今月開催された、刺繍の基礎と小技を身につけられるアルファベット刺繍ワークショップ。
バレンタインも近いこともあり、甘いものが苦手な相手や自分へのごほうびとして刺繍を身につけたい参加者のみなさんが集まりました。
▼ワークショップ詳細
「ハンドメイドで叶えたい、とことん想いを伝えるバレンタインギフトづくり」
この記事は、イベントのレポートとともに、ワークショップで学んだ刺繍の始め方と、知っておきたい基本の5大ステッチをご紹介したいと思います。
今回は、初めて挑戦する方でも簡単に刺繍を始められる刺繍の道具をご用意しました。
これから刺繍に挑戦したいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.刺繍針
今回は、クローバー社のフランス刺繍針を使用しました。
2~4本取りの針がおすすめです。
2.刺繍糸
今回は、DMC社25番刺繍糸のピンク(316)、
ホワイトグレー(415)、グリーン(522)、
ブルー(597)を使用しました。
3.刺繍枠
DMC社の枠幅12.5cmの刺繍枠を使用しました。
4.リネン布
初めて刺繍に挑戦するなら、薄めのリネン布がおすすめです。
今回はグレーとホワイトのリネン布を用意しました。
5.刺繍図案
今回のイベントのために、NEXTWEEKENDオリジナルのアルファベット刺繍図案を作りました。
6.図案写しマーカー
水で消すことができる、アドガーチャコエース図案写しマーカー(紫)を使用しました。
7.チャコエースムーンベール・ソフトトレーシングペーパー
図案を写すためのトレーシングペーパー。
書いた図案は消すことができるので、何度も繰り返し使えます。
図案の写し方
1.トレーシングペーパーを図案の上に置きます。
2.図案写しマーカーで好みの図案を写します。
3.図案を写した【2】のトレーシングペーパーを布の上に置きます。
4.図案写しマーカーで写した図案をゆっくりなぞると、布に図案が転写されます。
刺繍枠のはめかた
1.刺繍枠の内枠を置き、上に布を載せます。
2.刺繍枠の外枠を布の上からはめ込みます。
3.布の両端を軽く引っ張り緩みを無くしたら、刺繍枠のねじを締めて固定します。
まずは5つの基礎ステッチをしっかり練習。
最初はなかなかコツがつかめなかったものの、1ステッチずつゆっくり繰り返し練習してみると、みなさんしっかり5つのステッチを習得することができました。
チェーンステッチ
レゼーデイジーステッチ
サテンステッチ/アウトラインステッチ/フレンチノットステッチ
「覚えておきたい、5つの刺繍ステッチ」にてご紹介しています♩
1度に使用する糸の長さは、自分の肩幅を目安にするのがポイントです。
5つの基礎ステッチを学んだら、早速実践。
好みのアルファベットを選んで図案写しをしたら、糸の色やステッチを選びながらアルファベット刺繍に挑戦しました。
1本の線でも、例えばアウトラインステッチとチェーンステッチを組み合わせてみれば、とたんに飾り模様のような仕上がりに。
ステッチの組み合わせ次第でいろいろな楽しみ方ができ、刺繍の魅力を見つけられる素敵な時間となりました。
参加してくれたみなさんのアルファベット刺繍をご紹介
当日習ったステッチを3つ組み合わせたアルフベットが完成♩
没頭できる刺繍時間は自分だけのとっておき時間。
ステッチ習得の早さに驚きです。
様々なステッチを組み合わせて、アルファベットだけではなくあしらいも加えた作品が完成。
すでに刺繍の達人です♩
お気に入りのアイテムにちょっと刺繍をあしらえるような刺繍の小技を身につけておけば、暮らしの楽しさがぐっと増すはず。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
教えてくれた人
本田奈美
趣味で始めた刺繍が大好きになり、その情熱から刺繍糸メーカーに転職するほどに。
刺繍の楽しさを共有する場を作りたいと、日々新しい刺繍の世界に奮闘中。
Instagram @embroidery.life