NEXT WEEKEND DATE

「NEXTWEEKENDを一緒に作る、47都道府県の日常編集者」こと、Weekender編集部のみなさんからのアイデアで構成しているこちらの記事シリーズ。
編集長の村上萌がコメントを担当しています。

毎月、季節を楽しむ月間テーマを掲げ、1ヶ月をめいっぱい楽しむことを提案しているNEXTWEEKENDですが、今月のテーマは「心にしまわないうちに」。

みんなで楽しむSNSのハッシュタグは #小まめアウトプット  です。

風も涼しくなってきて、いよいよ夜長を楽しむ秋の到来…!

今回は、暮らしの参考になる、という視点で、47都道府県の日常編集者ことWeekender編集部のメンバーから、みんなのおすすめ映画を聞いてみました。

秋の宝物リストになること、間違いなし!

 

料理や手仕事がしたくなる映画

大自然に囲まれた小さな集落で暮らす1人の女性の映画。
とにかく終始よだれが止まらないほど料理のシーンが美しく、10分に1回は「食べたい…」と呟いてしまいます。
季節ごとのレシピがたくさん紹介されていて、明日にでも試してみたいものばかり。
食器やキッチンツール類も主人公が住む古民家にしっくり合っていて、絶妙なセンス。
春夏と秋冬の2部作なので、これからの季節を楽しむためには、ぜひ秋冬まで見てほしい!
和のテイストの食器が好きな方、四季の食材を活かしたレシピが知りたい方、自分で野菜を育てている方には特におすすめです。
(2歳差姉妹を子育て中のワーママ)

予告編見ただけでも美味しそう…!

eatripの野村友里さんがフードディレクションをされているのですね。

そりゃ自然との融合も最高だろうな。

「生きるために食べる。食べるために作る」というコピーもシンプルで、急に天ぷらとか作りたくなりそうな気がしました…。

1人で見たい!

 

食欲の秋&1年を振り返りはじめるこれからの季節におすすめなのが「ジュリー&ジュリア」です。
夢や目標を諦めずに努力し続ける女性たちの姿に勇気をもらいます。
そして愉快な料理シーンにお腹も空きます。
キッチンのインテリアや数々のシーン全てのセンスが大好きな映画です。
料理好きの方にはもちろん、自分の棚卸しをしたい気分の方にもおすすめです!
(フリーランスフードコーディネーター/6歳&4歳仲良し兄妹の母)

インスタの投稿文の中に「私も頑張らなくちゃ。まだまだ頑張れる!そう思わせてくれる映画です。」とあって、そういう自分のスイッチを押してくれる映画って本当に必要な存在ですよね。

秋は改めて映画を見る習慣立て直そっと。

 

冒頭からなかなかシュールな作品ですが、あっと驚くラストが待っています!
心が温かくなると思うので、秋の夜長にリラックスして見て欲しいです。
主人公がオリジナル映画を作っているシーンがあるのですが、小仕事の動画を作っているりょうたさんの姿が頭に浮かびます。
(#こそっと言いたい)
(描いたり観たりしている人)

りょうたというのは、弊社のビデオグラファーのことですね。

映画の中で、さらにオリジナルの映画を作っているシーンがあるなんて、なんだかときめくな…!

今年出会えてよかったと心から思える映画のひとつ、とインスタで紹介されていて、そのコピーだけでそれは見てみたいとくすぐられました!

教えてくださって、ありがとうございます。

 

毎朝焼き立てのパン、淹れたてのコーヒーが出てくる小さな宿を北海道で経営する夫婦の話。
食事の風景は画面越しに匂いが漂ってきそうなくらい美味しそうで、丸ごと真似してみたいくらい。
穏やかな夫婦の会話さえも、参考にしたくなる映画です。
パンを焼くのが好きな方、自然豊かな場所に暮らしてみたい方はぜひ。
(2歳差姉妹を子育て中のワーママ)

北海道に引っ越したばかりの頃に見ました〜!

洞爺湖が舞台の、とっても美しい映画ですよね。

ご夫婦の会話や、ご近所の方との関係など、暮らしに優しい刺激をくれますよね…!

久々に見たくなりました!

