NEXT WEEKEND DATE

いよいよ今年も締めくくり。

何かとバタついてしまう12月ですが、クリスマスも終わり、そろそろ年末休みまでの日数を指折り数える方も多いのではないでしょうか?

今月の月間テーマは「#冬じこみ」ですが、ゆっくりできるお休みには、手間ひまかけて作ったり、出来上がりまでじっくり待ったり、誰かのことを思いながら包んだり…

そんな風に何かを「仕込む」時間をぜひ作ってみてください。

終わる頃にはきっと、はじめた時よりいろんな野心が湧いてきて、叶えていくのがもっと楽しくなるはずです。

NEXTWEEKENDでは先日、そんな #冬じこみ の時間に挑戦したい「刺繍」を学ぶワークショップを開催しましたが、この記事ではそのレポートとともに、ご参加頂けなかった皆様も挑戦できる刺繍の基本をご紹介したいと思います。

用意するもの

・刺繍を入れたいアイテム
(※今回のイベントでは布地のものを使用しました。裏地も含め布地のものをお選びください。)
・刺繍針
・刺繍枠
・刺繍糸やリボン(刺繍針の穴に通るもの)
・下書き用チャコペン(または水で消えるペン等)
・はさみ
・デザインテンプレート(あれば)
(※文字フォントや簡単なデザイン見本があると便利です)

「NEXTWEEKENDオリジナル刺繍ノート」
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基本のステッチを練習する

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まずは基本のステッチの練習です。

できるだけ刺繍枠を使って(初心者でも布がヨレずに綺麗に刺繍できます)、ステッチを施していきます。

今回のワークショップでは、
返し縫い
・レイジーデイジー

・フレンチノット
の3つを学びました。

NEXTWEEKENDオリジナル刺繍ノートでは、
基本のステッチのステップが
写真とともに学べます。

 

ステッチを応用する

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基本のステッチを覚えたら、あとはアイディア次第でどんどん応用できます。

葉っぱの形になるレイジーデイジーは、集合すると花びらになったり、フレンチノットは集合させると小花のように見えます。

想像力を膨らませて素敵なワンポイントを練習してみてくださいね。

素材にデザインする

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基本のステッチと応用方法を覚えたら、あとはデザインです。

慣れないうちは、時間が経ったり洗濯したりすると消える市販のペンを使って、下書きするのがオススメ。

薄い生地なら、フォントをプリントした上からなぞることもできます。

参考にしたいデザインやフォントも、NEXTWEEKEND STORE でダウンロード購入することが可能ですので、ぜひ役立ててくださいね。

下書きにそって縫ってみる

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下書きは、ある程度アバウトで大丈夫。

全体のバランスが確認できる程度にデザインできたら、あとは思い切ってチクチク縫っていきます。

途中で糸が絡まった時はまた解けばいいのです。

ダメージが少なくなるように途中でこまめに玉止めをしておくのがオススメです。

糸の素材を変えてみる

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同じステッチでも、糸の素材が違うと印象が全然変わります。

イベントでは刺繍糸の他に細いリボンをご用意しました。 糸とはまた違う艶っぽさがとっても素敵。

基本的に針穴に通るサイズであれば使用できるので、色々な素材で試してくださいね。

みんなの冬じこみ

今回、参加者の皆様にはそれぞれご自分の好きなアイテムに刺繍を入れていただきました。

布地限定にしましたが、それでもハンカチ・カーディガン・クッション・カメラケースなどアイディアいっぱい。

あんなものもこんなものも、刺繍を入れたくなってしまいます。

kaorüさん(@___kaoru)が投稿した写真

9月のワークショップで作ったクッションをカスタマイズ!

@nissy.satomiが投稿した写真

世界に一つのカメラケース♪

毎日身につけるものに #冬じこみ

 

講師情報
柴田 朋(Tomo Shibata. 

文化服装学院 ファッション工芸科 シューズコースを卒業し、2004年バーニーズジャパン入社。
2007年にファッションブランド「tomonga」を設立。翌年、繊研新聞 h大賞にて準グランプリを受賞。バーニーズジャパン、トゥモローランド、エディット フォー ルル、小田急百貨店などでブランドを展開。
2010年にtomongaの活動を休止。ソーシャルメディアコンテンツのディレクションやイベントキュレーション、イベント装飾、空間デザイン、衣装制作、スタイリングなどに活動の場を移行。
2015年、「TOMONGA.」としてファッションレーベルを再開。
ファッションやSNSなどの分野でディレクション、キュレーションを行いながら、ブランドディレクターとして作品を発表している。

いかがでしたか?

年末年始の冬休みにぜひ、ちくちく刺繍の #冬じこみ に挑戦してみてくださいね。

次回のイベントもお楽しみに!

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