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大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、コンプレックスを克服することを親が認めてくれず悩む相談者さんからのお悩みです。

人には誰しも一つや二つコンプレックスがあると思うのですがそれをどうにかして無くそうとする人もいると思います。
私は沢山あるうちの上位2つに悩まされています。
ひとつは重たい一重です。
小学生の頃ぐらいから親や、友人等の周りの人達から「目がないよね」とか「二重埋没したら?」とか「不細工」とか言われてきてて、一人で悩んだりしていたので、大学受験が終わってバイトしてお金を貯めて高校卒業して大学の入学式の日までに二重埋没をしようと決めて親に言ったのですが、親はダメだと言いました。
私が思うに確かに失敗した場合の事を考えると、「20歳になってからにしろ」というのも分からなくもないのですが、せっかく環境が変わるタイミングでもあり、親自身も私に「受験おわったら二重にしたらいいじゃん」とかいっていたのにどうして今更だめだというのだろうか…と思ってしまいます。
もう1つは、私は生まれつき耳が悪くて補聴器をつけています。
補聴器を付けている時によく2度見されたりするのですが、それも嫌だし、かと言ってつけなければ聞こえないので無視しているとか人の話を聞かない等と思われたり、よく言われます。

なので、40万くらいする、目立たないタイプの補聴器を親にお金を借りて買って少しずつ返していこうと思っていて相談したら「そんなもんいらない」と言われました。
「自分でお金を貯めて買いなさい」と言うのは、やはりそう言われるだろうと思っていたし、そうすべきであると思っていましたが、「そんな物」と言われて私は仕様もない物と言われてるように感じ、私が物心ついた頃から悩んでいた事を踏みにじられた気分でいました。
私も耳が悪くなりたくて生まれたわけじゃない。
それに「みんな違ってみんないいよね。」って言う人がよくいると思いますが、私はそうは思いません。
健常者は障害者の気持ちがわからない。この事実には変わりはありません。
健常者でないことによって、私は小学生の時からなりたかった職業になれないと調べたら判明しました。
代表である2つのコンプレックスを無くす事が出来るように私が今置かれている状況でやる事をしっかりやって残り3ヶ月頑張ろうとモチベーションにして頑張ってきたのになあと思っています…。
(18歳・女性・学生)

急速に寒くなってきましたねぇ。

いつもこの季節は色々なことに追われている気がするのですが、例年より早くクリスマスツリーを出して、オーナメントを作ったりなんてしていたら、なんだか急に流れが逆転して、波に乗っているような気分になりました。

単純だ…!

さて、お悩みの投稿ありがとうございます。

今はまさに受験勉強真っ只中ということですよね…!身体に気をつけてラストスパート頑張ってくださいね。

今はこの期間が果てしなく長く感じたり、時間がないと焦ったり、色々な気持ちになる時期だと思いますが、過ぎてしまえばあっという間の出来事。

子供と大人の間、期待と不安が入り乱れて、沢山悩むと思いますが、今の感情が、いつかきっと宝物みたいな思い出になるはずです。

私はもう10年以上経ってしまいましたが、この頃に聴いてた音楽が流れてくると、胸がぐっと締め付けられるような、それでいて優しい気持ちになるもんなぁ。

相談者さんが暮らしている今は、そんな時なんだと思います!

本題ですが、勇気を出して伝えたのに親御さんに理解してもらえず辛かったですね。

コンプレックスの深さは本当に自分にしか分からないですよね…。

私も中学を卒業するくらいまで、すごく腫れやすい奥二重で、日によって瞼の線が変わってしまうので、腫れてしまった日は「あ、今日はもう本当に嫌な日だ…」と思いながら学校に行ったり、目をこすると二重になるからという理由で、写真を撮る前はこすりすぎて真っ赤になってしまっていたり、人には言えなかったけどかなり悩んでいました。

小学生ながらに色々と研究して、枕を高くしてみたり、夜は水分と塩分を摂らないようにしたり、都市伝説かなんかを小耳に挟み、瞼にオロナインを塗って寝てみたり…。

中学に入ってアイプチもアイテープもしたけど、他人からどう見えているかばかりが気になって、誰かと会話していても変な目だと思われていないかと常に悩んでいたし、家族は両親も弟もぱっちり二重だったので、この悩みは誰にも理解できないだろうなと思っていました。

年齢とともに瞼が腫れづらくなり、安定する日が増えて今に至りますが、自分が抱えているコンプレックスの温度感と、他人から見たそれにギャップがあることは、多少なりとも理解できるつもりです。

それは容姿にかかわらず、社会に出てからだって同じで、いつだって自分の抱えているものの大きさは自分にしか分からないんだと思います。

それを前提になのですが、親御さんに手紙を書いてみてはいかがでしょうか…。

まずはこの18年間、物心がついてから瞼のことと補聴器のことで、自分が受けた傷のこと、悲しかったこと。

そして、自分がこれから大学に入って、どんな大人になり、どんな人生を歩んでいきたいと思っているのかということ。

最後に、その悩みに対して、今何をすることで、どう変われると思っているのかということ。

この3つの軸で、思いを伝えてみてはいかがでしょうか。

この中に、親御さんがしてきてくれたことへの感謝の気持ちも忘れずに綴ってください。

私も娘ができたので、親御さんの気持ちも少し分かる気がします。

整形すること自体に反対な訳ではないのですが、生まれてきた瞬間に「こんな顔の子がお腹の中に入っていたのか…!」という感動と共に娘に出会い、そしてたった2年でも少しずつ顔が変わっていくのを楽しく見守っているので、誰かの手によって顔が変わり、そのままの顔にもう会えなくなってしまうと思うと、少しだけ寂しいのかもしれません。

だけど、それよりも娘の人生が楽しい方が何倍も幸せです。

娘の笑顔が少しでも多くなって、誰かと笑い合って、明るい思考になるのなら、何も悪いことじゃないと思っています。(整形依存のようになってしまうなら反対しますが)

補聴器のことも、親御さんには親御さんの思いがあって、相談者さんを特別視していないように見せたくて、「そんなもの」と言ってしまったのかもしれません。

また、受験勉強に追われる中で、モチベーションのための思い付きで発言したように思われている可能性も無きにしも非ずです。

いずれにしても、実際に相談者さんがこれだけ長いこと悩んでいるのが現実です。

しっかり親御さんに今の傷と、これからの人生への期待をちゃんと伝えてみるのが良いと思います。

親子というのは、赤の他人ではないので「分かってくれているはず」という前提が通常の人間関係よりもずっと強く、直接話すとやや感情的になってしまうことも多いのだと思います。

「なんで分かってくれないの?」と思っているのは、もしかしたらお互い様の可能性もあります。

感情だけの会話にならないよう、まずは現状と未来への展望、それを叶えるための手段として、改めて手紙で伝え直してみてはどうでしょう。

そこから話し合いの場を設けられると、スムーズかもしれません。

相談者さんの気持ちがちゃんと伝わって、親御さんに理解&応援してもらえますように。

身体に気をつけて、勉強頑張ってくださいね!

 

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