パン作りって難しそうで、なんだかちょっと構えてしまいそうですが….
実は思っているよりも手軽にできるものもあるんです。
今回は、スキレットを使った簡単ちぎりパンの作り方をご紹介します。
スキレットは、熱がじんわりと伝わり、均一に火が通るので、美味しいパン作りにぴったり。
オーブンからそのままじゃーん!と出せば、テーブルがそれだけで華やかになりますよ♩
基本のちぎりパン
まずは、ベースとなる基本のちぎりパンの作り方をご紹介します。
このタネを前日に仕込んでおけば、翌朝は丸めて焼くだけで美味しいパンが完成します。
材料(1~2人分)
・強力粉…280g
・ドライイースト…5g
・バター…45g(常温に戻しておきます)
・砂糖…15g
・塩…5g
・牛乳…180ml
(直径18cmのスキレットを使用)
作り方
1.耐熱容器に強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、バターをすべてボウルに入れ、フォークで切るように混ぜていきます。
2.【1】に牛乳を少しずつ加え、全部入れ終わったら600Wの電子レンジで30秒温めます。
3.【2】をバターが全体にいきわたるように手前から奥に押し出すように10~15分ほどこね、最後に軽く丸めます。
4.【3】を耐熱ボウルに入れ、ラップをして600Wの電子レンジで30秒温めます。
5.【4】を再び10分~15分ほどこねたら、同じように丸めて再度600Wの電子レンジで30秒温めます。
6.【5】を5〜6等分にし、軽く丸め、スキレットに並べてラップをし、常温で30分程おいて発酵させます。
7.180度に予熱したオーブンで15分焼いて完成です。
【5】までの工程を前の晩にしておいて、冷蔵庫(なるべく野菜室に入れるようにしてください)に保存し、朝は【6】【7】の工程をすれば、時間のない朝も短い時間で焼きたてちぎりパンが食べられます。
※種が冷蔵庫で冷えているので、【6】の発酵はなるべく温かい場所(室内の温かい場所)でするのがおすすめです。
このままでも十分美味しいですが、上にのせる具材で自分好みのパンが出来上がりますよ。
ピザみたいに食べれる
「トマトソースのちぎりパン」
次は、基本のちぎりパンのアレンジレシピをご紹介します。
まずは、市販のソースを使えば忙しいときにも手軽に作れるトマトソースのちぎりパン。
野菜を1つプラスするだけで、栄養価も高まり、見た目もぐっと華やかになります。
材料(1~2人分)
・基本のちぎりパンの材料
・市販のトマトソース…100g
・ナス…1/4本
・油…大さじ1
・モッツアレラチーズ(シュレッド又は固形)…30g
・バジル…少々
(直径18cmのスキレットを使用)
作り方
※下準備
基本のちぎりパンの工程【6】まで準備しておきます。
1.ナス薄い輪切りにして油で焼きます。
2.パン生地を入れたスキレットの真ん中に市販のトマトソースを入れ、ナスとチーズをのせて15分焼いて完成。
処方箋ポイント
もっと食べ応えがあるように仕上げたいときは、トマトソースをミートソースに変えるとボリュームアップし、男性好みのアレンジに。
今回はナスをプラスしましたが、ひよこ豆、きのこ類などを加えるのもおすすめです。
満足感たっぷりの
「スパイシーチーズカレーのちぎりパン」
大人も子供も大好きなカレーを楽しめるちぎりパンです。
こちらも市販のチルドカレーを使えば、短時間で完成しますよ。
材料(1~2人分)
・基本のちぎりパンの材料
・市販のチルドカレー…100g
・とろけるチーズ(シュレッドチーズ)…お好みで
・はちみつ…小さじ1
・ひよこ豆の水煮…20g
・ピンクペッパー…少々
・ハーブディル(お好みで)
(直径18cmのスキレットを使用)
作り方
※下準備
基本のちぎりパンの工程【6】まで準備しておきます。
1.市販のカレーを温め、はちみつとひよこ豆を合わせます。
2.パン生地を入れたスキレットの真ん中に【1】のカレーを入れ、チーズをトッピングし、15分オーブンで焼きます。
3.仕上げにピンクペッパーやディルを飾り、完成です。
処方箋ポイント
はちみつには辛さを引き立たせる効果があります。
チーズでさらにコクを加えて、焼けば香ばしいチーズカレーが出来上がります。
カレーを作った次の日のアレンジとしてもおすすめですよ。
大人なデザートパン
「焼きリンゴとマスカルポーネのちぎりパン」
フルーツの優しい甘さとマスカルポーネの組み合わせが嬉しいアレンジです。
今回はマスカルポーネを使いましたが、生クリームやアイスをトッピングするのもおすすめです。
材料(1~2人分)
・基本のちぎりパンの材料
・リンゴ…1/2個
・ココナッツオイル…大さじ1
・マスカルポーネチーズ…30g
・レーズン…5g
・シナモン…少々
・タイム(ハーブ)…お好みで
(直径18cmのスキレットを使用)
作り方
※下準備
基本のちぎりパンの工程【6】まで準備しておきます。
1.一口大に切ったリンゴにココナッツオイルを絡めます。
2.パン生地の真ん中に【1】のリンゴをのせて15分焼きます。
3.マスカルポーネチーズとレーズンを混ぜて、焼き上がったパンの上にのせ、お好みでシナモンとタイムを飾って完成です。
処方箋ポイント
ココナッツオイルは腸内の老廃物を綺麗にしてくれる効果があり、リンゴとの相性も良く甘さを引き立ててくれます。
甘味が足りない時には、はちみつを加えても美味しく食べることができます。
リンゴのリンゴポリフェノールは抗酸化作用があり、これから寒くなるこの時期に食べて欲しい果物です。
焼いたパンは小分けにして冷凍保存もできるので、温めれば再びもっちりパンが食べれます。
忙しい時もみなさんが焼きたてパンを楽しめますように。