いちごに、ブルーハワイ、毎夏あまりがちなかき氷のシロップ。
みなさん、いつもどうされていますか?
せっかくならこれで何か作れないかなと思っていたら、近所の喫茶店のおばあちゃんが「琥珀糖」という和菓子の作り方を教えてくれました。
琥珀糖!?聞き慣れない名前のお菓子でしたが、簡単に作れて見た目も涼しげな夏の定番だそう。
材料はとってもシンプルな3つだけです。
材料
・グラニュー糖 350g
・水 200ml
・かき氷のシロップ 適量(色づけ用。濃い色のジュースや食紅でも代用可能)
・冷やし固める容器(タッパーや牛乳パックなど)
作り方
1.糸寒天を半日ほど水(分量外)に浸して戻します。
2.お鍋に戻して軽く絞った糸寒天、水200ml、を加えて寒天が溶けるまで煮ます。(約5分)
3.溶けたらザルに濾して、再び鍋へ戻します。
4.再び過熱しながら砂糖を加え、泡が立って、細い糸が引くようになるまで中火で根気よく煮込みます。(約20~30分)
5.容器にシロップを入れ、【3】の液を流し込みます。
マーブル模様にする場合は2色ほど入れておいて、竹串でほんのり混ぜます。
(何色も入れたり、混ぜすぎると色が黒っぽくなってしまうので注意してください。)
6.シロップが表面に浮いていると固まりにくいので、スプーンなどで軽く混ぜこみます。(マーブルも同様に、慎重に混ぜます。)
7.冷蔵庫で2時間ほど、固まるまで冷やします。
8.固まったらぐるりとナイフを入れて型から出し、刻んだり、ちぎったりします。
キラキラと太陽光を反射して、つい見惚れてしまうほど…!
風通しのいいところに4日ほど置いて乾燥させると完成!
表面が結晶化して外側がシャリシャリ、中がもっちりぷりぷりの寒天スイーツに。
固めてすぐもゼリーのようで美味しいですが、表面を乾燥させることで甘さも落ち着いて上品なおやつになります。
1日目、2日目、3日目と、味の変化を楽しめるのも手作りならではですね!
正方形に切ってジュエリー風にするもよし、ザクザクに手でちぎって天然石風にするもよし、クッキー型で抜くと、さらに可愛く仕上がります。
この透明感は糸寒天ならでは。
数日経って結晶化が進むと、パステルカラーに。
常温で約2週間も日持ちするので、瓶に詰めてギフトにしても喜ばれますよ。
とろとろになるまでお砂糖を煮込む時間は少し根気がいりますが、夜店のりんご飴の屋台を思い出すような懐かしい香りで部屋がいっぱいになり幸せな気分に。
ポイント
◆お砂糖を煮込むと高温になるので、火傷しないように十分気を付けてください。
◆タッパーは耐熱性(レンジ可など)のものを使用してください。
夏の終わりに昔ながらの「琥珀糖」を作って、やさしい甘さを感じてみませんか?
数日かけて何かを観察するなんて、子供の頃の夏休み以来かも。
ひとまず、型から出して刻んだら出来立てのぷりぷりを金魚ソーダで乾杯がおすすめです…!
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