編集長よりバトンを受けとりました、NEXTWEEKENDのひかりです。
3ターン目は「家族の旅について、どう考えて計画してる?」というテーマで交換日記をまわしていますが、つい先日も、年末年始で夫の実家がある大阪へ家族で帰省したところ。
実家にお世話になるとはいえ、滞在期間は5泊6日だったのでなかなかの旅行気分。
大阪への帰省は娘が生まれる前からの恒例だったのですが、やっぱり娘の成長に合わせて過ごし方も変わってきました。
企画や移動の仕方、持ち物や心がけ。
本当に小さなことの積み重ねですが、これまで娘と一緒に過ごしてきた旅の経験をもとに、役に立ったなと思うことをシェアしたいと思います。
2.移動時間はお楽しみタイムだと思う
3. “母である自分”を巻き込む
4. 子どものたのしみもつくる
5. 親子共々、 体のケアを怠らない
1. 小刻みに企画する
「今日から1週間ハワイに行こう!」みたいな、距離的にも時間的にも大きな旅行はまだ家族でしたことがありません。
でも、子どもがもっと大きくなったらいつか、なんて思っていると、大事な思い出を残すタイミングがあっという間に過ぎてしまいますよね。
なので、なかなかまとまった企画が出来なくても、ちょっとしたタイミングの小旅行はちょくちょく娘と楽しんでいます。
「今回はお利口だったね!」
「次はベビーカー なしで行ってみよう」
と、回数を重ねるごとに母子ともに成長できて、だんだんと親子旅行のプロフェッショナルに近づいている気がします…きっと…!
2. 移動時間はお楽しみタイムだと思う
よくママ同士の会話でも出る話題「子連れの新幹線は魔の時間」。
でもこれって多分、子育てをする前の “移動時間は旅の休憩タイム” という感覚が染みついているからマイナスな気持ちになっちゃう部分もあるんだと思います。
新幹線や飛行機なんて、子供にとってはもう楽しいビッグイベント。
お利口に座ってるなんて普通に難しい話。
家から持ってきた毛糸であやとりをしたり、お座りに飽きたら車内を一緒に探検してみたり。
「今日は移動で何しようか?」という気持ちで、最近は楽しく向き合ってみています。
あとよく気になってしまうのが、周囲の目。
ゆっくり本を読んだり仕事に集中したりする人がいる中で、子どもが騒ぎ出すと本当に焦りますよね。
焦って「もう、いい加減にして!」と態度に出してしまうと、子どもの機嫌はさらに悪くなるばかり。
いつもそれが嫌だなと思っていたのですが、この前隣の人が「かわいいね」って娘に小さなお菓子をくれたんです。
それでちょっと気持ちを入れ替えて周りをみると、周囲の目も厳しいものばかりではないんだということに気づきました。
子どものおしゃべりの声を聞いて、優しい目でこちらを見てくれている人。
娘がおとなしいなと思ったら、後ろの席からいろんな顔であやしてくれている人。
もちろん、子連れだからといってなんでも許されるわけではなく、周囲への配慮や最低限のマナーは大事。
でも “ごめんなさい” という気持ちで悲しくなるばかりではなく、周りに感謝をしながらも、親子の「お楽しみタイム」だと思って、もっと胸をはって過ごして良いのだと思うようになりました。
3. “母である自分”を巻き込む
家族以外のメンバーもいる旅行の話。
私は正直、母になるまではあまり小さな子供が得意じゃありませんでした。
今でもそういう人の気持ちはわかるので、大人の集まりに子どもを連れていくことには躊躇することも多いです。
そんなことだから、以前せっかく招待してもらった社員旅行にも「子どもをあずけられないので行けません」なんて返事をしてしまったことも。
ですが結果的にそれぞれが子供や家族を連れてきて、大人も協力しながら子どもたちとたくさん遊んで、娘にとっても私にとってもすごく良い経験、思い出になりました。
あと最近嬉しかったのが、私の住む浜松まで友人3人が遊びに来てくれることになり、せっかくだから浜名湖あたりで1泊しようよ、という話になった時。
普通だったら夕方までは一緒に過ごして途中で私と娘は自宅に…という選択をするのですが、気心知れた古い友人ということもあって、勇気を出して「子どもも一緒に泊まっていい?」と相談してみました。
そうして始まった、“私だけ” 子どもを連れた小さな旅行。
ただ全員、思った以上に娘とのコミュニケーションを楽しんでくれて、学生時代からの友人が自分の娘を可愛がってくれている光景は、幸せ以外のなにものでもありませんでした。
そして「あれ?みんな大人になったな、甘えてみてよかったな」と思ったりして。
「子どもができてから疎遠になった」という話はよくあるし、物理的にそうなってしまうのも仕方ないと思います。
ただ、ケースバイケースですが、ちょっとずつ様子を見ながら、周囲の人間関係にも娘の存在や “母である自分” を巻き込んでいくことって大事だなと感じました。
4. 子どもの楽しみもつくる
これは、さきほど書いた社員旅行のときに、この交換日記のメンバーでもあるGARTEN COFFEEバリスタのあさみさんにすごく影響を受けたこと。
(写真はあさみさんが持ってきたアイテムでたのしむ子供達の様子)
