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こんにちは!花とんぼのエイミーです。

ぐっと寒くなり、毎日暖かいものを求めています。

みなさま素敵なホリデーシーズンをお過ごしでしょうか?

今年最後のコラムは、気持ちよく新年を迎えていただけるよう「お正月のしめ縄飾り」をご紹介します。

クリスマスでスワッグやリースを飾ってドライになった花材がお手元にある方も多いのでは?

今日はそんな余ったドライ花材でも制作できる、少しモダンで落ち着いたしめ縄飾りをご紹介します。

 

 冬の花材でつくるしめ縄飾り

そもそもしめ縄飾りは、「お正月にお迎えする、神様のテリトリーが神聖である印」として飾られるもの。

しめ縄も年々モダンなデザインになってきて、私たちのような花を仕事にするチームにご依頼が入ることも増えてきました。

飾る向きは、地域や場所によって異なりますが、今回は右側にボリュームを出して花材をつけてみました。

材料

・土台となるしめ縄
・白い水引
・細いワイヤー
・グリーン
→グレビリア(写真左下)、ヒムロスギ(写真中央)
・実もの
→サンキライ、ユーカリ テトラゴナ(写真左上)

お手元にあるどんな花材でも作ってもらえるように、アイテムを決めたポイントもご紹介します。

1.まずは色や形を決める。
すっきりした気持ちで新年を迎えたいので、今回は白をベースに!(白の水引き)

2.色に合うグリーンを選ぶ。
今回は大人っぽいカラーのグレビレアと、ヒムロスギを選びました。

3.主役はしめ縄と水引きなので、花や実ものはさりげないものを選ぶ。
今回はクリスマス飾りにも使われるサンキライを選びました。
このように、色の系統や形→添えるグリーン→さりげない花や実もの の手順で決めていくと、花材が決まりやすいです。

しめ縄は、ラフなものなら100円ショップなどでも購入可能。
お好きな形のものでOKです。

作り方

1.グレビレアをしめ縄の1/3ぐらいにワイヤーで巻きつけます。
この時しめ縄の流れを意識して花材を重ねましょう。


▲グレビレアは長い間ドライにしていると緑からグレーに変色していきます。
1年ぐらい置いてあるグレビレアの色が冬っぽくて素敵でした。
2.次に水引です。
今回は、すっきりした気持ちで新年を迎えたいという思いで縦のラインを意識。
長めに水引きを束ねてから、直線のラインを意識してワイヤーで束ねます。

3.グレビレアと水引きの境界線に、短く切ったヒムロスギとユーカリ、サンキライの順番で重ねてワイヤーで一気にしめ縄に束ねます。
難しかったら花材ごとに束ねても大丈夫です。

ここで完成にしてもOKですが、上級者は最後にもうひと手間!

余った水引きを輪っか状にしてひっくり返して、サンキライやヒムロスギの上に束ねましょう。

輪っかの足部分がしめ縄のラインに反ることがポイントです。
二つの輪っかにすることで、二重の気持ちを込めてみました。
(着物の帯の二重結びのようなイメージ)

金色の稲(材料外)を少しあしらって完成!

人と人を結ぶという意味も込められている水引き。
縦のラインを意識した水引きと、しめ縄に反った二重の輪っかを重ねて、新たな一年に願いを込めてみました。

モダンなデザインでも、しっかり意味を込めて作るとセンス良く気持ちの良い新年が迎えられそうです。

クリスマスが終わってからお正月の松の内まで、新年をお迎えする印にぜひ飾ってみてください。

 

花とんぼからのお知らせ

今年もホリデーシーズンを彩る草花のコレクションを発売中です。

花とんぼのオンラインストアまたは広尾の店舗「The Wagon」へ足を運ばれてください。

 

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それでは今年も読んでいただきありがとうございました。

よいお年をお迎えください!

 

 

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