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KAOZOKUGOTO NOTEは、世界が新時代に突入した2020年に、それぞれの自宅から繋いだ会議の中で発足した“家族のチーム化”を掲げたプロジェクト。

家族間で伝えること、残すことを促すためにつくってきました。

4年目を迎える今、累計約2000の使い方を知る中で、事務局から発送される時には全く同じだったノートは、各家族の在り方とともに唯一無二のノートとなり、私たちが想像していた使い方を遥かに超え、尊い存在へと育っています。

未来の自分と、大切なひとのために。
今より少し、自分の人生を好きになるために綴る、KAZOKUGOTO NOTE(愛称:ファミノ)。

2024年2月5日(月)まで、2024年度版のご予約を受け付けています。

【最後となる定期販売】2024年度版 KAZOKUGOTO NOTE のお知らせ

 

旧THE FAMILY NOTEから名前を変え、KAZOKUGOTO NOTEとしてこのような形で予約販売をするのはこれが最後のチャンス。

この連載では、ノートがどんなふうにそれぞれのご家族の中で使われているかとともに、使っていくうちに訪れた家族の変化をご紹介します。

ユーザーコミュニティ「KAZOKUGOTO NOTE CLUB(旧FAMILY NOTE CLUB」限定で過去配信した「ファミノ新聞」よりインタビューを抜粋してお届けします。
※2022年6月公開分より

 

ファミノユーザー ゆかこさん

▼家族構成
夫・娘のめいちゃんと3人暮らし

 

「ファミノがなくなったら困る」ゆかこさん家族の話

ある⽇、Instagramにタグ付けしてくださった投稿を⾒ていたら、ふと⽬に⽌まった⼀⽂がありました。

「ファミノがなくなったら困る」

書いてくださったのは、FNC歴2年⽬のゆかこさん(@nym_fnc)。

この⾔葉に⾄るまでのファミノとの⽇々、今感じていることを伺いました。

 

-そもそも、2021年度版のノートをクラウドファンディングでご⽀援いただいた背景からお聞きしたいです。

夫の祖⺟が亡くなった際、コロナ禍のせいでお⾒舞いにもお葬式にも⾏けないままお別れすることになって。

そういう現実に直⾯した時に、もし私が明⽇いなくなったら何が⼼配かを考えたら、娘に何も教えられていないことだと思ってこの先⽣きていく中で、勉強ができることより「⾃分で楽しみを作り出す⼒」があれば困難も乗り越えていけるはずで、そのためのTIPSを娘のために残しておきたいな…と漠然と考えていたところに、プロジェクトの存在を知りました。

あと、当時1歳だった娘に、アルバム作りとかを何もできていない罪悪感をずっと抱えていて。そういう意味でも「こういうものに残せば良いんだ」と、タイミングが良かったです。

 

-基本は娘さんに宛てる形で綴っているんですね。

「家族で作る」というコンセプトから、当初は夫を巻き込まなければ…どう説明しよう…と悩んだりもしていましたが、無理に家族を巻き込まず⾃分が娘のために書く“受けつぎごとノート”にしようと軸を決めてからは、スムーズに書き始められました。

基本は娘宛で、書くのも私だけですが、ある⽇冷蔵庫に夫へのThank youを書いたページを貼って、書きこめるスペースも⽤意しておいたら、夫も書いてくれたんです。それで気づいたのは、ファミノをきっかけに家族が変わったんじゃなく、⾃分⾃⾝が変わったということ。


▲ゆかこさんと娘のめいちゃん

 

-それはどんなところが変わったなと感じたのですか?

私⾃⾝、⾯と向かって⾔葉で話し合うとか思いを伝えるっていうことが結構苦⼿なタイプ。そういう⾯には気づいていたけれども⽬を背けていたところがあって、溜め込んでしまったり「何で分かってくれないんだろう」とモヤモヤを抱えることも多かったんです。

でも実際は、夫は伝えればきちんと返してくれる⼈。それを忙しない⽇々の中ですっかり忘れていたというか(笑)いつの間にか「察してよ」モードになってしまっていたのは私の⽅だった。

ある⽉、Monthly WishListのページに「あんバターサンドが⾷べたい」と書いたんですが、冷蔵庫に貼ってあったそれを⾒て、夫が6店舗くらい回ってきてくれたことがあって。結局なくて、どら焼きを買ってきてくれたんですけど、その気持ちが何より嬉しかったんです。と同時に、夫は⾃分から提案することは苦⼿でもこちらの要望を伝えればちゃんと応えてくれる⼈だったなって思い出せた。ファミノを通じて、夫が変わったんじゃなく、私⾃⾝の考え⽅や、伝えようとする気持ちが変わったんです。

 

-よく冷蔵庫にページを貼るんですか?

