いよいよ夏本番の7月。
暑くてお花があまり持たなくなってくる今月は、ハーブや実物(みもの)を上手に使って、お部屋に爽やかな空気を取り入れるのが気分。
今月は、季節の達人 桃代さんからそんな爽やかな花たちの素敵な飾り方を聞いてみました。
爽やかな夏気分を味わえる花
ハーブと実物(みもの)
まずは花の種類。
1時の位置から時計回りに、
マウンテンミント、ブラックベリー、オレガノ、クレマチス、プラム、ミント、ジニアです。
ハーブはグリーンだけでなく、花付きのものを入れていきましょう。
主役や脇役があまりないハーブブーケは、初心者でも上手にバランスをとりやすいんです。
先ほどの花たちをまとめたあと、白のアルストロメリア、紫の穂のあるアフリカンバジルなどポイントとなる花を加えて飾るとこんな風に。
バランスに困った時は、とにかく器の中心に向けて一本一本足していき、実物(みもの)は様子を見ながら入れていくのがポイントです。
ミニパイン
この時期お花屋さんで時々見かける、ミニサイズのパイン。
単体で飾るのはもちろん、アレンジメントやブーケに取り入れても一気に夏感が出ます。
夏生まれの方へ贈るブーケの中にしのばせたい…!
クルクマ
ちょっぴりトロピカルムードを演出してくれるのはクルクマ。
和名だと、あの「ウコン」なんです。
暑い国で育つ花だけあって、夏でも花持ちがよいのも嬉しいところ。
ブルーとミントグリーンのアイテムを合わせてみる
かわいいインテリア小物に出会うたび、少しずつ集めている桃代さん。
ご自宅にはカラーごとに分類されたたくさんの箱があり、毎月のテーマに合わせて家中をちゃんと衣替えするんだそう。
今月飾りたい爽やかなお花には、ブルーとミントグリーンの小物をおすすめしてくれました。
こんなふうに棚の一部にテーマカラーの小物を集めて置いておくだけで可愛いですね。
夏だから、ちょっと浮かれた絵も一緒に。
ミントグリーンの小さなホーローカップには、ミントだけで爽やかに。
ブラックベリーとオレガノは、ブルーのパッケージが可愛かったお菓子の入れ物に。
ハーブや実物(みもの)はこんなふうにラフな印象の花器でもぴったりですね。
いかがでしたか。
切り花は日持ちしにくい夏ですが、水切りをきちんとしたり、こまめに水を取り替えたり、なるべく涼しいところに置いたり…
いつもよりちょっとだけ工夫をしながら、暑い夏もぜひ季節の花を楽しんでみてくださいね。