まだまだ残暑は続きますが、9月に入り、そろそろ秋を取り入れていきたい時期になりましたね。
今月も季節の達人、桃代さん(@suzy_momo)からお便りが届きました。
今回のテーマは、「秋色の花から始める、新しい季節の迎えかた」です。
食器と花で楽しむ、秋色の使い分けを知る
9月になると使いたくなる、ネイビーやベージュなど秋色の食器。
手持ちの食器が、ネイビーやベージュなどくすんだ色が多い場合は花を少しだけ明るく、逆に食器の色がオレンジや赤など明るい色の場合は、茶色やベージュのくすんだ色の花を使って、秋色の使い分けを楽しんでみましょう。
ちなみに、ネイビーに合わせたこちらの花は「ハマナデシコ」。
欧米ではポピュラーな花で、秋になると鮮やかな紫の花を咲かせます。
キッチンには明るい色の秋の花を
部屋の中も秋らしくしようとすると、つい落ち着いた色の花ばかりを飾ってしまって「なんだか部屋が一気に暗い印象になってしまったな…」ということもあるかと思います。
そうならないためにも、毎日のルーティンが待っているキッチンには、気持ちが楽しくなる明るい色の秋の花を置いてみませんか?
こちらの黄色の花は、ポンポン咲きの「アスター」です。
アスターは、一重、八重、ポンポン咲きの3種類があり、色も紫、ピンク、赤、白、黄色と多種多様な花なんです。
お家のキッチンのテイストに合わせて楽しんでみてください。
アスターの花言葉には「変化」という意味もあるので、9月に部屋に飾るにはぴったりな花です。
行事を意識して花を選んでみる
2016年の十五夜は9月15日(木)。
毎年、気がついたら十五夜当日で、「あぁ。お団子を作ってロマンチックにお月見をしたかったなぁ。」と悔やんでいるかたも、今年は少し前から準備を始めて、十五夜に向けてお花を買うことから楽しんでみませんか。
こちらの花は、秋を代表する山野草の「ワレモコウ」。
桃代さん曰く、「ひっそりした佇まいながら、とても存在感があり、十五夜のススキと合わせると素敵です。」とのことです。
ススキとワレモコウに、それからお団子。大人の秋の過ごし方ですね。
どっしりとした花器に秋を詰め込んでみる
花瓶にちょこんと入れられた花も可愛らしいですが、どっしりと大きめの花器に入れてみるとなんだか安定感が抜群で、見ているこちらも少し心に余裕が持てたりするものです。
花器といっても、こちらはホーローでできた、大きめのマグカップ。
中に生けた花は、「セダム」という花で、見かけとは裏腹に、実は多肉植物のためとても丈夫な花です。
初心者の方にもおすすめです♪
いかがでしたか。
まだ時折、蝉の声が聴こえてきますが、花から秋の準備を楽しんでみるのも素敵です。
今年は去年とはまた違った秋の迎え方をしてみてくださいね♪