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いろいろな家庭のだんらんの形を、住まいや暮らしの工夫から読み解く連載「家族がつながる、だんらんの部屋づくり」。

毎日向き合うから、お互いを好きになって、理解も深まる。くつろぎの空間が育む家族の絆

▲6月に公開した初回の記事では、想像以上の反響をいただきました。
読んでくださったみなさま、ありがとうございました。

 

NEXTWEEKENDではこの数年、家族単位での企画・提案をする中で、「物理的に一緒にいることだけでなく、家族が精神的に近い存在でいるためにはどうしたらいいのか」ということをずっと考えてきましたが、「だんらん」こそ、まさにその中心になる存在かもしれません。

何か大きな目的を掲げるでも、直接的に家族の問題を解決するわけでもありませんが、だんらんの時間という小さな積み重ねは、今日の家族の会話を増やし、共に歩んでいくためのパワーになるはず。

今回はこの連載のスピンオフ企画として、#かぞくごとアンバサダーのみなさんにも、それぞれの家庭のだんらんのヒントを聞いてみました。

心地よく過ごせるインテリアの工夫、だんらんのきっかけになるアイテム、コミュニケーションが増える習慣など、様々なアイデアをご紹介します。

「#かぞくごと」って?
家族との何気ない時間を楽しむためにNEXTWEEKENDが作ったSNS上のコミュニティ。今期は20人のアンバサダーと企画を盛り上げていきます。#かぞくごと に集まる投稿を見るだけでなく、ぜひ家族との小さな野心を叶えた瞬間を切り取って、ハッシュタグをつけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
詳しくはこちらから

 

 

1.家族が心地よく過ごせるインテリアの工夫

子どもの描いた絵や写真を飾ると自己肯定感が高まるということを知ってから、リビングに家族写真を飾るようにしています。
人が集うリビングに飾ることで、家族間の会話が弾むアイテムに。
娘に「娘ちゃんどれ?」と聞くと嬉しそうに写真を指差すのが愛おしいです。
また、家の中でも季節の移ろいを楽しめるよう、NEXTWEEKEND PRINTABLESと写真と合わせてコラージュもしています。
(主婦/夫と娘とのんびり金沢暮らし)

 

丁寧な暮らしに憧れますが、1日中24時間子どもと一緒の私は、なかなか全てのことに手をかけられません。
だからこそ今は、割り切って。時間のないときは便利アイテムを使って、空いた時間を家族時間や夫婦時間に使います。
例えば、電子レンジと蒸篭どっちを使うか?炊飯器と土鍋どっちを使うか?その時々の気分や心の余裕・予定で使い分け。
そうして出来た時間で、家事に追われすぎず、気持ちと時間の隙間を作るように♩
またキッチンでは、額の中の絵を季節に合わせて変えています。
インテリアを変えずともこれだけで部屋の雰囲気が変わり、こどもたちとのコミュニケーションにもなっています。
(おてんばママときめく暮らし探求中)

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2.だんらんが深まるアイテム

わが家では、昔からだんらんと言えばジェンガ!
本当は「一緒にやろう!」なんて声かけからスタートできれば良いけど、今中1の息子は反抗期なので…いつでもスタートできるよ、の状態に用意しています。
目の前にあると、やりたくなるようで一緒に遊んでくれました(親はやっぱり、無邪気な顔が見たい)!
ジェンガの片付けは、昔から係が決まっていて、息子は3つのブロックを作る、私がそれを順に箱に入れる配役で、今でもその名残があるのが嬉しいです。
(ついに息子に身長抜かされました/息子と2人暮らし)

 

わが家のだんらんスイッチは「おうちカラオケ」!
休みの日やその前日に家族の好きなお菓子やジュースを準備して、おうちカラオケ空間を作ったらだんらんスタート。
SwitchのフリーDLにJOYSOUNDがあるので、それをDLすれば300円くらいでカラオケが楽しめちゃいます。
わが家はあまりにハマりすぎて、任天堂の純正マイクをかったほど。笑
子ども達がそわそわしながら準備してくれる我が家の新たな習慣です!
(フリーランス/栃木のいいとこ開拓中)