Monthly WishListは、もう貼ってないと落ち着かないくらい⽣活に馴染んでいますね。
思っているだけだとすぐ忘れてしまうので…書いて、毎⽇⾒るっていうのは⼤事。そうすると夫も⾃然と⾒てくれるので、初めは⾃分のやりたいことばかりだったリストも、段々と「家族で叶えたい5つの野⼼」を書けるようになってきました。

 

-嬉しい経年変化ですね。

ファミノをきっかけに、家族のコミュニケーションが微調整されていくことを実感する⽇々です。あと、最近印象的だったエピソードがあって。この春個⼈事業主になったんですが、⼤きな決断だったからこそ、どんな反応をされるかと⼼配しているうちに⾔い出せないまま開業の⽇を迎えてしまって。

もう⾯と向かって⾔うのは難しいと思い、ちょうど夫の誕⽣⽇があったのでAnniversaryのページに⼿紙を書いて、机の上に置いておく作戦に移⾏したんです。両⾯びっしり埋まったページを読んだ夫は、「いいんじゃない」ってすんなり受け⼊れて、応援してくれた。安⼼感・⼼強さと同時に「ファミノがなかったら、どうやって伝えていたんだろう」とハッとしました。

▲旦那さんのお誕生日の様子とリクエストメニューのメモ。大切な瞬間もファミノがあることでちゃんと残せる。

 

– ―般的な⼿紙ではなく、ファミノの1ページがそのきっかけになれたことが嬉しいです。

やろうと思えば、⽩紙のノートにThank youページを作って書けるくらいにはもう“ファミノマインド”は落とし込めてるけど…SNSやコミュニティを通じて作り⼿の顔も、思いの深さも⾒える・伝わるファミノだからこそ使いたいし、続けられる。このノートじゃなきゃダメなんだなって感じる⼤事なポイントです。きっかけとして背中を押してくれて、⾔えないけど書けるから、ファミノには本当に感謝しています。

夫に書いたAnniversaryページは、読んでもらった後、回収してファミノに挟みました。⾃分にとっても⼤切な決意表明のようなものだから。あげっぱなしの⼿紙だといつか部屋の掃除した時に発⾒することになるかもしれないけど(笑)こういうのをちゃんと保存しておけるのも、ファミノの良さですよね。家族の⼤事なものが詰まった感情のアルバムとして、毎年並べていきたいという理想があるので、ない日常は考えられないです。

 

-ノートをそんな存在にしてくれて、とっても嬉しいです…!!

去年はファミノのおかげで、私のやりたいことを家族に叶えてもらったという実感があるので、今年やこの先は、家族や周りの⼈のやりたいことを、インタビューページ等を使って聞き出しながら叶えていきたいんです。

あと、まだ娘は字が書けないけど、成⻑した娘が主体となって作るフェーズに⼊るのも楽しみで仕⽅ない。もうこの1年で家族の変化を感じているけど、この先もファミノと⼀緒に思い出を重ねながら変化を愛していきたいと思っています。

 

 

今回のインタビューではとても書き切れない程、たっぷり思いを語ってくれたゆかこさん…。

それまで鍵アカウントしか持っていなかったInstagramで、新たにアカウント(@nym_fnc)を作り、ファミノの使い⽅やご⾃⾝の思い、家族の変化を発信してくださっています。ぜひ覗いてみてくださいね。

ゆかこさん、ありがとうございました!

KAZOKUGOTO NOTE とは
未来の自分と、大切な人に向けて綴る、
感情のアルバム「KAZOKUGOTO NOTE」。今日の家族の会話を増やし、これまで歩いて来た道をもっと愛しく思い、そして、少し先の未来に、共に希望を持つきっかけとなることを目指すプロジェクトです。

▶︎2024年度版 KAZOKUGOTO NOTE のお知らせ
▶︎WEB記事連載「あの人のファミノ事情」
▶︎正解よりもアップデート!家族について考える「ファミノラジオ」

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