こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
NEXTWEEKENDでは毎月、その月に合わせたテーマとそれに沿ったハッシュタグを提案しています。
1ヶ月かけて、読者の皆さんと一緒に同じハッシュタグを使って、季節の小さな野心を叶えていき、そのタグに集まった投稿をもとに、またここで記事にしていくという素敵な野心の循環。
私自身、毎月とても楽しみにしています。
そんな今月のテーマは「ちょっとだけ、はみだす夏」ハッシュタグは #ややワイルド です。
夏になると、街の木々が想像を絶する方向に伸びてきたり、意外な花をつけたりするように、この季節は、想像の一歩上を攻めたくなる。
そもそも想像できる範囲での選択なんて、味気ないのかもしれない。
草木みたいにありのままに伸びられたら、それこそワイルド。
ワイルドは、ヒゲの生えたおじさんだけの言葉じゃない、
「自然のまま、野性的、力強い」
そんな意味を持つこの言葉を自分らしく使いこなして、
ややワイルドに楽しみたい8月。
いつか振り返った時に、濃かったなぁとしみじみできる1ヶ月になりますように。
こんな気持ちで今月のテーマを考えました。
同時にこのテーマを楽しむために、NEXTWEEKENDで考えた小さな野心はこちら。
まずは1つ目の「大胆な盛り付けがしたい」について、私なりに記事を書いてみたいと思います。
普段からワイルドな盛り付けを得意としているので(大雑把なだけ)、個人的には書きやすいテーマなのですが、せっかくなので私が思う #ややワイルド な盛り付けの定義を3つご紹介したいと思います。
自然の中で生きていた状態を
彷彿させるように料理する
ワイルドが「野生的、自然のまま」といった意味を持つとしたら、「え、ちょっと待って。これってもしかしてピーマンだったの!?」といった隠し技よりは、ピーマンが自然の中で生きていた状態を彷彿させるように料理するのが、ワイルドなのでは、と思っています。
たとえばこれも、人参をそのままの形で表現したかったので、小さなサイズの人参を買って、まるごとローストしました。
これが丁寧にカットされた人参だったら、きちんとした洋食屋さんのハンバーグの付け合わせのようになっていたかもしれません。
レモンも、くし切りにして、絞った後にカスとして捨てられてしまうのであれば、輪切りにして上に乗せたほうが、最後まで料理と一緒にレモンらしさを楽しめる気がします。
▲こちらのローストビーフは、「村上萌が語る、小さな村が変わるとき【後編】」より女優・高山都さん監修のレシピ。
夏はフルーツポンチも、スイカがお皿。
くり抜いて中身をスイカに戻して、他のフルーツと合わせてサイダーを入れるだけ。
洋服だと難しい色の組み合わせに挑戦する
オレンジと紫。茶色の上にビビッドな赤。など、
洋服だと「なかなか難しい…」と思ってしまうような組み合わせも、自然界で作られた野菜で組み合わせると、美味しそうに見えるから不思議。
ちなみに色を表現するときの、定番ではないおすすめの食材はこんな感じ。
・赤→ラディッシュ(葉っぱつきのまま使ても、葉っぱを取って半分に切って断面を見せてもも◎)
・ピンク→ビーツ
・紫→紫キャベツ
・オレンジ→人参
・緑→ケール、クレソン、ライム、その他ハーブ
・黄色→レモン、黄パプリカ
ハーブを茎から大胆に使う
ミントやタイムを料理に散らす、というのは珍しくないことですが、ややワイルドな食卓では、葉っぱを1枚ずつちぎって散らすのではなく、思い切って枝から使うのがおすすめ。
BBQやアウトドアフードっぽい感じになるからか、お肉などがさらに美味しく見える気がします。
とまぁ、私の #ややワイルド 料理の定義はこんな感じです。
ただでさえ夏バテ気味な暑い毎日。
食欲がそそるような食卓は自分で作って、#ややワイルド な食事を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
みなさんの #ややワイルド な盛り付けも、SNS投稿の際にハッシュタグをつけて、教えていただけたら嬉しいです。
良い8月を…!