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コラム「#コーヒーと小さな野心」では、GARTEN COFFEEバリスタ/コーヒーライフプランナーの井野麻美が、生活を彩るコーヒーの楽しみ方をお届けしています。

5月、暦の上では「初夏」ですね。

力強い太陽の日射しに、夏の始まりを感じる日が増えてきました。

そろそろアイスコーヒーが飲みたくなりますね!

というわけで今回はお家で本格的なアイスコーヒーが作れる抽出器具を2つご紹介したいと思います。

 

アイスコーヒーメーカー

「急冷アイスコーヒー」とは、ドリップで淹れたホットコーヒーを氷で急冷して作るアイスコーヒーのこと。

せっかくのいい香りもホットで抽出した際、気化して逃げてしまいがちですが、氷で急冷することで香りも風味も閉じ込めます。

ハリオさんのアイスコーヒーメーカーは、氷を入れる容器がついているので、安定した味が出せるのがポイント。

一気に冷やすことで特徴がはっきりし、キリッと飲みごたえのあるアイスコーヒーができますよ。

「コーヒーを淹れること」をイベントにしてくれるアイテムです。

使い方

1. 組み立て、氷を入れてセットする。

2.ペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れる。
(1杯分で12g使用しました)

3. お湯を注ぎ、30秒蒸らす。

4. 残りのお湯を注ぎ、抽出量になったら止める。
(ドリッパーを外すタイミングも分かりやすいメモリがついています)

5. 少し混ぜてなじませる。

6. 氷の入ったグラスに注いで完成。

今月ご紹介している厳選アイテムはどれも実際に私が愛用しているものなのですが、こちらも数年前から家で大活躍しています。

アイスコーヒーメーカーですが、ホットコーヒーも作れます!

深煎りのコクのあるお豆も美味しいですし、浅煎りのフルーティなお豆も爽やかに仕上がります。

濃い方がお好きでしたら豆量を増やすなど自分好みにカスタマイズしてくださいね!

 

 

水出しコーヒーボトル

「コールドブリューコーヒー」とも呼ばれる水出しコーヒー。

カフェやコンビニでもその名前を目にすることが増えましたよね。

水出しコーヒーはゆっくりと水で抽出したコーヒー。
口当たりがまろやかなのも特徴です。

カフェインは低温だと溶け出しにくいので、水出しコーヒーはカフェイン量が少ないんですよ。

おうち時間が長くなり、コーヒーを飲みすぎてしまう方、カフェインを気にされる方にもおすすめです。

 

使い方

使い方はとっても簡単。
専用の容器にコーヒー粉を入れて、水の入ったボトルにつけておくだけ。

こちらのボトルサイズは1,100mlですが、水の量は800mlほどにしてください。
水800mlに、コーヒー粉65g使用しています。

濃い方がお好きな方:
コーヒー豆の量を増やす、抽出時間を長くする。
(10時間を超えるとえぐみを感じやすいので10時間以内がおすすめ)
薄い方がお好みな方:
コーヒー豆の量を減らす、抽出時間を短くする。
(7時間がおすすめです)

寝る前に仕込んでおけば、翌朝には美味しいアイスコーヒーが出来ていますよ。

完成したら、中のコーヒー粉が入った容器を取り出してくださいね。

 

抽出方法を変えるだけで、全く違う表情を見せてくれるのがコーヒーの面白いところ。

同じお豆で作るアイスコーヒーも「急冷式」「水出し」では違う味わいに仕上がります。

飲み比べてみるのも楽しいですよ!

Enjoy your COFFEE LIFE!

GARTEN COFFEE
バリスタ/コーヒーライフプランナー
井野麻美

 

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