NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、旦那さんの浮気に気づいてしまった相談者さんからのお悩みです。

はじめまして。
結婚して14年。子供は、3人います。
誰にも相談できずにどうしたらいいかわかりません。
今日旦那の浮気が発覚しました。先輩の仕事を手伝うと出かけた旦那。
私も仕事が休みで旦那とランチでも…と思ってた頃、私の友人が見かけたと連絡。
先輩の仕事場所とは違ったので、我が家の電気自動車のアプリで現在地がどこかなぁって軽い気持ちで調べたら、ラブホでした。
嘘だと思いたくて行ってみると旦那の車がありました。
怖くて、一旦帰宅。
旦那が帰ってきて、こっそりドライブレコーダーを見たら、思いっきり女性とラブホへ。
姿は映ってなかったけど、楽しそうな会話や嫁(私の事)と子供の話もしていました。
何度も会ってるような仲でした。
旦那は3年ぐらい前にも浮気していて、その時に次したら離婚と言っていました。
その時よりは涙も出ません。
すっごく腹立たしいですが、時間が経てば許せるのかな。
子供の事を考えると離婚はしたくないですが、このまま普通の顔して生活できそうにないです。
私の不機嫌な態度に、旦那も寄ってきません。
ホテルの写真や、ドライブレコーダーの声を証拠に話し合うべきなのか、見てみぬふりするのか、旦那の親に言おうかとか色々考え過ぎて胃が痛くてご飯も食べれません。
何かアドバイスがあったら、お願いします。
(39歳・女性・アルバイト)

あぁ…。本当に辛かったですね…。

誰にも言えないほど苦しい中で、ここに送ってくださってありがとうございます。

後から知るのももちろん嫌ですが、リアルタイムでホテルに停車された車を見てしまったり、生々しいドライブレコーダーは、まさに悪夢ですね…。

この相談を見て、「なんでそんな夫と結婚生活を続けるの?」と思う人もいれば、「浮気を見て見ぬふりして過ごしてる」なんて人もいるかもしれません。

大切なのは、一般常識ではなく、相談者さんが離婚したくないと思っていることだと思います。

14年間一緒にいた歴史、3人の子供、親との関係、家、家族ぐるみの友達。

「最低!」なんて言って家を飛び出せるほど身軽じゃないですよね。

旦那さんが不倫相手と何度も会っているような仲ということで、万が一彼が相手の女性とどうにかなりたいのだとすれば、相談者さんにとって問題は更に深刻ですが、ホテルに向かう道で楽しそうに家族の話をするなんて、全てにおいて失礼で、おそらく相当に浅はかな関係なんだと察します。

だからといってはなんですが、これからも結婚生活を続けたいのであれば、私は旦那さんに伝えた方が良いと思います。

このまま相談者さんがこの事を心に秘めて暮らしても、何をしてても旦那さんが憎いし信じられないし、自分を大切にする素振りを見せても腹立たしいし、素っ気なくされても腹立たしいし、心を閉ざして大切なことは言わなくなって、これから先何年も共に過ごす夫婦としては、全てにおいて悪循環だと思います。

何より相談者さんの人生がつまらなくなります。

また、親に言うのはあまり賛成ではありません。

相談者さんと自分の親がタッグを組んで自分を責めてきたら、きっと彼は小さい子供のようになって、またいつか家庭以外に逃げ場を探してしまう気がするのです。

これは2人で解決する問題です。

だけど、ありったけの証拠を刑事のように突きつけて、責め立てることはしない方が良いと思います。

子供たちが起きてきたり、話を聞かれることを気にしないで済む場所に2人で行き、まずはすごく傷ついた、という事実を伝えるのが良いと思います。

旦那さんがそれをどう受け止めるのか次第ですが、許すからには、責めることにはそれほど意味がありません。

今後夫婦としてどう在りたいのか、夫として、父親として、どうしていきたいと思っているのかを聞き、相談者さん自身も、どんな家庭にしたいと思っているのか、という、ある意味前向きなことをこの機会に話した方が良いと思います。

ただ、「この人は浮気しても絶対に離婚はしない、許してくれるんだ」と思われてはまた3年前と同じことになってしまいます。

話し合いが快方に向かいそうであれば、あらかじめ用意しておいた離婚届を見せることくらいはして、相談者さんに、それくらいの覚悟があったことは知っておいてもらっても良いかもしれません。

彼には、浅はかな行動によって失うものがどれだけ大きいかをしっかり理解してもらう必要があります。

とはいえ、どれだけ前を向いたとしても、浮気の事実は消せません。

沢山謝られて、どんなに優しくされても、相談者さんはドライブレコーダーで聞いた会話をトラウマのように思い出してしまう日々も続くかもしれません。

だけど加害者と被害者が一緒に暮らすという構図はあまりにも酷で、関係はすれ違う一方です。

繰り返しになりますが、許すと決めたからには、今後も責め立てることはせず、悟ってもらいたくてもアピールすることもなく、かつて挙げた結婚式のように、同じ場所から2人で理想に向けて歩き出して、お互いにそうなるよう尊重しあっている、ということを信じて、進むのが良いと思います。

「あの時浮気したくせに!」なんて言葉は、離婚を決める日まで言ってはいけません。

そのためにも、話し合いができることになったら、その時だけは我慢することなく、ここぞとばかりに今後どう在りたいかを言葉にしてください。

今は到底許しがたく、想像もできないかもしれませんが、月に一度は必ず2人きりでデートをする、とかそんなことから、新しい夫婦の形が始まるかもしれません。

最後に…、

彼を許したとはいえ、今後、相談者さんが「自分は旦那に一緒にいてもらってる」なんて思ってしまい、どんどん自己評価が下がって、自信がなくなってしまったら嫌だな、と思っています。

3人の育児をしながらでは、色々難しいこともあるかもしれませんが、いざとなれば、離婚の選択だって潔くできるんだと思えるくらい、自分の周りを耕していってほしいです。

経済的に簡単なことではないかもしれませんが、好きなこと、楽しいこと、会いたい人、夢中になれること、そんなのが増えれば増えるほど自信もつき、結婚生活を継続している、ということすら自分自身の選択だと思えるはずです。

子供だっていずれは大きくなります。

相談者さんと、ご家族の人生が、良いものになるように心から祈っています。

辛い中、ここに送ってくださってありがとうございました。

お悩み募集中!

「編集長がこたえます!」では、みなさまからのお悩みを募集しています。

大きな声では言いづらいけどちょっと誰かに聞いてほしい…

そんなお悩みがある方はぜひ以下のフォームからご投稿ください。

お悩み投稿フォームはこちらから

※すべての質問に回答できるわけではございません。
また、頂いたお悩みはNEXTWEEKEND/村上萌の発信する他のコンテンツで使用させて頂く場合がございますこと予めご了承のほどよろしくお願いします。