえて載せてくれているので、非常に分かりやすいです。
動画に入れるコメントやイラストの載せ方一つにも、デザイン的な考え方を役に立てていければと思っています。」
人生を楽しくする小さなコツに出会える本
「なにかいいこと-自分をほどく知恵のことば-」
(服部みれい)
「毎年恒例の会社の書き初めで、『余裕綽々』という言葉を選んだ私。
今年は自分の中で余白を作ることを意識したいなあと思っていて
何か良いヒントが書いてありそう…!と、前から気になっていたこの本を選びました。
人生を楽しくする小さなコツを、優しく教えてくれる本です。
ずっとそばに置いておきたくなるような一冊に出会えました!
忙しかったり、ちょっと疲れているかも?と感じた人にぜひ手に取ってみてほしいです。」
料理を“自分のもの”にするための本
「レシピを見ないで作れるようになりましょう」
(有元葉子)
「レシピ通りに作ったのに何か違うんだよな…というときは多分、レシピの枠外にあるたくさんの情報が本来のそれと違ってしまったとき。(例えば、水切りが不十分だったとか)
ほんの小さなズレが積み重なると、最終的に全然違う料理が完成するのは当たり前。
そもそも使う食材の状態も使う鍋も違うのだから、本来レシピよりもまず自分が目の前の食材や道具と対話すべきですよね。
自分の頭で考えて、目で見て、嗅いで、味わって…ちゃんと感覚を研ぎ澄ませて料理をしたい!と思っていた時に響いたのがこの本。
美味しい料理を作るための基本理論と、五感を使って料理の勘を養うためのヒントがぎゅっと詰まった一冊です。
塩が何グラムとか一切書いていないのですが、今晩の料理から美味しく作れる自信が湧いてくるから不思議。
文字だけなのに、お腹が空いてきたり、料理したくてウズウズしてしまう言葉の表現力にも感激!
レシピに頼らずサッと美味しいものが作れるようになりたいし、“自分らしい味”というものも少しずつできていけばいいなと思います。」
それぞれと日常の中で会話したり、面談をしていても、みんなの関心ごとを全部は把握できませんが、選ぶ本を見ていると「なるほどね」なんて思ったりして、楽しかったです。
寒かった2月も今週で終わり。
良い #こもり日和 になったようで、よかったよかった。