セミの声もちらほら…!
いよいよ夏が開幕しますね。
今月のNEXTWEEKENDの月間テーマは
「小さな野心の育て方#週末小ネタ帖」です。
今回は朝ごはんを愛しているメンバーの多い Weekender編集部に「わざわざ行きたい朝ごはんスポット」を聞いてみました。
朝の時間が充実していると、1日のスタートダッシュが決まったようで、その日の全てが順調に進むような気さえしますよね。
そんなわけで、気になる朝ごはんを旅の目的地に設定して出かけてみるのもおすすめ。
ぜひ、お気に入りを見つけてくださいね。
NEXTWEEKENDコミュニティマネージャー永田 尚子がお届けしていきます。
北海道:スプウン谷のザワザワ村
「宿泊した人のみですが、絵本の中のような世界で朝ごはんが食べられます。
私は宿泊している間、朝ごはんの時間が一番幸せでした…!
景色ももちろんですが、素材にこだわったメニューがとっても美味しいんです。
フレンチトーストは特に絶品!
珈琲豆とミルが用意されているので、淹れたての珈琲で食後ものんびりできます♩」
予約取れたんですね…!
憧れのスプウン谷。
今までいろんなところで美味しいコーヒーを飲みましたが、この雰囲気の中で豆を挽いて、自分たちで淹れるコーヒーは格別なんだろうなぁ。
想像するだけで深呼吸してしまいます。
北海道:六花の森
「北海道といえばの六花亭が手がける、六花の森。
窓一面に広がる広大な景色。
季節の花を眺めながらリーズナブルで美味しいホットケーキが食べられます!
六花の森限定の出来立てマルセイバターサンドなど、ここをめがけて十勝に行ってもいいくらいおすすめスポットです。
十勝に住んでいる私でも、何度も行きたい場所。」
出来立てのバターサンドは、どんなお味なんでしょうか。
先日、六花亭のバター(お馴染みのバターサンドのパッケージそっくり)を友人にもらって、その美味しさに感動しました。
とってもフレッシュで軽やかで、パンにそれを塗るというよりは、バターにパンを乗せて食べてしまうほどでした。
お皿も六花亭の柄で可愛い…!
青森:みなと食堂
「ひらめをさっと漬けにした丼は、全国から食べにくる人がいるほどの一品。
朝の5時から並んで食べる美味しさは絶品…!
食べ終わったあと、市場を冷やかして海産物を見るのもすごく楽しいです。」
朝の5時ですか…!早い!
それにしても、「漬け」のお刺身ってなんであんなに美味しいんでしょう。
シンプルにひらめ一色なところに、ひらめの本気を感じずにはいられません。
市場を冷やかすなんて上級者テク…!
私は、押されるとあれこれ買ってしまって思うつぼです。
新潟:里山十帖
「いつかのGWにカラダの中からデトックスをしたくて、里山十帖さんに宿泊してきました。
朝ごはんは、野菜と山菜を中心にしたカラダに優しいお料理ばかり。
南魚沼産コシヒカリ、有機にんじんジュース、土鍋で作る味噌汁など… 新潟の豊かな食文化を味わいながら、モリモリいただきました。
こんなにご飯をおかわりしたのは初めてだったので、もぜひおすすめしたいです♩」
お米の名産地!
以前、新潟に実家がある方に「お米が美味しすぎておかずがいらない」と聞いたことがあります。
体が喜ぶ「和」のフルコースなのに、寝室がローベッドでモダンな雰囲気なところがいいですね!
のんびり本でも読みたいです。
茨城:シーバーズカフェ
「まるで海に浮いているかのような建物。
日立駅に直結していて、改札を出てなんと30秒…!
駅に絶景のカフェって想像つかないかもしれないけれど。
お店に入るとオーシャンビュー!
駅からすぐで絶景とは、穴場ですね…!
そういえば、私の地元も港がすぐそばにあって駅前が海です。
当たり前過ぎて、今までその魅力に気付いていませんでした。
この距離で青空と海が見えると、特別感がありますね♩
パンケーキも美味しそう。
東京:かつお食堂
「以前にテレビで拝見し、このお店を知りました。
店長さんは髪の一部をかつお色(かつおブルー)に染めたり、休日もかつおのことを考えたりと、かつおに全てを注ぐ情熱に心打たれました。
実際に行ってみて、本当にかつおへの想いを語ってくれました。
かつおぶしご飯がとっても美味しかったです。」
私もテレビで観ました!
かつおに恋している様子が、その熱量が、もう気持ち良いほどでした。
Weekender編集部といえば「パンケーキ!」なイメージでしたが、こうして並べてみると案外「THE日本の魅力」も好きなんですよね。
私も今年の野心に「かつお食堂」は入っています。
東京:パンとエスプレッソと自由形
「ここの『ブランティーセット』は、楽しみな朝ごはんの予定にぴったりです。
ブランチでもなく、アフタヌーンティーでもなく、『ブランティー』という特別感。
1日限定5食、10:00〜12:00に食べられる限定メニューで、たくさんの種類のパン、チーズにハムにサラダ、ティラミスまでついて
¥1000- というお値段も魅力…!