旅行という非日常な空間で過ごすだけで楽しいのはもちろんなのですが、大人だってゆっくり本を読んだり深夜にトランプ大会をしたり、色んなアイテムで旅をエンジョイしますよね。
子どもも同じ。
風船、シャボン玉、シール遊び、お絵かき帳…
あさみさんのキッズを楽しませるグッズをたくさん持ってきてくれるホスピタリティを目の当たりにしてからというもの、私も真似していろんなお楽しみアイテムを持っていくようになりました。
そろそろ旅行の準備も娘と一緒にできるようになりそうなので、自分のリュックにつめるおもちゃを選ぶ「準備の楽しみ」も味わってもらいたいなと思っています。
5. 体のケアを怠らない
楽しい旅行とはいえ、やっぱり親子ともども体は疲れるもの。
昔はどんな環境だって気合でなんとでもなったのですが(笑)、子どもと一緒となると話は別。
(産後の体も昔のように気合で乗り切れるというわけにはいかなくなりました…)
つい先月も数日だけ実家に帰省した後で、娘が5日間も続けて熱をだしてしまって、もっと体のケアをきちんとしてあげれば、と反省しました。
元気に見えても、子どもって限界まではしゃいじゃうんですよね、きっと。
それからは、ご飯はしっかり食べさせる、早めに寝る、手洗いうがいは必ずする、など、当たり前のことですが旅行の時はいつも以上に規則正しく生活できるようにしています。
そしてかなりお世話になっているのが、 #かぞくごと のパートナーブランドであるナチュラルサイエンスのスキンケア。
どれも子育てをするママの気持ちを本当に考えてくれている、すばらしいアイテムなのです。
(かぞくごとママ&キッズ部の部長をさせてもらっている私から、声を大にして言いたい…!)
車移動の時なんかはもっと多いのですが、写真のアイテムはあまり荷物を増やせないときに厳選して持って行くもの。
左から順番に 7アイテムご紹介したいと思います。
1. レドナ コンセントレートマスク
これはママのための保湿パック。
普段はあまりしませんが、旅行ではよく肌荒れをおこすのでパックはよく持っていきます。
(美容液一本分を含んだマスクで集中ケア…!)
小分けに袋詰めされているので、いる分だけ持ち歩けるのも便利。
2. オリゴモイスチャークリーム
いつもは、スキンケアの最後に部分的に使っている濃厚な保湿クリーム。
旅行の時は、なかなかスキンケアが一式持っていけない時も、移動中の車内やホテルが乾燥していることが多いので、これだけは持って行くようにしています。
顔全体に薄く伸ばすだけでやさしいベールで守られているよう。
次の日の朝までしっかりもちもちしています。
3. ベビープロテクトベール
子どもの食事の時に大活躍する口まわり用保湿クリーム。
食事前に塗っておくと、汚れをはじくベールに。
食事後は、汚れを拭き取った肌を保湿した後に、よだれかぶれ防止として。
チューブ型でサッと塗りやすく、コンパクトなのでポーチに入れていつも持ち歩いています。
4. べビースキンフレッシュナー
赤ちゃんの肌に使えるよごれふきとりミスト。
私がよく使うのは食事の時なので、ベビープロテクトベールといつもセットで持っています。
オムツ替えの時や汗をかいた時など、あらゆるシーンで使えるのですが、ご飯を食べ終わった後にカピカピになってしまった口まわりをやさしく拭き取るのにもすごく便利なのです。(拭き取ったあとはクリームで保湿も忘れずに)
このミストとやわらかい布のハンカチのセットで、大量のティッシュ類を持ち歩く必要もなくなりました。
5. ベビーミルキークリーム
赤ちゃんの肌に使える全身用保湿クリーム。
お風呂上がりは親子でこれを使います。
敏感肌にも使える優しい成分ながら、しっかりと保湿してくれるので、大人の肌もちゃんとしっとりします。
荷物が多くなりがちな子育てでは、子どもと一緒に使えるアイテムが本当に嬉しいです。
6. ベビースクワランオイル
乾燥による肌荒れで、水以外何も受け付けなくなってしまった私のヒリヒリ肌にも、なんのストレスもなくすっとなじんでくれました。
まずはオイルで肌を整えて様子を見て、少ししてからいつものスキンケアをしたり、
肌がパサついて化粧のりが悪くなってしまった時は、クリームタイプのファンデーションに少しだけ混ぜて使ったり。
いろいろな使い方ができる万能オイルなので、とても重宝しています。
7. ナチュラルアルコールジェル
旅行に限らず、お出かけの必須アイテム。
ウイルスが蔓延する冬は特に気をつけたい食事前の消毒に使っています。
カバンの取手に付けられるカバーも便利。
小さくてかさばらず、ワンタッチで開けられるキャップ式なのが気に入っています。
かぞくと過ごすかけがえのない瞬間を残していく #かぞくごと プロジェクト。
この企画のおかげで、子育ての楽しみかたが日々アップデートされて本当に楽しいです。
さて、次に日記を渡すのは、リモートワークのメンバーとして一緒に奮闘しているコミュニティマネージャーのなおこさん。
なおこさんには普段から、子育ての工夫を本当にたくさん教えてもらっています。
元気な男の子を2人連れて、いつも色々な場所へお出かけしているなおこさんが、家族旅行の企画で取り入れていることをぜひ教えていただけると嬉しいです!
イラスト:二階堂ちはる