夏の日差しをたっぷり浴びたとうもろこし。
甘くてみずみずしいとうもろこしは、食卓に並べただけで一気に夏の気分を盛り上げてくれます。
いつもは茹でるだけのとうもろこしを、今日はフランス語で“白い食べ物”という意味をもつブランマンジェにしてみます。
暑い日に食べたくなる、冷たくてなめらかな食感をお楽しみください。
とうもろこしのブランマンジェ
とうもろこしは贅沢に1本使用します。
ミルクはアーモンドミルクを使うとより甘みを引き出してくれますよ。
材料(2人分)
アーモンドミルク…150ml
ゼラチン…3g
白ワイン…大さじ1
塩…1g
作り方
(下準備)ゼラチンは水30mlでふやかします。
1.とうもろこしは削いでばらばらにします。
2.アーモンドミルクを鍋にいれて、弱火で火をかけます。
沸騰させると分離してしまうので、沸騰しない程度に温めます。
3.塩と白ワインを加え、火を止めたらミキサーに移してしっかりと撹拌します。
4.ミキサーの中身を濾してからボウルに移し、ゼラチンを加えて混ぜます。
5.容器に移し、冷蔵庫で3~4時間冷やします。
6.お好みでオリーブオイルをかけて完成です!
ミキサーのあとに、ひと手間「濾す(こす)」ことでなめらか食感のブランマンジェができます。
ひんやりとろっしたその食感に夏の暑さも吹き飛びます。
オリーブオイルの他にも、お好みで生クリームやトリュフソルトなど加えるとまた違った味わいが楽しめます。
とうもろこしはビタミンB1と食物繊維が多い食材。
暑い夏はつい冷たくて甘いスイーツに手が伸びてしまいがちですが、糖分が多いとビタミンB1が消費される量も多くなってしまうので、甘いものが好きな方は特に欲しい栄養素です。
レシピで使ったおいしい食材
今回のとうもろこしは山梨県小林農園のきみひめスイートコーン。
そのみずみずしさから、生で食べても思わず「あまーい!」と言ってしまうほど…!
多いときには1日で1000本も直売するほどの人気です。
旬果市場
あっという間にすぎてしまう夏だから、その一瞬を大事にしたい。
暑い日の食卓には、ぜひブランマンジェを取り入れてみてくださいね。