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身近な持ち物に刺繍をすることで、いつもよりちょっと彩り豊かな日々を送ってみませんか。

このコラムでは、オリジナルの刺繍デザインと、そのアレンジを毎月お届けしています。

今月は、秋のテーブルを彩る、きのことぶどうのモチーフをご紹介します。

単色でも、いろんな種類のステッチを使用することで表情豊かに仕上がりますよ。

秋の夜長に、ちくちく刺繍を始めてみるのはいかがですか。

 

材料

・刺繍糸(種類:DMC25番、色番:815番)
・布(ここではリネンを使用)
刺繍のための基本道具、糸の使い方は、こちら

図案

※図案は、印刷して好きな大きさに縮小拡大して使用してください。

今回使用するステッチ

①アウトラインステッチ・・・線を描くステッチ


1.【1】から糸を出し、【2】に入れ【3】(【1】と同じところ)から出す。
2.【4】に入れ【5】(【2】と同じところ)から出す。
3.同じ幅で繰り返していく。


▲ぶどうの葉、きのこの横の植物、きのこの縁取りをアウトラインステッチで刺します。

②ブランケットステッチ・・・縁の装飾に使用するステッチ


1.【1】から糸を出し、【2】に入れ、【3】から針先を出し、糸が針の下を通るように掛けて引く。
2.同様に、【4】に入れ【5】から針先を出し、糸を掛けて引く。
3.これを繰り返していく。
4.曲線や円にも応用可。


▲ぶどうの大きな葉の縁取りを、ブランケットステッチで刺します。

 

③チェーンステッチ・・・鎖型をつないで線を描くステッチ。面を埋める表現にも使用する。


1.【1】から糸を出し、【2】(【1】と同じところ)に入れ、【3】から針先を出し、糸が針の下を通るように掛けて引く。
2.鎖型が1つできる。
3.【4】(【3】と同じところ)に入れて【5】から針先を出し、糸が針の下を通るように掛けて引く。
4.これを繰り返していく。鎖の大きさを揃えるときれいに仕上がる。


▲細いきのこの柄の部分をチェーンステッチで刺します。

④レゼーデイジーステッチ・・・花びらや葉の表現に使用する楕円型のステッチ


1.【1】から糸を出し、【2】(【1】と同じところ)に入れ、【3】から針先を出し、糸が針の下を通るように掛けて引く。
2.【3】のすぐ先の【4】に入れる。


▲きのこの横の植物の葉を、レゼーデイジーステッチで刺します。

⑤ストレートステッチ・・・短い直線を描くステッチ


1.【1】から糸を出し、【2】に入れる。

 


▲葉の細い茎の部分をストレートステッチで刺します。

⑥フレンチノットステッチ・・・点を描くステッチ

1.【1】から糸を出し、針に糸をかける。基本は2回巻。
2.かけた糸を指で押さえながら【2】に入れる。
3.糸を引き、かけた糸をきつくしめる。
4.締めた糸が緩まないように指で押さえながら、針を下に出す。


▲ぶどうの実、きのこの柄をフレンチノットステッチで刺します。

 

ステッチのコツ

ぶどうの蔦のような曲線をアウトラインステッチで刺繍するときのコツを説明します。

曲線を描くときに大切なのは針の刺し幅です。

ゆるやかな曲線の場合は、直線を描くときと同程度で大丈夫ですが、急な曲線の場合は刺し幅を少し短くし、細かく刺し進めていくのがポイントです。
(黒の矢印が刺し幅を表しています。微妙な違いですが、少し短くすることでラインが変わってきます。)

図案の線に沿って、正確に刺し進めていきましょう。

 

アレンジ

今回は、10㎝四方のコースターに仕上げました。

そして、もう一つ、お揃いのランチョンマットをプラスするのもおすすめです。

こちらは図案を上下反転させて2つ分刺すだけ。

図案のサイズによっては、糸の本数を増やして刺してみましょう。

画像のランチョンマットはA4サイズで作っており、チェーンステッチは6本どり、それ以外は3本どりで刺しました。

また、ぶどうの粒には毛糸(DMCタペストリーウール)を使用し、3回巻でボリュームを出しています。

コースターとセットで使用すれば、食卓はすっかり秋の装いに♪

ぶどうと、きのこを別々に使っても可愛いので、ぜひ自分のペースで楽しんでみてくださいね!

(図案: Hitomi Sakano