2014年にCOMMUNE246 で オープンしたGARTEN。
2年限定ではじめたこの場所は、この冬でクローズします。
メニューだって多くはない小さなお店ですが、「いつでも誰かが集まれる場所」を持つことは私たちにとって初めての挑戦で、最初は本当に毎日手探りでした。
そんな小さなお店に、どの季節も本当にたくさんの方が集まってくださり、支えてくださったおかげで、少しずつ私たちらしいお店をつくっていくことができたと思っています。
そんな感謝のきもちを込めて、ささやかではありますが…
GARTENのお誕生日である12/23(金)は、小さな企画とともに、NEXTWEEKEND代表村上萌をはじめ、スタッフでも店頭に立ちご挨拶ができればと思っています。
詳細はこちらからご覧ください。
ぜひお気軽にお立ち寄りいただければ嬉しいです。
1.小さなバースデーセット(事前ご予約制)
一番人気メニュー「とっておきの日のフルーツサンド」 、クリスマスパーティやプレゼントにもぴったりなクリスマスのミニブーケ、オリジナルステッカーをセットでお楽しみください。
詳細・ご予約はこちらから
2.GARTENが愛したものたちが店頭に集合します。(ご予約不要)
サンドイッチをぐっと美味しそうに見せてくれる「カッティングボード」、
暑い日も寒い日も大人気だった「ピンクの甘酒」、
GARTENのストーリーが込められた絵本「ばあばのおうち」、
なんでもない日を特別にするサンドイッチレシピ本「しあわせなサンドイッチの作り方」。
ふだんECストアでしか販売していない人気アイテムも集合します。
この機会にぜひ店頭で実際に見て選んでみてくださいね。
詳細はこちらから。
小さなサンドイッチ屋GARTENとは
ドイツ語で“庭”を意味するGARTENは、ドイツ様式で建てられた、築100年になる村上萌の祖母の家の庭の思い出から名付けました。
祖母がいなくなったあと、守ることができなかった大好きな家を本当は風船を付けて飛ばしたかったけどそれも叶わず、建具の一部を持ってきてGARTENをつくりました。
小さな店ですが、あの家の庭で食べたサンドイッチのように花やハーブ楽しみながら、いつだってパンの間に季節を挟んでサンドイッチをご提供したいと思ったのがはじまりです。
GARTENができる前のストーリー
そのお家は半分以上が庭でした。
「天気がいいから」「庭の花が綺麗だから」「もみじが色づいたから」「美味しい紅茶をもらったから」…
ことあるごとに理由をつけては、その庭で家族みんなが過ごしていました。
数年前の春、その家の主である祖母がいなくなってから、家も庭も守ることができずあっという間になくなってしまいましたが…
ミントグリーンが基調だったキッチンの棚や扉、家中の窓、それからたくさんあった庭の木の中で小さな梅の木もひとつだけ、最後の日に一つ一つ取り外してGARTENに持ってきたのです。
GARTENの春夏秋冬
春は庭の梅の木がきれいに咲いて、ピクニックを楽しんだり、
夏の夜はときにバーになってみたり、パーティも人気でした。
秋はおいしいイベントやワークショップもたくさん開いたり、
雪のふる冬は絵本のようにメルヘンなGARTENでした。
「春になったから」「風が気持ちいいから」など、季節や天気を理由にふと寄りたくなる場所になってほしいな、という思いでつけていたInstagramハッシュタグ「#よりみちサンドイッチ」にも、気が付けばGARTENを訪れる多くの方が素敵な写真をシェアしてくださるようになっていました。
今ではそれぞれにGARTENのサンドイッチを楽しんでくださった様子が分かる、とってもうれしいコミュニティに。
GARTENのサンドイッチ
特別な食べ物ではないし高価な食べ物でもありませんが、なんでもない日だっていつもよりちょっとだけ楽しい食事に変えてしまうようなサンドイッチになればいいなと思い作ってきました。
すこし時間はかかるけれど、注文を受けてからひとつひとつ手作りします。
野菜や果物は季節のおいしいもの、ハーブは暖かい時期は庭で育てたものを使うことも。
残り少ない期間ではありますが、そんなGARTENのサンドイッチをお楽しみいただければ嬉しいです。