事前に、電話での予約をおすすめします。
予約もできるんですね!
ぜひ行ってみたいです。
午前中の贅沢時間を作ると、前の晩の寝る前から楽しみになりますよね。
「パンとエスプレッソと。」のエスプレッソがないお店は、大阪にもあって時々パンを買いに行きます。
限定のムーというバターがたっぷりのデニッシュ食パンは、あったら必ず選び、最後にフルーツサンドとチョココロネで悩みます。
ブランティーが10時からということで、その前にも朝ご飯を食べに行ってしまいそうです。
神奈川:Pacific DRIVE-IN
「海が見えるカフェがこのエリアにたくさんあるのですが、ここは七里ガ浜の海の目の前に建つ、ハワイの雰囲気が感じられるカフェです。
海を眺めながら、波の音を聞きながら、のんびりと朝食をいただけます。
リラックスしすぎて、いつまでもいられる空間ですよ。
ガーリックシュリンプやパンケーキもおすすめです!」
確かに、日本とは思えない空気感。
メニューもハワイのようですね。
海沿いで潮の香りに包まれながら非日常な朝時間、体験してみたいです!
神奈川:hotel aiaoi
「宿泊者だけが食べられるこの朝ごはんが食べたくて予約をしたといっても過言ではありません。
一番に出してくれるブレンドした漢方茶。
五分づき米とその糠を使ったぬか漬け。
お魚屋さんで仕入れる鮭に、漁師さんがバケツで持ってきてくれるという鎌倉のタコ。
窓辺で海を見ながら噛みしめて、ゆったりとした時間をごちそうになりました。」
私も泊まってみたいところです!
日頃はパンとコーヒーでササっと済ませる方も多いと思いますが、旅先くらいこんな風にやさしくはじまる朝で身体を癒したいですね。
京都:スマート珈琲店
「こちらも大好きな人が多いのではないでしょうか。
京都の朝は喫茶店でスタートしたい、というときに訪れるお店です。
おいしいコーヒーと昔ながらのホットケーキ、タマゴサンドウィッチ。
あの空間にこの味が、なんとも落ち着くのです。
ここは、よくInstagramで見ていました!
私が住んでいる、大阪の福島駅 高架下にも、「ダイヤ」というなんともいえない昭和な喫茶店があり、そこのホットケーキも昔ながらです。
お店の方は絶対夫婦だと思っていたのに、最近聞いたらまさかのオーナーとパートさんで衝撃でした。
時が止まるお店、いつまでも変わらず同じ場所にあって欲しいですね。私も行ってみます。
兵庫:神戸北野ホテル ダイニングイグレック
「神戸にあるオーベルジュ神戸北野ホテルの『世界一の朝食』です。
カラフルでかわいい『飲むサラダ』や『いちごのコンフィチュール』は絶品です。
美味しい牛乳をたっぷり入れて飲むカフェオレなど、贅沢な朝食を明るいテラスでのんびり楽しめます。
「世界一の朝ごはんと呼ばれ、食べきれないくらいの品々と、静かに流れる時間が最高。
1人で行くもよしです!
ちょっとしたお嬢様気分が味わえます。」
なんと、2名からの推薦。
世界一の朝ごはんとは噂に聞いていましたが、カラフルなジュースが並んでいる光景は、書いてくださっているように、まるでプリンセスになったかのような高揚感が期待できますね。
兵庫:kikiluak
「こちらのオープンサンドに使われているパンは、予約が取れないパン屋さんとして有名な生瀬ヒュッテさんのもの…!
予約開始日に100回電話しても繋がらない有名店のパンがいただけます。
季節によって変わるオープンサンドの中身はもちろんパンと相性抜群。
生瀬ヒュッテさん…!
何度も何度も電話で挑戦をしたことがあります。
そして繋がらず、まだ食べられていないのでこちらのお店で食べてみたいです。
パン好きにはたまらない情報をありがとうございます。
奈良:奈良ホテル メインダイニングルーム三笠
「奈良ホテルで食べられる『大和の茶がゆ』。
香り高い緑茶で炊き上げられていて、さらさらっと食べられます。
(宿泊しなくても食べられる定食です!)
ちょっと特別、でもやさしい朝ごはんを食べたいときにおすすめです。」
「茶がゆ」美味しいですよね!
和歌山のほうでは、ほうじ茶で炊いて冷たく冷やして食べるので、大阪の南部出身の私もその味に親しみがあります。
緑茶で炊いたお粥も美味しそう…!
