大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。
この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。
今日ご紹介するのは、いつもネガティブに考えてしまい、あと一歩が踏み出せない事に悩んでいるWeekenderさんのお悩みです。
私は昔から、考えて考えて、行動までに時間がかかる方です。
だから、常に悩みも多く、ネガティブだし、気にしいだし…
有る事無い事考えたり、人の気持ちを想像しまくり、その時の自分の気持ちも想像しまくり、考えが止まらなくなります。
でも、少ないながらも、自然と直感やすんなり行動できたことは今まで良い経験になったなと思います。
だから、うじうじ考える時は、これは本当にやりたいことではないのではないか、結局自分のことしか考えていないのではないか…と、思考のループに迷い込みます。
萌さんは、次々に新しいことを生み出し、テキパキと行動へ進んでいるように感じますが(もちろん見えない努力もあるかと思いますが。)思考の切り替えや、一歩踏み出すときはどのようなことを意識していますか?
(28歳・女性)
いよいよ夏本番で暑くなってきましたね…。
臨月に入り、北海道から東京に里帰りしているので、温度差に戸惑っています。
(4年目にしてすっかり道民…!)
そしてお悩みのご投稿ありがとうございます。
私は、結構スピーディに決断している方かもしれませんが「あの言葉はよくなかったかな…」
「あの時こうしたらよかったかな…」「あの人はどう思ったかな?」など、結構悩んだり落ち込んだりする方でもあると思います。
ただ、ご相談者さんとちょっと違うのは、その悩みが行動後であるということです。
行動を起こした後の悩みは、反省に繋がります。
だけど行動を起こす前の悩みは、それを結果に移さなければ次への反省にもならず、むしろ選択することすらやめてしまった場合、自分の自信を喪失することにもなりかねません。
もしかすると、ご相談者さんは人にも自分にも優しくて、色んなことを考えて行動できずに来てしまった瞬間が積み重なって、今は自分の選択に自信がなくなってしまっているのかもしれません。
まずはそんな状態から抜け出すためにも、日常にある小さな選択に対して意識をしてみるのはいかがでしょうか。
たとえば、今日の洋服、ランチといった小さなこと。
そして週末のイベントに誰かを誘ったり、旅行に声をかけたりなど、人を巻き込むようなことなど…。
日常には、案外小さな選択が隠れています。
それらを「なんとなく」で決めてしまわずに貪欲に選んで、美味しいとか楽しいとかを、自分自身がちゃんと感じたり、「楽しかったね」なんていう相手のリアクションに喜んだりと、とにかくその結果を楽しんでみる。
失敗することもあるかもしれませんが、それはきっと次への反省になります。
そうこうしているうちに、徐々に自分の選択に自信がついていくはず。
そうやって思考の切り替えや、選択のスピードは訓練されていくような気がします。
あれやこれや考えてしまってネガティブだとおっしゃっている短所ですが、裏を返せば人の気持ちを思いやれるという長所でもあります。
2017年も折り返しを迎えた今、どうか自分自身の選択を楽しめるご相談者さんになれますように…!
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