こんにちは。
NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
5月にNEXTWEEKENDが掲げている月間テーマは「変わらないものを知る」ハッシュタグは #昔から好きなこと です。
変わりたいと願った時もあったけど、
昔から変わらない自分が垣間見える瞬間は、
幼馴染に会ったみたいに、
安心する瞬間でもあったりする。
別に変わらなくたって、
新しいものと一緒に大切にすれば良いのかもしれない。
街も自然も一斉に動き出す5月は
#昔から好きなこと にも、改めて出会えますように。
こんな気持ちで5月のテーマを考えました。
同時にNEXTWEEKENDで考えたWISHLISTはこの3つ。
1つ目の「好きな色から選びたい」については、「村上萌の、いざという時に好きな色を選べる直感の磨き方」という記事で、日常から色で遊ぶことを書かせていただきました。
今回は2つ目の「思い出を発掘したい」について。
私は、自分の持ち物に対してはそれなりに思い入れはあるものの、今自分に必要がないと判断したものに関しては、結構あっさり手放すことができる方です。
そんな中、これまで何度も「残す検定」に合格してきている思い出の品の、自分なりの基準を振り返ってみました。
2.一生懸命書いた軸
3.どう考えても宝物軸
転機になった軸
残しておこうと決めて残してきた訳ではないのですが、なかなか捨てられない、焼肉屋でバイトしてた頃の手書きのネームプレート。
(なぜかイラストは常にカッパ…。)
18歳からの2年間、初めてのバイトだったこともあってとにかく自分のできることを注いでいた日々。
通常のバイト業務に加えて、私が働いていた焼肉屋では自分が担当するテーブルに、この名刺を渡して、裏にあるQRコードに飛んでアンケートにこたえていただくという重大なミッションがありました。
すごく上手な仕組みだなと今になって思うのですが、このアンケートでは顧客情報や満足度のデータが取れるだけでなく、「本日もっとも輝いていたスタッフ」という欄に、スタッフの名前を書いてもらうことができるのです。
楽屋裏のパソコンですぐに結果が見れるので、アルバイトとしては、これがものすごくモチベーションになる。
ある週末に「本日もっとも輝いていたスタッフ」という欄が自分の名前で埋め尽くされた時に、それを目標にしてきたので嬉しい気持ちと同時に、このままだと自分のエゴだけで店が成長しない!という危機感に襲われ、その日を境にドリンク場に移動することにしたのを覚えています。
自分がこれまで身につけた小さな技を伝授して、後輩が喜ばれているのを見た時今までとは違う喜びがあったことは、もしかすると今自分が会社を経営するようになったヒントにもなっているのかなぁと、思ったり。
そんな訳で、結構自分の中では転機にもなったバイトでのネームプレート。
多分これからもとっておくんだろうな。
2.一生懸命書いたもの
その時の本心とか弱さとか、自分なりに真剣に考えたことが綴ってあるものは、基本的に残してあります。
「あれ、全然変わってないこと言ってる笑」と思うこともあれば、「あー、悩んでたんだなぁ」とか、昔の自分の一生懸命に触れられるということは、学生時代の親友くらい貴重な存在だったりも。
だからこそ今も、上手く生きてるふうにせずちゃんと泥臭いことを書き残しておきたいな、と思う今日この頃です。
どう考えても宝物軸
大切なものは、タイミングによって変わることもありますが、宝物はブレない気がします。
私にとっては、今は亡き祖母からもらったお小遣いのポチ袋もその一つ。
「彼氏が神戸に引っ越したから遠距離恋愛になるんだ」
「就活失敗しちゃった」
「今度ディズニーシーに行くよ」
とか、小さなことから大きなことまで祖母に報告していた私に、ことあるごとに手紙をつけてお小遣いをくれた祖母。
私がニートになってしまった時代は「ばあばより」が「社長より」になっていたり、なんともユーモアのある祖母でした。
と、こんな風に振り返ってみると、自分にとって捨てられない思い出は、大きく「転機軸」「一生懸命軸」「宝物軸」の3つに分かれていました。
こうして思い出を発掘していくと、時間の経過を感じるとともに、同時に昔から変わらない部分にも気づきます。
この瞬間目の前にある「今」だって、未来の自分からしたら一生懸命生きていた「昔」になるなら、いつか愛しいと思えるようなものをちゃんと残していきたいなぁと、改めて。
今を楽しむためにも、思い出を発掘して、#昔から好きなこと のハッシュタグでシェアして教えていただけたら嬉しいです。