洞爺湖での朝カヌーとか最高だったなぁ。

 

インテリアやファッションのインスピレーションになる映画

フィンランドで長く愛されている児童文学「オンネリとアンネリ」の実写化シリーズです。
2人の女の子は、ある日バラの木夫人からもらった小さな可愛いおうちで暮らし始め、そこで町の住民たちと様々な物語を展開していきます。
主人公2人のファッションやインテリア、何気ない日々の生活の楽しみ方は、日本にはあまりない色使いやアイデア満載、どこを切り取ってもわくわくします。
特にシリーズ2作目の「オンネリとアンネリのふゆ」では、クリスマスシーズンのフィンランドを楽しめるので、これからの季節にぴったり。
秋冬のインテリアやおしゃれの参考にするのもいいかもしれません。
日々の暮らしに新しいわくわくを取り入れたい方、お子さんがいる方にぜひ見ていただきたいです。
(海沿いにサンテラスがある家を作りたい会社員)

オンネリとアンネリ…!

幼少期にタイムスリップできる描写で、すべてが未知の世界だったワクワクを思い出せますよね。

色合いもとっても可愛くて、それだけでインテリアのテーマの参考になりそう…!

 

アメリカ式の間取りへの憧れとともに、自分の住み慣れた部屋や街への見つめ方が変わる映画です。
カフェでコーヒーをテイクアウトしてアパートに入っていくシーン、街でみんなと挨拶しながら歩くシーン…好きなシーンをあげたらキリがないです。
ニューヨークのキレイな街並みが好きな人、古いおうちや今のお部屋に長く住んでいる人、家庭菜園が好きな人(屋上の家庭菜園のシーンが最高なんです!)におすすめです。
(介護士/田舎暮らし/週末農家)

いいですねぇえ!

ニューヨークはやっぱり永遠の憧れ。

街が舞台になっている映画はたくさんあるけど、それがリアルな生活に近いほどときめいてしまいます。

そろそろ秋冬の部屋に変えていくにあたって、夫と一緒に見てみます!

 

モノに囲まれる生活をしていたフィンランド人の若者が、失恋をきっかけに、「人生で大切なもの」を見つけるため、自分の持ち物をすべてをリセットし倉庫に格納。
倉庫から持ち出すのは1日に1個、1年間継続、1年間何も買わないという4つのルールの中で生活したドキュメンタリーです。
クスッと笑えるシーンもありながら、人生と”モノ”の関係を考えさせられる場面も。
家にいる時間が長くなり、必然的に自分の今後の人生や人生における価値観、物が溢れ過ぎた現代社会に思うことがある人もいるのでは?と思うので選びました。
(夫婦共働き/サスティナブルライフテラー)

すごい…!

極端な方法で自分の持ち物を見つめ直すんですね。

自分じゃなかなかできないけど疑似体験することで色々考えられそう。

秋冬に見たくなる映画ってやっぱり北欧のものが多い気もしますね。今年は特に!近々見てみます!

 

自分以外はビートルズを知らない状態になった青年の姿を描くコメディー。
晴天のロサンゼルスに降り立つシーンで流れるHere comes the sunや、主人公ジャックの心の叫びのようなHelp!など、ビートルズの名曲とリンクするシーンが印象的で、自分も日常のあらゆるシーンでビートルズを流したくなります。
(会社員/神戸勉強中)

すごい設定!

ドラえもんの道具を使ったのび太くんのようですね。

音楽と一体化した映画は、大人になるにつれて心地が良いと感じるようになりました。

見てみたいなぁ。

 

来年、長編映画化も予定されている「北欧、暮らしの道具店」のオリジナル短編作品。
ちょっぴり複雑な関係を持つ青葉家の日常が描かれています。
暮らしのヒントや雑貨を多く扱われているブランドだからこその見せ方や、レシピの数々。
そして、ドラマとしても、ストーリーがとても面白いです。
(田舎暮らしのはりきりやさん)

長編映画化まで予定されているのですね…!

映り込むグリーンや器も、すべてに一体感がありますね。

さすが。

この機会に見てみます!

 

こんな生き方、暮らし方がしたい!と思える映画

孫娘がおばあちゃんと過ごした日々と、成長を描くお話です。
どんな時でも、彼女を信じ、丸ごと愛してくれる温かいおばあちゃん。
なんでも自分で決める事・丁寧に慈しみながら生活をする事 など、とても優しく温かい気持ちにさせてくれる映画です。
とにかく自然が美しく、お庭もおうちも、おばあちゃんのファッションやごはんも、どれも本当に素敵です。
大切に日々を暮らそう、大好きな人にちゃんと大好きって気持ちを伝えようと、改めて再確認させてくれて、いつ観ても何度観ても、気づきがあります。
ハーブや自然、手作りの生活が好きな方には特におすすめです。
(職業お母ちゃん/すごくおてんば)

