編集長よりバトンを受け取りました、NEXTWEEKENDのひかりです。
(交換日記のメンバーに仲間入りできて本当に嬉しい。母になってよかった…。)
昨年1月に初めての子どもを出産し、育休期間を終えて、この春からNEXTWEEKENDに復職することになりました。
しかし今、娘と夫の3人で暮らしているのは、静岡県の浜松市。
東京にある会社のメンバーと遠隔で連携をとりながら、リモートワークのありかたを模索している真っ最中です。
引っ越しのきっかけは夫の転勤。
育児にも慣れて「そろそろ職場復帰できるかも!」と思っていた矢先のことだったので、仕事ができなくなるかもしれない悔しさや、ずっと育ってきた埼玉県から離れる不安でいっぱいでした。
暮らす環境、家族と子育て、そして仕事のこと。
この数ヶ月間、たくさんのことと改めて向き合ってみて、結果的に今は、毎日夕方まで娘を保育園へ預け、その間に自宅でNEXTWEEKENDのオンラインストア運営に携わる形で日々過ごしています。
私にとって、今おかれている状況で考えられる、もっとも理想的な暮らしです。
そんな選択をさせてくれた家族や会社に感謝をしながら、移住したからこそ分かるオンラインサービスの楽しみを、これからたくさん届けていきたいと思います。
と…!私の話が長くなってしまいましたが、
今はせっかく出会ったこの街で、これから家族とどんな風に過ごそうかなと日々新しい発見を楽しんでいます。
まだまだ母としては新米ですが、まずは新しい土地ではじめての子育てに奮闘する当事者として、この日記では日々の中で気づいたことや覚えておきたいことを共有できたらといいなと思っています。
私も萌さんの前回の日記に続いて、子育てする中で大事にしていることを3つ、まとめてみたいと思います。
1.子供と一緒に自分も学ぶ。
その過程を楽しむ。
2.SNSを上手に使う。
3.意識して家族に共有する。
子供と一緒に自分も学ぶ。
その過程を楽しむ。
娘も若干自我が芽生え始めて記憶力もついてきたので、最近はあれこれ「教えなきゃ!」とはりきりがち。
まだ同い年の子を持つママと過ごす機会もなかなか無いので、どうしてもネットで見た情報をもとに「うちの子はまだあれができない…」なんて不安になったりもします。
例えば今は絶賛手づかみ食べの練習中。
最初は、もう覚えてもいい時期なのに、なんでちゃんと食べてくれないんだろう…と思っていました。
だけどそもそも作っていたおにぎりが大きかったり、米粒が手につくのを嫌がる子供って意外といるから野菜スティックの方が良かったり、まさにトライアンドエラーを繰り返して、母子ともに学習中。
ひとつひとつ、一緒に出来ることを増やして、成功するたびにハイタッチして過ごしています。
この前手縫いした保育園で使うお食事エプロンなんて、10枚縫うのに1週間くらいかかって大変でした。(笑)
これからこういうミッションも増えそうなので、せっかくなら次はミシンに挑戦してみようかな。
NEXTWEEKEND STORE のオリジナル刺繍ノートも、ますます活躍しそうで嬉しいです。
思うようにいかない子育ては、新しいことに挑戦するいい機会になったりもする。
できないことに目を向けるより、できるようになるまでの過程をちゃんと楽しむ。
そう考えるとけっこう気持ちが明るくなりました。
SNSを上手に使う。
よく耳にする、SNSを開くと誰かを羨ましく思ったり何かに焦ったりしてしまうという話。
私も子供を産んですぐは出来ないことにばかりに目がいってしまって、夜遊びや一人旅を楽しむ友人の投稿を見て羨ましく思ったことがあります。
そんな私に訪れた突然の静岡への移住。
夫の転勤に家族でついていくという決断をしたのは自分だし、冷静に考えれば新幹線で2時間もあれば帰れる距離だけど…
今まで地元からこんなに離れたことがなかったからすごく寂しかった。
でも、そんな時にSNS(Instagram)を開いたらなんだかすごくホッとしたんです。
いろんな人の投稿に気軽にコメントを残してコミュニケーションがとれたり、離れていても親しい人の近況を知ることができる環境が本当に嬉しかった。
たまたま私は引っ越しがきっかけでSNSの楽しさを再確認したけど、たとえ移住しなくてもそれは同じことで、子育てで思うように時間が作れなかったり好きな場所へ行けなかったりしても、現代のこのすばらしきコミュニケーションツールで、いつだって繋がりを持ったり、色んな景色をみることができるんですよね。
そう考えてみるとSNSってやっぱりすごくありがたくって、今までよりもっと楽めるようになりました。
今、#discoverhamamatsu のハッシュタグで、浜松の嬉しい発見をあつめるのがマイブーム。
意識して家族に共有する。
共有することは仲間を作ることにもなるんだ、と思った話。
離れて暮らすお互いの両親は、いつも「最近の写真はないのー?」と楽しみにしてくれています。
最初のうちは気付いた時に、夫婦それぞれ自分の親に写真をポロポロ送っていたのですが、頻度のムラやタイムラグもあって途中でちょっと考え直しました。
そんな経緯もあってわが家は今、それぞれ撮った写真や動画を毎回クラウドアプリ(Google Photo)にアップロードして、それを家族全員が閲覧できるようにしています。
もちろん最初から全員が使えるわけではなく、個々のメールアドレスをつくったり、アプリのダウンロード方法や使い方を教えたりでけっこう大変。
でもその努力の甲斐あって、今はほぼリアルタイムで家族全員に娘の様子を共有できています。
で…それで少し嫌だったのが、送る写真を厳選していた時とは違って、自分の怒ってる顔とか散らかった部屋とかすべてお互いの親に公開されること(笑)
でもいざ公開してみたら「食べこぼしが大変そうだから食事エプロン送るね」とか、
「いたずらっ子になってきたからうちにもゲートを作っておくね」とか、
写真を通して得た情報をもとにたくさん子育てに協力してもらえるようになりました。
私はちゃんとやってるので大丈夫です!みたいに気張らないで、ある程度公開しちゃったほうが一緒に育てていく仲間が増えるなあと思った出来事です。
写真は、ボールプールで遊んだ時の写真を共有したら、我が家にボールが大量に届いたという夢のようなできごと。嬉しかったな。
さて、この日記を次に渡すのは、この春からNEXTWEEKENDのコミュニティーマネージャーをつとめてくれている永田尚子さんです。
たぶん初めて会ったのは5年前の編集長のオフ会。
めちゃくちゃ大きいカメラをぶら下げた、すんごい綺麗な方がいるなと思いました。
食事会だったのですが、なぜか基本的に立っていて(ちょこちょこ動いてた)いろんな人と楽しくおしゃべりしながら写真をたくさん撮ってくれていたのを覚えています。
そういう、彼女から自然に湧き出るホスピタリティ精神や心地よいコミュニケーションが、今のNEXTWEEKENDをうんと愛あるものにしてくれている気がします。
そして今では二児の母となった尚子さん。
Instagramで見る、家族の賑やかな毎日にいつも笑顔をもらっています。
印象的なのは、色んなことに挑戦してのびのび自由に育っている子供たちの様子。
尚子さんは日々、どんなことを大切にして子育てをしているのかな。
ぜひ、教えてもらえたら嬉しいです。