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KAOZOKUGOTO NOTEは、世界が新時代に突入した2020年に、それぞれの自宅から繋いだ会議の中で発足した“家族のチーム化”を掲げたプロジェクト。

家族間で伝えること、残すことを促すためにつくってきました。

4年目を迎える今、累計約2000の使い方を知る中で、事務局から発送される時には全く同じだったノートは、各家族の在り方とともに唯一無二のノートとなり、私たちが想像していた使い方を遥かに超え、尊い存在へと育っています。

未来の自分と、大切なひとのために。
今より少し、自分の人生を好きになるために綴る、KAZOKUGOTO NOTE(愛称:ファミノ)。

2024年2月5日(月)まで、2024年度版のご予約を受け付けています。

【最後となる定期販売】2024年度版 KAZOKUGOTO NOTE のお知らせ

 

旧THE FAMILY NOTEから名前を変え、KAZOKUGOTO NOTEとしてこのような形で予約販売をするのはこれが最後のチャンス。

この連載では、ノートがどんなふうにそれぞれのご家族の中で使われているかとともに、使っていくうちに訪れた家族の変化をご紹介します。

ユーザーコミュニティ「KAZOKUGOTO NOTE CLUB(旧FAMILY NOTE CLUB」限定で過去配信した「ファミノ新聞」よりインタビューを抜粋してお届けします。
※2022年8月公開分より

 

ファミノユーザーあさみさん

▼家族構成
夫と2人の息子さんと4人暮らし

「⽇常⽤と保存⽤、2冊づかいで⾒える景⾊」あさみさん家族の話

Instagram @kazokugotonoteのアカウントで不定期連載している【事務局のつぶやき】というシリーズ、皆さんはご存知でしょうか。

このプロジェクトを運営する株式会社ガルテンのメンバー・事務局のメンバーそれぞれが、実際どんな⾵にファミノを使っているのか、またファミノがある⽇々を通じて感じたことなどを⾃由に発信しています。

その中で、当時事務局スタッフだったあさみさんファミリーの内容が事務局内で話題になりました。

さらりと書かれた「受け継ぎたい⽤と⽇常⽤を2冊に分ける」というTips。

 

KAZOKUGOTO NOTEプロジェクトはもともと“⼀家に⼀冊の秘伝の書を作りたい”という想いからスタートしており、具体的に設計していく中で家族の⽇常に溶け込む存在となれるようにノートとの距離感を調整して今の形式・内容(WISHLISTを中⼼に毎⽉開くきっかけがあり“⽇々の微調整”ができるもの)となった経緯があります。

あさみさんの使い⽅はまさに、“秘伝の書”と“⽇々の微調整”どちらの役割も叶えられるアイデア

たくさんの⽅のヒントになり得ると思い、インタビューしてきました。

 

– ずばり、役割別に2冊に分けようと思ったきっかけは何だったんでしょうか。

1番は「親と使う別冊ページ」を両親に渡し、書いてもらったものが⼿元に届いたとき。知らなかった想い、懐かしい思い出、あたたかい直筆の⽂字に涙が出て「この宝物を絶対に汚したくない」と思ったんです

1冊めのブルーグレーは、⽇常的に⼦どもたちと使っているのですでに表紙にシミも付いている。それはそれで愛しいのだけど、2冊めのビギニングピンク(2022年度の限定カラー)が届いたときに すごく特別感もあったので、これを機に“どういう時に開きたいか”で分けてみようと思って。

 

-⽇常に馴染むブルーグレーがあったからこそ、ですね。

我が家では⼦どもたちが絵や⽂字で気持ちを表現してくれることが多いんですが、今までは次から次へと⽣み出される彼らの作品を、せいぜい冷蔵庫に貼って終わり。サイズも素材も違うので、気持ち的に写真だけ撮って、もったいないけどこちらの保管も追いつかない…というのが正直なところでした。

でもファミノが来てからは「とりあえずここに挟む!」と物理的にも精神的にも受け⽫になっている。これは⼤きいです。


▲ブルーグレーに⼊れているアップデートしていく家族の⽇常(ポイントは、⽇付と名前を書いておくこと)

