NEXTWEEKENDコラムよりお届けする「いつもの食材でつくる、ほめられレシピ」。
このコラムでは、フードコーティネーターの鈴木麻友子さんが、手が込んで見えて実は身近な食材で手軽に作れるレシピをお届けしています。
今月はお正月でつい食べ過ぎてしまって疲れた胃と、冷えた体を温めてくれる、「手羽元と根菜のスープ」をご紹介します。
今回は酒粕と生姜をプラスして体の芯から温まるスープに仕上げました。
手羽元と根菜の酒粕スープ
材料(4人分)
かぶ…3個
れんこん…200g
ごぼう…80g
生姜…ひとかけ
塩…小さじ1
酒…大さじ2
白味噌…大さじ3
酒粕…大さじ2
水…1000ml
作り方
1. 手羽元の余分な皮を取り、骨の間に切り込みを入れ、流水で洗い汚れを取る。
かぶは4等分、れんこんは1cm幅の輪切り、ごぼうは斜め薄切り、生姜は薄切りにする。
2. 鍋に手羽元、水を入れ火にかけ、沸騰したら、塩、酒、生姜を加えて弱火で15分ほど煮る。
途中アクを取る。
3. かぶ、れんこん、ごぼうを加えてさらに15分ほど煮る。
水分が減ったら水を足す。
4. 白味噌、酒粕をよく溶かしながら加えて5分ほど煮る。
これで完成です。
食物繊維が豊富で体を温めてくれる根菜は、女性に嬉しい効果がたくさん。
手羽元は煮込むといい出汁とコラーゲンが溶け出して旨味がたっぷりです。
骨の横に切り込みを入れることによって、骨から出汁が出やすく、肉もはがれやすくなるので食べやすいですよ。
お好みでゆずの皮や、七味をかけてもおいしく召し上がれます。
スタイリングポイント
シンプルで素朴なスープは白い器に入れて、スタイリングも少しモダンに。
石のプレートやコースター、スマートなカトラリーを添えると、素朴な粕汁も立派な印象に。
冷えた体を内側から温めてくれるスープ。
ぜひこの冬参考にしてみてくださいね。
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