おばあちゃんとのお話は本当に心が温かくなりますよね…。

祖母の庭でたくさんのことを教えてもらったなぁ。

また会いたいなぁ。

初めて見た時は完全に孫気分でしたが、自分は将来そんなふうに自然のことを色々教えられるかな、という、すでにおばあちゃん気分にもなりつつあります。

 

バス運転手のパターソンが過ごす7日間の日常を描いている作品です。
朝起きると妻にキスをしてからバスを走らせ、帰宅後には愛犬と散歩へ行ってバーで1杯だけビールを飲む、そんな彼が過ごす7日間は、単調なように見えてユーモアと優しさに溢れていて、見ているうちにいつもの暮らしが愛おしく感じます。
パターソンと妻が暮らす、贅沢ではなくともお気に入りに囲まれた空間も素敵で見どころがあります。
日常を大切にしたい人、ささやかな幸せを感じたい人におすすめです。
(副業かけもち会社員/週末フォトグラファー)

7日間って、要は1週間ですが、これをどう過ごすか、どう捉えるかは意外と人生そのものですよね…。

この前、新聞に寄稿された男性からの記事で、亡くなられた奥さんが書かれた詩を見たのですが、「妻が願った最期の七日間」(すでに本にもなっているようです!)というタイトルで、1日ごとに何をしたいかがとても具体的に書かれていて、地味だけどとても大切なことばかりが詰まっいて、自分が過ごしている1日の尊さを実感しました。

本作も見てみます!

 

実在する夫婦を描いた映画で、山奥の家で夫婦2人仲良く暮らしてる様子が描かれています。
すぐに買えてしまうものも、なんでも手作り。
そうすることで愛着が湧き、長く持つことの素敵さを教えてくれます。
丁寧な暮しに憧れる人におすすめです。
(夫とアクティブ2人暮らし)

えぇすごい!実在するご夫婦なのですね。

本作のHPを拝見して「むかし、ある建築家が言いました。家は、暮らしの宝石箱でなくてはいけない。」という言葉が響きました。

家にちゃんと自分の宝石を詰め込まないで、何を求めるんだろうって感じですよね。

毎日過ごす場所、ちゃんと整えたいとあらためて思ったし、見てみます!

 

仕事もなんてことない毎日も、恋愛だって娯楽…!
ふぅ、歳をとってもこんな素敵な生活がしたいなぁとわくわくする映画です。
歳を重ねて、好きでこだわりのあるものに囲まれた豊かさと自由。
好きな仕事をゆったりとして、友達との楽しい時間に、家族への愛情もたっぷり。
花を飾り、なんてことない毎日を楽しむ。
NEXTWEEKENDの世界観が好きな方なら、きっとすごく好きな映画になるのではと思います。
わたしは観るたび、クロワッサンとワインを楽しみたくなります…。
(フードペアリング大好き1歳ママ)

実はまだ見れてないんです…!

「プラダを着た悪魔」の直後に、あの編集長が急にパン屋さんになる話を見れるかなとか思って時間を置いていたら忘れていました!

見なくちゃ!クロワッサンとワイン!

今髪の毛お団子とかにして、そういう感じの世界に浸りたい気分でいっぱいです。

いいないいな。

 

80代の孤独な老人が「最高の訃報記事」ができるよう、愛され、尊敬される人物になれるよう、若手新聞記者と奮闘する物語。
出会いはお互い最悪だったはずなのに、気づけば年の離れた友情が芽生えていきます。
いくつになっても果敢に新しいことにチャレンジする姿に心奪われ、こんなふうに歳を重ねたい!こんな風に生きたい!と思える映画。
歳の差の友情物語が好きな方、歳を重ねることが憂鬱な方、新しいことにチャレンジしたい方におすすめです。
(映画が大好きな会社員)

素敵な設定ですね…!

私の母は本当の年の離れた友人がたくさんいて、久々に実家に帰ると私と同世代からそれより若い方まで楽しそうに一緒に何かを作っていたりするのですが、自分ははたしてそんな風に年をとれるのだろうか、と思うと、それには相手を尊敬する気持ち、自分をちゃんと楽しむことなど色々な要素が必要だよなーなんて今から思っていたりします。

そんな作品も見てみたいな。

ありがとうございます!

 

これから秋を迎える気持ちにぴったりな映画がたくさん集まりました。

全部見たいな。

生活習慣を変えて、週に1度とかじゃなくて毎日映画の時間が作れたらいいなぁ。

そんな風に思わせてくれる宝物リストでした!

Weekender編集部のみなさん、ありがとうございました。

9月は、ぜひ #小まめアウトプット のハッシュタグで、読者のみなさんのおすすめ映画も教えていただけたら嬉しいです。

引き続き良い1ヶ月を。


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