今月のNEXTWEEKENDの月間テーマは
「変わらないものを知る #昔から好きなこと」です。
今日は、3時のおやつを愛するWeekender編集部に、“1時間以内で作れる、簡単おやつレシピ”を教えてもらいました。
特別な道具がなくても、大丈夫!
お子様と一緒でも作れる7つのレシピ。
NEXTWEEKENDコミュニティマネージャー永田 尚子がお届けしていきます。
絵本に出てきたスコーンサンド
材料:ホットケーキミックス200g、牛乳50g、バター50g、ハチミツ、いちごジャム、マーマレード(好みのジャムでもOK)
1.ホットケーキミックスに牛乳、バターを入れて、よく混ぜる。
(バターは溶かさず、そのまま混ぜます。)
2.隠し味にハチミツをひとさじ入れて成形し、180℃のオーブンで15分焼く。
3.いちごジャムとマーマレードをサンドすれば完成!
「絵本の『しましまジャム』に出てくる、ジャムとスコーンのコンビ。
いちごとマーマレードを交互に詰める簡単なレシピだけど、これだけで子どもは喜びます。
絵本を読み聞かせながら、『これ食べたいね!美味しそうだね、作っちゃおうか!』と親子で話をしたのがもう数年前。
交互にジャムを詰めていくだけで、絵本に出てくる「しましまジャム」になるなんて…!
子どもたちは嬉しいでしょうね。
私もすっかりマネしたくなりました。
そういえば「こまったさん」という児童書のシリーズに出てくるお料理たちも、どれも美味しそうで、すぐに作らなくても、作り方をじっくり読むのは、わくわくしたなぁと思い出しました。
懐かしのベイクドチーズケーキ
材料:クリームチーズ 200g、砂糖 80g、卵 2個、生クリーム 200cc、小麦粉 小さじ1、バタークッキー15枚、マーガリン 小さじ2〜3
1.オーブンを180度に予熱し、クリームチーズは常温にしておく。
2.クッキーを砕いてマーガリンと混ぜ合わせ、ケーキ型に薄く敷く。
3.その他の材料を全て混ぜて、ケーキ型に流し込みオーブンで焼く。
よく冷ましてから型を外せば完成!
「このチーズケーキだけは自信があります…!
小さい頃に通っていたお習字の先生が、イベントの度に作ってくれていたチーズケーキ。
学校で嫌なことがあったとき、うれしいことがあったとき、何かある度にいつも作ってくれていました。
大人になってレシピを教わり、すごく簡単だけどこのチーズケーキより美味しいのは食べたことがないなぁ。
母に言えなくても、先生に話せることもあった程でした。
どんなときでも笑ってなさいと言ってくれたこと、チーズケーキを食べると思い出します。」
こういうレシピ、待ってました…!
もう絶対に美味しいんだろうなあと思います。
思い出の味を、大人になって再現してみる時間。
我が家の子たちにも、母に言えないことも話せてしまうような人と、出会ってほしいと思いました。
3つの材料で作る、絶品プリン
プリンの材料:牛乳 110ml、砂糖 15g、卵1個、バニラエッセンス少々
カラメルの材料:上白糖 大さじ1、水 小さじ1、水(加熱後)小さじ1
1.砂糖と水をレンジで加熱してカラメルを作り、カップに入れる。
2.牛乳、砂糖、卵を混ぜ合わして濾す。
カップに入れてオーブンで蒸し焼きにすれば完成!
「管理栄養士をしていて、学校の給食で出したプリン。
手作りだと、こんなに美味しいのか…!と衝撃を受けました。
それ以来、家族や友人に作っています。
みんなに喜ばれる、自慢のおやつです。」
なんと、管理栄養士さんが学校で出していたプリン!
シンプルな材料ゆえに、素朴なおいしさが想像できます。
手軽に買えるものでも、改めて自分で作るともっと美味しかったりしますよね。
プリンは「蒸す」という工程から苦手意識を持ってしまいがちですが、オーブンやお湯を張ったフライパンで蒸し焼きにすることでも挑戦できたり、事前に作って冷やしておけるところも魅力ですね♩
黒柳徹子ケーキ
10分で仕込みが完する簡単ケーキ。
(このあと、冷蔵庫で一晩寝かせます!)