こんなふうにお盆にきっちりおさまっている和食は、定期的に食べてほっとしたいです。
徳島:sumiyoshi4丁目 COFFEE STAND
「6時からOPENしている人気店。
コーヒーはもちろん、サクサクふっくらトースト、飾り切りが美しいフルーツ。
丁寧な仕事がうかがえるモーニングが美味しいんです!」
このお店、私も行ったことがあるのですが本当に最高でした。
アート化した薄いりんごを眺めながら、飲むコーヒーも美味しかったなぁ。
このあと、スーパーで大好きな半田素麺を買い込んだのでした。
広島:park south sandwich
「広島市中区の袋町公園の横にあるサンドイッチ屋さん。
自家焙煎しているコーヒーの匂いと、定番からボリューミーなものまでいろんな種類のサンドイッチが楽しめるお店です。
シンプルな作りの店内は、繁華街の中にあるのに、のんびりした時間を過ごせます。
春は袋町公園の桜がきれいだろうなあ…」
サンドイッチと自家焙煎のコーヒー、そして可愛い瓶のリンゴジュース!
季節によって景色が変わる朝ごはんというのも、いいですね。
旦那さんが朝からやっているカフェをピックアップしてくれたなんて優しいなぁ。
なんでもない連休も、行ってみたい朝ごはんリストがあるだけで楽しめそうですね。
宮崎:九州パンケーキカフェ本店
「九州産の材料でできた『九州パンケーキ』のミックス粉は、今やどこでも買えるのでご存知の方も多いかと思います。
九州パンケーキは宮崎で生まれたものなんです。
こちらは朝8時からモーニング営業もしているので、宮崎出張の際に朝ごはんを食べに行きました。
お食事系、スイーツ系のいろんなパンケーキが食べられるのはもちろん、パンケーキ以外の食材も九州産にこだわっていて、味も見た目も満足度が高いです!」
九州パンケーキミックス、以前お友達にもらったことがあります。
あっさりしていて軽やかで、しっかりと粉の味を感じることができました。
はちみつで甘くしても、ソーセージで塩っぽく食べても、どちらも美味しかったです!
沖縄 古宇利島:リベウリ
「沖縄の古宇利島にある、1日3組限定の隠れ家リゾートリベウリのオーナーご夫婦が作る、沖縄の食材をふんだんに使った朝食です。
ビーツのドレッシングのサラダ、アグー豚のソーセージに焼きたての手作りパン、トウモロコシスープにマンゴージュース。
どれも絶品でまた食べたくなる優しい味がしました。」
そんなこだわりのメニューがまた「やちむん」に乗って出てくるところが憎いですね。
ビーツのドレッシングが色鮮やかで、夏らしさが際立っています。
1日3名限定だなんて早めに予約しなくては…!
沖縄 北中城村:プラウマンズランチベーカリー
「沖縄の丘の上に佇むベーカリーカフェ。
A.M.プレートというモーニング限定メニューがおすすめです。
食べ比べができるパンはもちろん、スクランブルエッグもスープもお野菜も全てが美味しくて…!
わたしの中では、ベストオブモーニングセットです。
シンプルな味付けなのに奥が深くて、食べきるのがもったいないという気持ちさえ生まれます。」
「おいしい」と思うことは多々あっても、その向こう側の「感動」を感じられることは稀。
だからこそ、とても幸せな気分になりますよね!
このシンプルな見た目で感動するだなんて、美味しさの秘密と作り手さんの細やかな心配りが、あちこちに宿っているんでしょうね。
沖縄 北谷村:GOOD DAY COFFEE
「沖縄でハワイに行ったような気分を味わえるお店です。
朝6時からOPENしていて、価格はドル表記。(日本円で支払い可)
海外の方も多く『旅行に来たなあ』という雰囲気の中、600円ほどでボリューミーなモーニングを食べられます。
ちなみにベーコンエッグの下にはカリカリに焼かれた食パンが隠れています。」
ベーコンとアボカドとパンと卵、この上ない黄金比率です。
ベーコンのエキスをたっぷり吸いこんで、パンもさぞかし美味しく仕上がっていることでしょう…!
あぁ食べたい。
いかがでしたか?
私は先日、東京で朝ごはんを食べたお店のお皿があまりに可愛い水色だったんです。
そしたらなんと、友達が後日お店に電話してメーカー名を調べてくれたので、同じものを購入することができました。
お店によって、使っている食器やコーヒー豆やパンの仕入れ先、朝の澄んだ空気の中で店内のBGMもしっかりと聞こえて、いろんなセンスがギュッと詰まっているのが朝ごはんの魅力。
今回ご紹介をしてみて、ランチやディナーの「食」という感覚よりは、朝ごはん=「体験」に近いのかもと感じました。
あぁ、行ってみたいところがたくさん!
みなさまのおすすめ朝ごはんも、ハッシュタグ#週末小ネタ帖で、ぜひ教えてくださいね。