 

中1の息子は、部活から帰宅して、夕飯を食べる時間はわずか10分。
そして塾にも通い始めたので22時帰宅の日々…。
会話する時間がどうしても減ってしまうので、私から伝えたい事はメモにして、見てもらうスタイルに。
トイレにボードを作り、おやつの予定などちょっとしたメモを貼り付けています。
些細なコミュニケーションを欠かさないようにしながらだんらん作りの種にしています。
(ついに息子に身長抜かされました/息子と2人暮らし)

 

 

3.だんらんスイッチが入る習慣

長女が帰ってくる前に、母から譲り受けたお気に入りのケーキドームにおやつを入れて食卓へ置いておきます。
そうすると、真っ先にみんな食卓へ。
今日あったことなどを聞きながらアイスココアや、梅ジュースと一緒におやつタイム。
学校の帰り道、今日はなんのおやつかな?なんてわくわくしながら帰ってきてくれたら嬉しいなと思って用意しています。
私自身もほっとする一時です。
(おてんばママときめく暮らし探求中)

 

 

家族がつながるだんらんの部屋づくり」の記事を読んで、夕食後のデザートタイムをさっそく我が家にも導入しました!
季節のフルーツや、夫の大好物のケーキ、駅で衝動買いしてしまったミスドなど日によって様々。
共働きで平日はバタバタするのですが、デザートを食べながら会社での出来事をお互いに話す時間が1日のリセットタイムになっています。
(会社員/神戸勉強中)

 

絵本はたくさん読んであげたい、というのが夫婦共通の子育て方針。
どうしても子どもが起きていると、どっちかが抱っこしている間にどっちかがご飯食べて…と、みんなで一緒に何かをすることはなかなかまだできないけど、唯一、絵本タイムは家族だんらんの時間。
慌ただしく過ぎてしまう毎日ですが、寝る前のほんの束の間のだんらん時間が1日の疲れをリセットしてくれます。
(新米お母ちゃん/息子と夫と3人暮らし)

 

 

わが家のだんらんスイッチは、美味しい飲み物を用意すること。
わざわざ準備することで、ひとりで過ごすことができる時間も夫婦の時間になってくれる気がします。
そこから生まれる会話も心地よいです♩
(会社員/夫とふたり暮らし)

 

 

4.コミュニケーションのきっかけになる工夫

家族で育てた(見守る専用係もいますが笑)野菜やハーブを食卓に取り入れることで、会話も弾むし食事に愛着が湧きます。
「今年はたくさん育ったねー!」「あの野菜はもうちょっとだね!」「今度は生でたべてみようか!」など、食事がわくわくした時間にもなります。
(佐渡ヶ島で大家族生活満喫中)

 

 

地元にいた頃は、自宅の畑で育てた野菜が毎日食卓に並ぶのは当たり前だと思っていたけれど、Uターンしてその素晴らしさを再認識。
祖母は私の畑の師匠で、厳しく指導してくれます。
珍しい野菜に挑戦し、成功か失敗かわからない時も、祖母は「正解はない。やったことに意味がある。来年また挑戦したいから種予約して」と慰めてくれます。
育てた野菜を調理すると、両親は意外な食感に驚きながらも「この料理法、味付けいいね」などと褒めてくれます。
私が野菜を育てることで少しだけ家族の話のネタが増え、楽しい食事の時間を作ることができた気がします。
(田舎暮らし/週末農業)

 

正解もなく、日々変わっていく家族の形。

今の自分たちにとって心地よく暮らせる住まいってどんな家?
家族にとってフィットするだんらんスタイルとは?

みなさんも一緒に考えてみませんか。
#かぞくごと のハッシュタグでもぜひシェアしていただけると嬉しいです。

 

Design:Hikari Mogami

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