おはようございます。
朝起きて窓の外を見ると、ガラスがぼんやり白く冷たく曇っていて、ベッドから起きるのに勇気すら必要な、冬の朝。
だけどじわじわと始まる今日という1日…。
そんなとき、「むくっ」と起き上がるための秘密は、作るのと食べるのが楽しみになる、朝ごはんを用意しておくこと。
慌ただしい平日はなかなかちゃんと作れないけど…
週末こそ、お気に入りのお皿を出してきたり、ちょっと手間のかかる料理に挑戦してみたり。
前日から楽しい予定を決めておくと、ベッドの上で朝の背中をおしてくれること間違いなし。
そんなわけで、今週は「冬の朝」を楽しくしてくれる朝ごはんのあれこれをご紹介します。
きっと「なんでもない日バンザイ!」と大きな声で言いたくなっちゃいますよ。
まずは…、
1. 「早く使いたい!」と思う小さなアイテムを揃えてみる。
ちょっといいバターを買ってみたら、ついバターケースがほしくなる。
そんなことだったら可愛いバターナイフを添えたくなる。
もうこうなったら、食べるものだってもっと美味しくしたい…!
なんという素敵なスパイラル!
ということで、自分のためにきっかけを作ってみましょう。
NEXTWEEKEND編集部おすすめのバターはこちら。
上段は、酪農王国北海道に行ったらぜひとも買って帰りたいツートップ。
まず左上は函館の修道院で作られている、
日本では稀少な、生きた乳酸菌による醗酵バターの“トラピストバター”
レトロなパッケージと素敵な香りが、朝の時間を益々楽しくさせてくれます。(1,200円前後)
右上をバターサンドだと思ったかた、よく読んでください“マルセイバタ”の文字!
みんな大好き、六花亭のバターサンドに使用しているというバターが、なんと北海道では購入できるのです。
残念なことに通販などでの販売がないため、北海道旅行の際には忘れずにチェックしてみてくださいね。
本店他、一部の直営店のみでの取り扱いだそうです。(430円)
あとは、鳥取県の生乳を使った、色が美しく上品なコクがやみつきになる大山バター(380円)に、
もうこのままフォークとナイフで切って食べて暮らしたいほど濃厚なカルピスバター(1,200円)、
ロゴを見ただけで優雅な気持ちになれる、フランスで100年以上の歴史を持つエシレバター(サイズ各種あり)
…あぁ、素晴らしきバターの世界。
とはいえ、もちろんバターだけじゃなくて、塩とかオイルとかだって、なんでもオッケー。
楽しい循環のきっかけをつかめばいいんです。
ちなみに雑誌NEXTWEEKEND1号目ではバターのカスタマイズを提案しているページもあるので、是非この機会に挑戦してみてくださいね。
2. 「ポタージュ」という言葉の魔法に酔いしれる
今回パンのレシピとかオムレツのひっくり返し方とかは割愛して、ポタージュに焦点をあてたいと思います。
だってポタージュって、本当に素敵な響きですよね。
朝起きてぼーっとしている時に「ポタージュあるよ」
寒くて凍えて帰ってきた時に「ポタージュあるよ」
何もかもが嫌になった時に「ポタージュあるよ」
頑張れるんです。
コーンやパンプキンが一般的ですが、せっかくだったら冬の朝くらい、ポタージュのレパートリーを楽しんでみましょう。
大抵の野菜は、以下の手順でポタージュになります。
前の日に少し準備しておくと翌朝がずいぶんと楽になりますよ。
1. みじん切りにしたタマネギとメインになる野菜をぶつ切りにして炒める
2. ちょっとしなっとしてきたらミキサーでクリーム状にする
3. 鍋にもどしてコンソメと牛乳(豆乳でも可)をあわせて火にかけて塩こしょうで調整。
もちろん合間にバターやローリエ、ちょっとした風味付けやらを入れると更に美味しくなりますが、これさえできれば、ポタージュはわたしのもの。
上の写真はピンク色が美しいビーツのポタージュですが、NEXTWEEKENDプロデュースの、3つの食材の組み合わせを提案するレシピ番組Three Good Thingsでは、こんな面白い組み合わせのポタージュもご紹介しています。
かぼちゃやコーンから一歩踏み出したくなったかた必見です。
エシャロット×カリフラワーにエビを合わせるクリーミーなポタージュ
そしてこちらは栗×モッツァレラに…なんとコーヒーを合わせるポタージュ!
夜からポタージュを準備しておく喜びはWeekend Tipsで。
さ、最後は今月のテーマでもある「なんでもない日バンザイ!」スピリットで
インスタグラムに #勝手に記念日 タグを付けて投稿してくれた皆さんの素敵な朝時間を少しご紹介。
カッティングボードづかいがプロですね…!
柿、ブドウ、イチジクが入った秋のアサイーボウル!
このひと手間、反対側に座っているかたもさぞかし嬉しかっただろうな。
トマトジュースをちゃんと瓶に移しているところが素敵。
あ、いらっしゃいましたよ。 “マルセイバタ”ユーザーが!
シンプルなトーストによく似合いますね。
うーん、ときめく朝時間ばかり! #勝手に記念日 が溢れています。
「冬の朝」特集、いかがでしたでしょうか。
こうやって言葉で切り取ってみると、なんだかロマンチックでもある響き。
いよいよ冬も本番。
ぜひ、朝の時間を楽しんでみてくださいね。
みなさま良い週末を。