「黒柳徹子さんが共演者の方にふるまったことから『黒柳徹子ケーキ』と呼ばれているレシピ。
ビスケットなのに、本当にケーキのような食感に!
とっても美味しくて簡単なので、お子さんと作るのも楽しいはず。」
これ、美味しいですよね!
私も以前にネーミングと簡単さに惹かれて、作ってみたことがあります。
こんなに美しくカットできませんでしたが、マリービスケットにしっとりと生クリームが絡んで、ちゃんと「ケーキ」になるんですよね。
久しぶりに、作ってみたくなりました。
炊飯器で作る、黒ごまケーキ
材料:卵3個、小麦粉90g、三温糖70g、すりおろし黒ごま20g、米油大さじ1と2/1
1.卵と三温糖を湯煎しながら混ぜる。
2.なめらかになったら、黒ごま、小麦粉、米油を入れて混ぜる。
3.炊飯器に入れて、炊き上がったら完成。
「炊飯器で作るケーキ、簡単でいいなあと探しているときに、阿倍剛子さんのレシピに辿り着きました。
電気代の節約にもなって、すぐに作れる手軽さが気に入ってます。
本来は白ごまも20g入れるみたいですが、我が家では黒ごまだけを入れています。
甘すぎない味も気に入っているポイントです。」
炊飯器で焼くケーキは、スイッチを押して完了する気軽さがいいですね。
ごまも摂れて、子どもたちにも食べさせてあげたい優しいケーキのご紹介、嬉しいです。
お母さんのプリンアラモード
材料:卵1個、牛乳150cc〜200cc(少ないと硬めに仕上がります)、砂糖大さじ2、あればバニラエッセンス
1.鍋に牛乳を入れて弱火で軽く温め、お砂糖入れて沸騰しないくらいに温めて砂糖を溶かす。
2.ボールに卵を入れてよくかき混ぜ、砂糖の溶けた牛乳を入れる。
(バニラエッセンスがあれば、このタイミングで2〜3滴入れて香りづけする。)
3.プリンの容器に茶こしで漉しながら注ぎ、アルミホイルで蓋をする。
4.鍋に1cmほどお水を入れて蓋をし、弱火で12〜15分蒸す。
5.火を止めた後、余熱でさらに10分ほど蒸す。
6.固まったら鍋から取り出し、粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やす。
7.好みでフルーツや、カラメルソース、ホイップクリームをのせて完成!
「小さな頃、母親が作ってくれていた素朴なプリン。
身体が疲れているときは、手作りプリンが身に染みる…!
丁寧に解説、ありがとうございます!
フルーツがたくさんのって、贅沢なおやつですね。
私の母も、プリンを作ってくれる母であってほしかったなぁ。
マドレーヌ型で作る、ベイクドチーズケーキ
材料:クリームチーズ150g、卵1個、砂糖大さじ2、生クリーム大さじ2、レモン汁小さじ1/2、小麦粉大さじ2
1.クリームチーズを常温に戻して、ボウルでなめらかになるまで混ぜる。
2.卵、砂糖、生クリーム、レモン汁を加えて混ぜる。
3.よく混ざったら、小麦粉を加えて混ぜる。
4.マドレーヌ型に8分目まで流し入れる。
5.トースターで様子を見ながら、10分ほど焼けば完成!
「30分くらいで完成する、簡単おやつ。
お砂糖も小麦粉も少なくて、子どもにもおすすめな優しい味です。
好みで砂糖は調節してみてもいいかもしれません♩」
マドレーヌ型に入れて焼けばいいんですね。
いつもホールで焼いたら上手に切れず、ピクニックに持って行ったときも包丁を湯煎しながら時間がかかって苦労していました。
この簡単さなら子どもたちにも任せられそうです。
この週末、やってみます!
「時間が出来たら」と、つい後回しにしてしまいがちなお菓子作り。
材料だけ買っておいて、少し空いた時間に思い切って仕込んでみませんか?
みなさまの懐かしのレシピや思い出の味も、ハッシュタグ#昔から好きなことで教えてくださいね。