今月のコラム「大切な人への贈りもの菓子」では、欧米で流行り始め、最近は日本のウエディングシーンなどでもよく目にする「ネイキッドケーキ」をお届けします。
自分で作るのはハードルが高そうですが、実は簡単に作れちゃうのです。
ホームパーティーで出せば、ゲストの歓声を浴びること間違いなしのデザートですよ♩
そもそも「ネイキッド」とは英語で「裸の」という意味。
つまり、ケーキの断面のスポンジに生クリームをきれいに塗らないケーキのことです。
今回は、今が旬のさくらんぼとラズベリーを使いましたが、皆さんのお好きなフルーツでぜひ作ってみて下さいね。
さくらんぼのネイキッドケーキ
材料 (16cmケーキ型1台分)
卵…3個
砂糖…60g
薄力粉…75g
バター…20g
牛乳…20g
はちみつ…10g
【シロップ】
水…50g
グラニュー糖…30g
キルシュ…15g
【仕上げ】
生クリーム…200ml
砂糖…15g
さくらんぼなどお好きなフルーツ…適量
粉糖(仕上げ用)…適量
下準備
・オーブンを180℃に予熱する。
・ケーキ型の底と側面にオーブンシートを敷く。
・水、グラニュー糖、キルシュを煮詰めてシロップを作る。
・さくらんぼの種を取る。
さくらんぼのお尻の部分から割り箸をぎゅっと押し込むと、反対側から種がぽこっと出てきます!
作り方
1.小鍋にバターと牛乳、はちみつを入れて、弱火にかけます。
バターが溶けたら、火からおろします。
2.ボウルに卵と砂糖を入れ、ハンドミキサーで4〜5分泡立てます。
もったりとして、ハンドミキサーで持ち上げてみて、生地がゆっくりリボン状に重なって落ちるくらいになればOK!
3.ふるった薄力粉をボウルに加えて、粉が見えなくなるまでホイッパーでさっくり混ぜます。
4.ゴムベラに持ち替えて、ボウルに【1】を少しづつ加え、
5.型に生地を流し入れます。
6.180℃のオーブンで23〜26分焼きます。
オーブンによって癖があるので、様子を見て焼き足します。
しっかりめに焼いた方が、デコレーションしやすいです。
竹串をさして、何もついてこなければ、焼き上がりです!
7.焼きあがったケーキは、網などにひっくり返して取り出します。
冷めるまで、オーブンシートは付けたままにします。
20〜30分後、冷めたらひっくり返してオーブンシートを外し、さらに冷まします。
8.スポンジケーキが焼きあがったら、いよいよ組み立てていきます。
生クリームと砂糖を入れ、ハンドミキサーで泡立てます。
ハンドミキサーを持ち上げたとき、もったりと筋が描けるくらいになればOKです。
9.スポンジを半分に切り、下段のスポンジの切り口に、ハケでシロップを塗ります。
10.その上に、ホイップクリームをぬります。
11.さくらんぼとラズベリーを敷き詰めます。
外側ぎりぎりに置くと、仕上がりがきれいです。
12.上段のスポンジ生地を乗せ、ホイップクリームを上と側面にぬっていきます。
ネイキッドケーキのポイントは、ホイップクリームの側面のぬり方です。
少しスポンジ生地が透けて見えるくらいがベストです。
パレットナイフがあると、きれいに出来ます。
まんべんなくぬれたら、全体をきれいに整えていきます。
13.フルーツをたっぷり乗せます。
13.仕上げに粉糖をかけ、完成です。
ケーキスタンドに乗せてもいいですが、今回は、NEXTWEEKENDの丸太ボードを使用しました。
ぜひお気に入りのフルーツで、ネイキッドケーキ作りを楽しんでみてください♩
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