誕生日、記念日、結婚、転勤……
大切な日には、やっぱりメールではなく、少し手間をかけた手作りカードで気持ちを伝えたいもの。
#ありがとう月間 がテーマの今月は、手作りカードを魅力的にするTIPSをWeekenderの皆様の投稿と一緒にご紹介します。
どれも少しの工夫でできることばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
紙刺繍をする
「大切なひとに送りたい、紙刺繍カードの作り方」でも紹介しましたが、紙刺繍は手作りカードにぐっと特別感を持たせてくれるワザ。
「編み物や縫物は自信がない……」という方でも挑戦しやすいので、不器用さんにもオススメです。
紙刺繍は材料も少ないのがうれしいポイント。
やり方もたった3ステップとシンプルです。
紙刺繍カードの作り方
1. まずは台紙に刺繍したいイラストや文字を下書きします。
2.次は下書きにそって、縫いたい箇所にあらかじめ穴を開けていきます。
間隔が近すぎると紙がやぶれやすくなったりするので気をつけて丁寧に行います。
3.開けた穴に針で糸を通していけば完成!
糸の最初と最後は台紙の裏側でテープでとめておくか、縫い物と同様に玉留めをします。
詳細やコツはこちらから 。
Weekenderの皆様の中にも、こんな紙刺繍で手作りカードを完成させた方々が。
刺繍糸だけでなく、毛糸やリボンも活用するとさらに立体的で贅沢になりますね。
こちらは封筒のカスタマイズ。
イラストと一緒にバランス良くポイントで刺繍を入れるのも可愛いですね。
メッセージを隠してみる
封筒に入れない手作りカードは、メッセージが丸見えでちょっと気恥ずかしい…
そんな方はぜひ、めくるタイプの手作りカードに挑戦してみましょう。
めくるとメッセージが読めるタイプの手作りカードは、少し照れくさいことも思い切って書けてしまうし、もらう側もめくるまでワクワクしてしまうはず。
こちらはプレゼントボックスが3つ縫い付けられた手作りカード!
めくると「嬉しかったこと」や「楽しかったこと」が書かれているそうです。
こんな言葉のプレゼントをもらったら、どんなに高級なプレゼントよりも印象に残りそうですね。
消しゴムハンコを作ってみる
簡単にオリジナルのスタンプが作れる「消しゴムはんこ」。
好きな文字やイラストを消しゴムに転写して掘ればできあがりです。
一度作れば何度でも使えますし、インクの色を変えればアレンジも幅広く楽しめます♩
消しゴムが柔らかいので削るのもコツをつかめばとても簡単です。
消しゴムはんこの作り方
1.消しゴムの表面をねりけしで綺麗にします。
2.彫りたいイラストをトレーシングペーパーに写します。
3.裏返し、消しゴムに乗せてペンの裏などでこすって絵を転写します。
4.それぞれをカッターで切り分けたら、線に沿ってカッターを入れていきます。
詳細やコツはこちらから。
パーツごとに作ってインクの色を変えれば、こんな作品も…!
はんこというよりもはや絵画です。
ブラッシュカリグラフィーでメッセージを書く
NEXTWEEKEND のイベントでも大好評だった「ブラッシュカリグラフィー」。
海外の書道とも呼ばれる文字を美しく書く技術「カリグラフィー」を、毛筆(ブラシ)を使って表現したもの。
ブラッシュカリグラフィーを一度習得すれば、粋な文字をさらっと書けるようになるので、カードや手紙を書くときはもちろん、パーティのメニュー表を書いたり、ノートや手帳をカスタマイズしてみたり、毎日がちょっと楽しくなります。
こちらはNEXTWEEKEND のイベント「素敵な文字からはじめる、手紙の送り方」で、参加者の方が撮ってくださった、皆様の学んだブラッシュカリグラフィーの作品たち…!
どれも初めてとは思えないほどのクオリティで仕上がっています。
イベントではレッスンを受けながら作っていきましたが、その際の内容をぎゅっとまとめた「ブラッシュカリグラフィー練習帳&お手紙キット」がNEXTWEEKEND STOREでも販売中です 。
やってみたい!という野心が芽生えた方は、ぜひこのキットを活用してブラッシュカリグラフィーに挑戦してみてくださいね。
まごころが伝わる「自分らしい」手作りカード、ぜひ研究してみてくださいね。
(文/萩原かおり 編集/NEXTWEEKEND)