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毎日頑張る家族や自分のための手作りお弁当は、元気をチャージできるメニューを選びたいもの。

コラム「お母さんのお弁当手帖」では、家族のために毎日お弁当を作っている料理家のお母さんに、お弁当作りのレシピやコツを教えてもらいます。

なんだか一気に春めいてきた今日この頃。

お弁当を持ってどこかに出かけたい、そんな気分になる季節ですね。

行楽のお弁当といえば欠かせないのが、いなりずし。

いつものいなりずしをオープンにすると、食べる時はもちろん、作る時も楽しくなっちゃいます。

今回は、常備菜と身近な食材を乗せていくだけの「オープンいなり」をご紹介します。

 

オープンいなり弁当

作りやすい分量

・油揚げ…5枚
・煮汁…出汁1カップ、醤油大さじ3、砂糖大さじ3

 

作り方

1. 油揚げは菜箸などで軽く転がし(こうすると開きやすくなります。)
半分に切り、開いて袋状にする。

2. 鍋に湯を沸かし、【1】を入れ、落とし蓋をして5分ほど油抜きする。
(しっかりと油抜きすることで、後で味がしみやすくなります。)

3. 煮汁を煮立て、油抜きした油揚げを並べ、落とし蓋をして10分ほど中火と弱火の中間で煮たら
火を止め、そのまま冷ます。


4. 酢飯適量を軽く握ってから油揚げに詰め、端を中に折り込む。

 

盛り付けと、お弁当箱への詰め方


▲gif画像を使用しています。

それでは、お弁当箱に詰めていきましょう。

オープンいなりのトッピングは、炒り卵、鶏そぼろ、しらす、梅干し、ひじき煮(おまけレシピ参照)、枝豆、にんじんの飾り切り、菜の花のおひたしを用意しました。

家にある常備菜や食材でもちろんOK。

彩りを考えながら、自由に組み合わせて飾ってみましょう。

おかずは鶏の唐揚げと、きゅうりとラディッシュの浅漬けです。

お好みで色々なオープンいなりを楽しく作ってみてくださいね。

 

おまけレシピ:カンタンひじき煮

出汁パックの袋を破いて中身だけ使えば、出汁を取らなくても簡単にひじき煮が作れます。

作りやすい分量

・乾燥ひじき…15g
・にんじん(中)…1/2本
・油揚げ…1枚
・出汁パック…1袋
・水…100cc
・醤油、砂糖…各大さじ1

1. ひじきは水で戻し水気を切っておく。
にんじんは3cmくらいの細切りに。
油揚げもさっと熱湯をかけてから細かく切る。

2. 鍋に油少々を引いて熱し、【1】をさっと炒めたら、出汁パックの中身、水、醤油、砂糖を入れて落とし蓋をして10分程度煮汁がなくなるまで煮たら完成。

 

華やかで少し難しそうに見えるオープンいなりですが、詰めるだけなので盛り付けも実は簡単。

ぜひこの春作ってみてくださいね♩

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