 

-確かに、⼦どもの作品をどう残すかは悩む⽅もきっと多いポイントですよね。

⼦どもたちって別に、残そうと思って描いているわけじゃないので、それをどう編集するかはこちら次第。ファミノがあるから、私もどんどん描かせたいと思えて、せっかくなら何でもいい紙じゃなくてファミノのページやA4紙を渡すようにもなった。「残そうという意識」が変わりましたね。


▲⽇常⽤・ブルーグレーは持ち運びOK!汚れてもOK!むしろシミまで愛おしいので、キャンプに連れていくことも。

 

-特に家族でよく使うのはどのページですか?

Good Things Journalは、写真と共に思い出やお互いへのメッセージを残せるので、⼀番使っていますね。余⽩が多いのも使いやすくて。WISHLISTは、正直毎⽉ではないけれど2∼3ヶ⽉に1回、家族みんなで揃って⽉初めに書くペース。

そうやって重ねていくものはブルーグレーの⽅に、親とのページやレシピなど「ちゃんと保存しておきたいもの」をビギニングピンクに⼊れています。⼦どもたちの作品は⽇常的に⽣み出されるのでブルーグレーの⽅に溜めているけど今後⾒返したときに、ピンクの⽅に移るものもきっとあると思う。

 

-それは素敵な経年変化。2冊に分けたから⾒える景⾊、ですね。

もちろん作品は⼀つ⼀つが特別なものだけど、両親の直筆で綴られた「親と使う別冊ページ」は、積み上げてきたものの重さというか…意味が全然違ったんですよね。だからちゃんと汚さずに、残しておきたくて。

旅⾏や帰省の際にRecipeページを持っていくことも多いんですが、お⺟さんのご飯とかって、改まって聞くことでもなかったりするじゃないですか。でもすごく⼤切な存在なので、ノートをきっかけに曖昧なままじゃなく形にしようと⾏動できています。


▲保存⽤・ビギニングピンクに⼊れている⼤事な親からのページ。

 

-必要なのはきっかけなんですよね。

ふと思い出したんですが、⼩学3年⽣の頃、⾃由研究で「お⺟さんの料理研究」をしたことがあったんですよね。材料・難易度・作り⽅・ポイント・写真を貼るスペースなど⾃分で1からフォーマットを作ってコピーして。それに取り組んだことをお⺟さんも嬉しく思ってくれたし、私⾃⾝も嬉しかったという思い出があって…。

⼤⼈になった今、両親にファミノを渡して書いてもらって、まさに同じ感じ。書かれる内容はもちろんだけど、1枚の紙を渡すというそれ⾃体が思いの交換、コミュニケーションになるというか。そんな原体験も、今に繋がっていると思います。


▲⼩学3年⽣の夏休みの⾃由研究「我が家のレシピ本作り」探してもなかったので当時のレイアウトを再現。お⺟さんから⼀⾔ももらっていました。

 

インタビューした私⾃⾝も、⽇頃⼀緒に働いていたけど知らなかったあさみさんファミリーの素敵な使い⽅とその背景にある思いを聞くことができ、たくさんのヒントをもらいました。あさみさん、有難うございました!

きっと“秘伝の書”的に使っていきたいが故に、書くタイミングを⾒計らってノートを温めている⽅もいらっしゃるかと思いますが、“秘伝の書”を⽣み出すためにも、あさみさんのような2冊使いができるとより良く家族の「今」を残していけるのかもしれません。ぜひ参考にしていただきながら、皆さんのご家族に合った形でノートを育てていってくださいね。

 

KAZOKUGOTO NOTE とは
未来の自分と、大切な人に向けて綴る、
感情のアルバム「KAZOKUGOTO NOTE」。今日の家族の会話を増やし、これまで歩いて来た道をもっと愛しく思い、そして、少し先の未来に、共に希望を持つきっかけとなることを目指すプロジェクトです。

▶︎2024年度版 KAZOKUGOTO NOTE のお知らせ
▶︎WEB記事連載「あの人のファミノ事情」
▶︎正解よりもアップデート!家族について考える「ファミノラジオ」

Writer : Ayano Kawashima

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