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長野県の東南端に位置する 人口4,000人ほどの小さな村、川上村。

日本一のレタス産地であるこの村は、四方を山々に囲まれ、とびきり澄んだ空気と水に恵まれています。

カフェもお花屋さんもないけれど、村に住む女性たちはみんなちょっとした工夫が得意。

NEXTWEEKENDと一緒につくった #discoverkawakami タグのinstagram投稿は、もう450件を超えるほどです。

川上村に住む人の多くは農業に携わっていますが、春から夏にかけては1日の休みもなく畑仕事をこなし、寒い冬が来ると長い休みを迎えます。

夏は30度、冬はマイナス20度(!)近くまで下がる 厳しい高原地帯の気候。

でもそんな環境だからこそ、自然がつくりだす景色には、都会では感じ取ることのできないたくさんの魅力が詰まっています。

 

 

今回は、村の女性たちで構成される #discoverkawakami編集部 が日々切り取った数々の景色の中から「空」に焦点を当ててご紹介していきます。

標高約1,200mの村から見えるそれは、都会では決して見ることのできない顔を持っていて、時に過酷な農業に向き合う村の人々の疲れを癒し、背中を押してくれる存在。

そんな川上村が誇る大自然の魅力を、今回少しだけおすそ分けします。

『出荷中、空を見上げるとこんな景色が広がっていた! 思わず息を呑んだ朝焼け。』

レタス農家の1日のスタートはとても早く、まだ辺りが暗い深夜から作業が始まります。

もう少し眠っていたかったな、なんて気持ちも、まるで絵画のようなこの風景を目の当たりにしたら一瞬で吹き飛んでしまいそう。

 

『深夜からの出荷作業の疲れがピークに達する朝ごはん前。

農作業の合間にほっこりさせてくれる大自然からの素敵なプレゼント。』

ふと顔を上げると、目の前に大きな虹。

虹っていくつになっても子どもの頃の純粋な心を思い出させてくれる、そんな気がします。

 

真夏の真っ青で高い空に、まるで花火が打ち上がったように咲いているのはウドの花。

気づかなければ見過ごしてしまうなんてことない風景も、少し見方を変えるだけで自分だけの特別な景色になる。

そんなことを教えてくれる一枚です。

 

『海に行きたくて…そんなことを思っていたら、まるで海に見えたレタス畑と空。』

思わず飛び込みたくなるほど、みずみずしいレタスの海。

手を伸ばせば雲にも触れそうな空の近さに圧倒されます。

 

『怒涛の1日が終わりかけてほっとし始めている夕方。

玄関のドアが、ガチャっ!

畑から1回帰ってきた夫が、そこから顔だけひょこっと出す。

「空きれいだよー!はやくー!」

慌てて子供たちと庭に出ると、

もう、吸いこまれてもいいや!と思ってしまう程の夕焼けが。』

この2枚の写真は、同じところから撮影されているのですが、同じ場所とは思えないほど、その時々で違う顔を見せてくれる、川上村の空。

豪華な食事や、世界を巡る旅行も素敵だけれど、かけがえのない大切な人と一緒に、身近な景色を見て「きれいだね」と言えることが、実は何より幸せなことなのかもしれません。

 

『畑の緑、カラマツ山の茶、初雪の白、抜けるような青の空。』

よく晴れた秋の日の一枚。

自然がつくる様々な色が折り重なってできた風景は、まさに芸術…!

辛いことや悩んでいること、全部受け入れてくれそうなほど大きな空。その包容力に乾杯。

いかがでしたか。

忙しい日々の中で、足元ばかり見つめて前へ前へ進んでいくことは簡単だけど、ふと立ち止まって空を見上げた時に、「きれいだな」「明日は晴れるかな」なんて心に抱く純粋な気持ちこそ、大人になると忘れがちな、とっても大切なことなのかもしれません。

川上村の澄んだ空は、遠く離れた私たちにそんなことを教えてくれているような気がします。

NEXTWEEKEND編集部と川上村の女性たちで構成され、川上村の良いところを切り取り、その魅力を全国に伝えていくチームのこと。

Members : Tomoko Shinkai , Rie Hayashi , Hiromi Endou , Yo-ko Nakajima , Yuki Kohara , Shiori Watanabe , Nao Hara , Tomomi Kawakami , Chihiro Yui , Mizuki Ito , Yuki Toshizawa , wata-ayu , ayuchabin

 

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