いくら街が早めにクリスマスソングをかけたって、意外と楽しみにしていた秋があっという間に終わっちゃうなんて…。
まだまだ気持ちがついていけない!
というかたへ、残り少ない晩秋を楽しむフラワーアレンジメントをご紹介します。
今回も季節の達人、桃代(@suzy_momo)さんから小さなヒントが届きました。
晩秋を楽しむポイントは色、実、そしてリボンの3つなんだそう。
順番にご紹介していきます。
実(み)ものをづかいを楽しんでみる
姫リンゴ。もう上から読んでも下から読んでも愛らしい響き。
そんな姫リンゴは、たわわに実る秋をイメージしてたっぷり使いましょう。
こちらは持ち手の付いた缶なので、そのままリースのようにドアのフックに引っ掛けて、飾ることだってできてしまいます。
大人なリボンづかいに挑戦してみる
ギンガムチェックは小さな女の子のようになりがちですが、茶色いギンガムチェックを使えば、なんだかレディのように品が出てきます。
箱の中にオアシス(給水スポンジ)で完成させたフラワーアレンジメントを入れて、リボンをかければ、まるでプレゼントボックスのようになります。
玄関のシューズケースの上や、飾り棚の上に置いておくだけで、家に帰ってくるのがちょっと楽しみになります。
もちろん贈り物にだっておすすめです。
好きな色より、季節の色を上手に取り入れてみる
「可愛い!」と「季節感」はやっぱり違います。
季節を楽しむためには、普段好きな色だけでなく小さな挑戦だって必要。
サーフ系のお家だってプリンセスのようなお家だって、せっかく日本に住んでいるなら、季節のチップスはそれなりに取り入れたいものです。
写真に写っているのはアフリカンバジルにユーカリ、オレンジ色のスプレーマム、それから黒いスカビオサに、やっぱり姫リンゴ。
ちなみに桃代さんはこの食器棚の一部分を毎月せっせとその月に合わせてお皿や周りの動物(今回は銅でできた鳥…!)を衣替えしているんだそう。
まるでショーウィンドウのようですが、それが変わると街の人が楽しくなるように、お家の中だって自分次第で楽しくできるのかもしれません。
さあ、晩秋もいよいよラストスパート。
まだクリスマス色には染まれないというかたは、ぜひこんな風にしてお家でのお花生活を楽しんでみてくださいね。
村上桃代さん/@suzy_momo
はじめまして、村上桃代です。小さい頃から花や木が大好きでした。
植物の持つ力ははかり知れなくて、60年以上生きていてもまだまだ知らない事が沢山あります。
でも、毎日の生活に一輪の花があるだけで自然と笑顔になれる事はわかりました。
私のささやかな花との生活や小さな工夫をご紹介して、少しでも一緒に暮らしを楽しんでいただけたらこんなに嬉しい事はありません。どうぞよろしくお願いいたします。